山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

仁川(手指や腕が脆弱化)

2016年07月09日 | 岩登り
2016年5月15日(日) 
『山の会』
<仁川>
■参加者:梅安さん、最くん、聖子さん、ゆうさん
<手指や腕が脆弱化>
ムーンライトから見上げる新緑に包まれた狭い空には絹雲が棚引く。新緑の渓谷中を、クロアゲハやキチョウやコミスジが心地好く飛翔し、初夏の候を満喫している様子であった。また仁川渓谷入り口辺りでは、子供達が水遊びに興じていた。
ムーンライトにやって来たときには先行パーティー(6~7人)が居た為、我々は空いている「右端のルート」を最くんがリードしトップロープをセットし、先ずは梅安さんと聖子さんが楽しんだ。その間に今度は左端の「ハングルート」をやはり最くんがリードしトップロープをセットしてくれて僕も攀じった。その後、先行パーティーが三段岩へと移動したので、中央の俗に言う「ヘソルート」や、その左側の「ちょっとしたレイバックルート」、またその左の「ピンの乏しいルート」を、やはり最くんがリードしトップロープをセットしてくれて全員が楽しませてもらう。ムーンライトで岩登りを楽しむとき僕は我が手指の異変にまだ気付いていなかった。
我々が三段岩へと移動すると、先行パーティーが「右ルート」を占領して居た為、左側の「リッジルート」を最くんが登り、最初のテラスにある二つの支点を利用してトップロープをセットして下降する。そのときビレイしていた僕の左手指に酷い痙攣が生じ、上手くビレイできなくなってしまったのだ。その後も何度も両手指が、挙句は左腕までが酷い痙攣に襲われる始末で、最くんから頂戴した「シャクヤクカンゾウトウ」を服用したお蔭か、15時頃には「三段岩」を離れ帰路に着いたのだが、それ以降我が手指が痙攣することは無かった。
今年の初めより、出掛けられる環境にあり、山の会の例会が無いときには独りで生駒山系縦走を行なうのが僕の日曜日の過ごし方であり、その度に我が脚力の無さを痛感していたのだが、今日は手指や腕までが同じ状態に陥った。昨年の11月1日(蓬莱峡)以来の半年振りのクライミングであったのだが、これ程までに我が手指や腕が脆弱化しているとは思いも寄らなかった。

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