山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

生駒山縦走路・私市駅~むろいけ園地~生駒山頂~枚岡駅(偶然の出会い)

2018年01月27日 | 山野歩
あべのハルカス(生駒山頂遊園地より)
2017年01月14日(日)
『生駒山縦走路』
<私市駅~むろいけ園地~生駒山頂~枚岡駅>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]7:32→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→8:17[ピトンの小屋]→(さえずりの路)→(つつじの小路)→8:44[展望デッキ]→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →9:31[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]9:54→10:12[ビオトープ田原の里山・車止め]→10:35[堂尾池(小休止)]10:50→11:11[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→12:09[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→12:34[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→[龍王神・祠]→13:20[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→[くさか園地バイオトイレ]→13:50[辻子谷ハイキングコース北出合(小休止)]14:00→14:30.[生駒山頂(遊園地内)]14:44→15:25[暗峠]→14:48「なるかわ園地ゲート」→15:44[鳴川休憩所(小休止)]16:02→(神津嶽ハイキングコース)→[枚岡展望台]→17:36[枚岡駅]
<偶然の出会い>
朝、磐船街道入口に設置してある交通情報掲示板にマイナス3℃とあり、15時半頃に通った、暗峠下方に設置してあるそれにはプラス1℃とあった。
ヤッケも含めて上着を終始5枚着ていて1枚たりとも脱ぐことはなかった。
山中は冷気に包まれていたのだろうが、休憩時間を惜しみ、長い時間じっとしていなかったからだろうか、冷気をあまり感じることはなかった。
しかし身体が冷え切ってしまったのは間違いのない事実で、帰宅してからの我が身体にそれが現れた。
机前に坐りやりたいことをし始めると、先ずは左手指が攣り始めたのだ。
人差指と中指が痙攣し至極痛むので、洗面所に行きお湯中に左手を暫くの間浸けていると何とか治まった。
次はお風呂だ。ホンの少し温めかなと思いつつ湯船に浸かっていると、両脚の大腿部が攣り始めたのだ。
立ち上がり痛みに耐えながら、浴槽に75℃のお湯を入れつつ、痙攣が治まるまで暫くの間、脚に熱いお湯をかけ続けると、これも幸い治まってくれ安堵する。
私市駅を早い時刻にスタートしたので、当初は予定通り高安山まで行くことが出来るに違いないと思っていたが、暗峠に着いたときに諦める。
時刻と体調を考えたとき、無理は出来ないと考えた。
産業廃棄物処理場&農地辺りを進むときに、既に右脚が攣り始めていたし、
暗峠の手前からは、脚に負担を掛けないようにとトレッキングポールを使い始め、終始我がペースでゆっくりと歩かねばならなかったからだ。
この季節ゆえ花も無ければ昆虫もいない。特段印象に残るものもない蕭然たる景観を眺めつつ懸命に歩くだけの山行であった。
記憶に残っているのは、展望デッキ(ほしだ園地)から愛宕山が微かに見えたことぐらいだろうか。
枚岡神社に初めてお参りをし、家族の安全と健康を祈願する。
今日もっとも驚いたことは、昨年春から夏に掛けてダイヤモンドトレールや南葛城、和泉葛城を歩く切っ掛けを作ってくれた人に偶然出会ったことだ。
あのときもそうだったが、夕刻に枚岡駅へと下るとき、下方から登って来られる独りの男性がいた。
すれ違うときに挨拶を交わしたのだが、その方の風貌に記憶があった。
振り返り「いつの日にか、ダイトレの話をした方ではありませんか?」と声を掛けると、やはりそうで、昨年の早春に言葉を交わした方であった。
話を続けるなかで更に驚いたことは、僕と同姓であったことだ。同姓だが記する漢字は違っていたが。
彼はこの時刻から、夕景を見るために枚岡展望台まで行かれるようだ。
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ウルップソウ(花冠は青紫色)

2018年01月22日 | 植物
2018年01月07日(日)
『ウルップソウ』
<花冠は青紫色>
2013年7月14日、八ヶ岳・小同心クラック登攀後、大同心ルンゼを下るときに[ウルップソウ]に出合う。
茎の先に小さな花を密生させていた。花冠は青紫色で花の先端は唇形だ。
出合ったときには、花茎下部が茶褐色になっていたゆえ、最盛期から少し日数が経つのかも知れない。
「平凡社・日本の野生植物」に「名ははじめ千島のウルップ島で採集されたのでいう」との記載があった。
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テングチョウ(生ける化石)

2018年01月20日 | 昆虫
2018年01月06日(土)
『テングチョウ』
<生ける化石>
この[テングチョウ]の写真は2010年04月03日に“私市駅~黒添池・往復”を走ったときのものだ。
我が三兄弟が2年間ほど蝶採集に夢中になった50数年前のこと、
一頭の[テングチョウ]を三男が捕獲したことがある。
我々が持っていた蝶類図鑑で調べたところ、
「生ける化石」という記載があり歓喜の声を上げたのを覚えている。
珍しい蝶だと長年思っていたのだが、
10数年ほど前にあることが切っ掛けで、
けっして珍しい蝶ではないことが分かりガッカリしたのを覚えている。
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ハクサンイチゲ(キンポウゲ科)

