山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山(ドクダミの思い出)

2015年12月21日 | 山野歩
2015年11月29日(日) 
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]9:50→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→10:27[ピトンの小屋]10:40→10:56[星のブランコ]→11:11[やまびこ広場]11:20→(まつかぜの路) →11:50[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内(昼食)]12:47→[戎バス亭]→13:03[ビオトープ田原の里山・車止め]→13:19[堂尾池]→13:40[むろいけ園地入口]→(湿生花園) →14:15[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場)14:36→(カントリークラブ横)→15:30[辻子谷ハイキングコース北出合]15:35→[興法寺(鷲(しゅう)山(せん)寺]→16:23[近鉄・石切駅]
◆所要時間:6時間33分
<ドクダミの思い出>
昨晩上さんに、「速乾性のTシャツ1枚で歩く心算だ」と言ったとき、「それは無理、きっと寒い」との回答があり、その言葉に従い、冬山用のシャツとパッチを身につけたのだが、それが正解であった。シャツの上に一枚上着を羽織るという衣装で歩き、休憩時にはその上にもう一枚羽織った。もし寒かったら辛いに違いないと考え、ザック中にヤッケとセーターを忍ばせていたがそれらを使用することはなかった。8時過ぎの我が家南向き窓際にある温度計は「13.3度」を示し、僕が確認した中で、今秋に入ってもっとも低い気温であった。午後生駒山から見る西の空は高層雲に包まれ、太陽が雲の向こうで鈍く光を放つという寒空であったが、けっして寒くはなかった。
今日は歩荷ではなく、ザックを軽量化して速歩を心掛けたのだが、それを完遂することができなかった。「産業廃棄物処理場」を過ぎ少し上りにかかったときに、左足首の筋肉に痙攣が生じた。それ以降は、足の調子をみながらのゆっくり歩行となった。
堂尾池畔を行くとき、夫婦らしき御二人が道端で根っこらしき何かを掘り出しておられる。「何を採っておられるのですか」と問うとドクダミとのこと、「煎じるんですか」と尋ねると、「食べるんです」との返事があった。ドクダミの根を如何に料理するのだろうか。「きっと身体に良いに違いない」と思ったが、花と葉が無ければ僕にはどれがドクダミの根っこなのかが判らないに違いない。またそのとき、ドクダミと聞いて僕の脳裏に蘇ったのは、僕が子供の頃、僕の身体にできた出来物を、祖母がドクダミを使用