2018年01月17日 | 植物
2018年01月04日(木)
『ハクサンイチゲ』
<キンポウゲ科>
2013年7月14日(日)、八ヶ岳・大同心直下幕営地を朝4時半に離れ、5時前には[小同心クラック取付き]に到着していた。
その取付き地点足元に[ハクサンイチゲ]が咲いていた。
「花弁は無く、花弁状の白色萼片が5~7枚ある」との記載が書籍にあったのだが、
さすれば、僕が花弁だと思っている白い花は、花弁ではなく花を保護する萼なのだ。
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ホラシノブ(シダ植物)

2018年01月15日 | 植物
2018年01月03日(水)
『ホラシノブ』
<シダ植物>
昨日、ほしだ園地・ピトンの小屋の上手で教えてらった“ホラシノブ”と“リョウメンシダ”について調べてみようと、
[平凡社・日本の野生植物]を開くが、シダ植物が記載されていない。
シダは植物ではないのだろうかと思ったりもしたが、そんな筈はないだろう。
先日ひょんなことで、[平凡社・日本の野生植物]が増巻され、
僕が購入した当時は三巻だったのだが、現在二巻ほど増えていたように思う。
さて、増えた部分にシダ植物が記載されているのだろうか。
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生駒山縦走路・私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~四条畷駅(注意力の無さを露呈)

2018年01月11日 | 山野歩
ほしだ園地・展望デッキより

2018年01月02日(火)
『生駒山縦走路』
<私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~四条畷駅>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]11:06→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→11:56[ピトンの小屋]12:08→(さえずりの路)→(つつじの小路)→12:34[展望デッキ]12:52→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →13:36[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]14:05→[ビオトープ田原の里山(車止め)]→14:44[堂尾池]15:08→15:26[むろいけ園地入口]→(湿生花園) →(森の工作館)→[むろいけ園地出口]15:55→(蟹ケ坂ハイキングコース)→17:05[JR・四条畷駅]
<注意力の無さを露呈>
今年の僕の初山野歩は生駒山系縦走路、それも“むろいけ園地”から四条畷駅へと下山するという、
地図も磁石も必要としない道、過去に何度も走ったり歩いたりした道だった。
それはスタートが遅くなったことに理由があるのだが、今の僕には丁度よかったのかも知れない。それは注意力の無さを露呈したからだ。
飯盛霊園に到着したときに、衣服を脱ごうとザックを地面に置くや否や、ザックのトップリッドから財布やヘッドランプが飛び出し地面上に転がった。
ジッパーの閉め忘れが原因なのだが、財布を仕舞ったときに閉め忘れたのだろか、
さすれば、ジッパーが開いたままでかなりの距離を歩いたことになるのだが、途中でよく落とさなかったものだ。
堂尾池を離れるときに、寒気を感じセーターなど全ての衣類を身につけたのだが、そのときに手袋が無いことに気付く。
ヤッケのポケットやザック中、腰掛けの周辺を確認するが見当たらない。何処に置き忘れたのだろうかと考えたが分からない。
情けない気持でいっぱいになったが、けっして年齢の所為にしてはならないとも思った。
ピトンの小屋前におられた職員さんが笑顔で仰った。
「何があるか分からへんから、交替勤務です」「今朝は40~50人くらいの人が来られました」「楽しんでください」と。
それより少しばかり上手、星のブランコへの分岐点に差し掛かかったときに、シダの葉を指差しながら話す男女二人の姿があった。
女性が年配の男性に何かを教えているという様子だったので、「厚かましいですが僕にも教えて戴けませんか」と申し上げると、快く教えてくださった。
「このシダは“ホラシノブ”、このように粒々があるのがホラシノブで、無いのが“リョウメンシダ”です」と。
“さえずりの路”から“つつじの小路”へと進む道すがら、其処彼処に存在するシダの葉を見て歩いたが、
教えて戴いた“ホラシノブ”や“リョウメンシダ”の如き形状のシダの葉は見当たらなかった。

堂尾池
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名称が分からない鳥(くろんど園地)

2018年01月08日 | 生き物
2018年01月01日(月)
『名称が分からない鳥』
<くろんど園地>
「歩いてきたら」という上さんの言葉に背中を押されてやって来た“くろんど園地”は、
滑落事故以降初めての三ヶ月振りの山野歩行となった。
「その“すいれん池”で僕を待っていてくれたのは鯉と鳥で、
水量が減ってしまい、まだ僅かに水嵩がある西端の凍えそうな水中を泳ぐ紅と黒の鯉の姿を写真機に収め、
帰ろうと歩き始めたそのときに、茂みの裏側の浅瀬を、
小魚を狙うかの如く抜き足差し脚忍び足で前進する、
脚と嘴が長い大形の淡い水色の色彩の鳥の姿があった。
さてこの鳥は何という名称の鳥なのだろうか、知りたいものだ。」と僕は当時の山日記に記している。
2013年12月23日の15時半頃、くろんど園地のすいれん池で撮ったこの写真の鳥の名称は分からない儘になっていた。
ここのところ時間を見つけて過去の写真を整理する中で、
その鳥の名称を改めて知りたくなったのだが、鳥に興味が無い僕の本棚には鳥類図鑑なるものが無い。
パソコンで調べてみたがやはり分からない。もし知っている方がおられたなら教えてくださいとお願いするしかないようだ。
ところで、名称が分からないこの鳥の写真は、僕が撮った唯一無二の鳥にかかわる写真なのかも知れない。
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ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第5番ニ短調作品47・第四楽章」(テレビドラマ・部長刑事のテーマ曲?)

2018年01月06日 | 音楽
2017年12月27日(水)
『ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第5番ニ短調作品47・第四楽章」
<テレビドラマ・部長刑事のテーマ曲?>
25日朝食時、ディミトリ・ショスタコーヴィチ作曲「交響曲 第5番 ニ短調 作品47」を聴くとき、
上さんはこの旋律を覚えていないという様子ではあったが、
僕が「作曲者はディミトリ・ショスタ…」と言い始めると、
「ショスタコーヴィチやね、知っている!」と言う。
ベートーベンやモーツアルトなど有名な作曲家名なら兎も角、
作曲家としてショスタコーヴィチなる人物の存在を知っていたということだけでも、
僕からすれば「よく知っているよな」と感心するばかりであった。
以前に少なくとも一度このCDを聴く機会があったはずなのだが、
僅かに一度ゆえ、作曲者名も旋律も覚えている筈はないし、僕も当然のことながら記憶にない。
ところが、上さんが出掛けて留守にしたその日の昼食時、
独りで「交響曲 第5番 ニ短調 作品47」を聴くときに、第四楽章が流れ始めたそのときに、
以前に上さん共々この旋律を聴いていたときに、「部長刑事の曲や」と彼女が言ったのを思い出した。
「部長刑事」というのは、僕達が子供の頃にテレビでやっていた大阪府警の刑事を描いたテレビドラマなのだが、
もっとも「大阪府警」と言ったのは上さんで、
僕には「大阪府警」という記憶すら無く、
彼女も僕も如何なる役者さんが出演されていたのかも覚えていないなかで、
何十年もの昔に放送されていたテレビドラマのテーマ曲を覚えているのが不思議であった。
さて、テレビドラマ「部長刑事」のテーマ曲は、
ショスタコーヴィチ作曲「交響曲 第5番 ニ短調 作品47・第四楽章」で当たっているのだろうか。
コメント (1)
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生駒山系縦走路・私市駅~くろんど池~交野山~津田駅(カタクリが咲く来春にやって来よう)

2018年01月04日 | 山野歩
交野山頂

2017年12月24日(日)
『生駒山系縦走路』
<私市駅~くろんど池~交野山~津田駅>
[コースタイム]
[京阪電鉄・私市駅]10:30→10:53[月ノ輪滝]→11:16[すいれん池]11:27→11:46[くろんど池]11:59→12:30[八ツ橋]→12:45[くろんど園地ゲート]→13:38[交野山]13:58→14:15[白旗池]14:30→14:53[国見山]14:58→15:28[第二京阪]→15:47[JR津田駅]
<カタクリが咲く来春にやって来よう>
今日は僕が自由に使える確率が高い日曜日なのだが、昨日体調が芳しくなかったことに加え、
日曜日は降雨だと思っていたゆえ、今日は山野に出掛ける計画はなかった。
ところが今朝は、絹層雲と絹雲が拡がるが予想外の好天で、
しかも降り始めるのが夕刻らしいということが分かり、僕にとっては庭の様な山域にやって来た。
山裾の伐採や雑草等の草刈りをしてくださったのだろう、道は広くなり歩き易くなっていた。
もともと、しっかりとしたハイキングコースゆえ、広い道が殆どなのだが、
その道を、一昔くらいまでなら走っていた道を、けっして迷うことのない道を久し振りに歩いた。
年の暮れということもあり人は少なく、人に出会うのは時折で、
交野山へと上ってきた若い一家族以外にはさすがに子供達の姿を見ることはなかった。
交野山頂のベンチで一休みするときに、
トレイルランに興じる汗をびっしょり掻いた一人の若い男性が駆け上がって来たときには、羨望の眼でその姿に見入ってしまう。
森中には以前とは違った景観があり、人の手が入っているのが分かった。
その中でも明確に分かったのは、八ツ橋の並びに、従前なかった[カタクリの森]という縦札が立っていたことだ。
植栽してくださったのだろう、機会を作って、カタクリが咲く来春にやって来ようと思う。
今日山中で出合った花はサザンカのみであった。
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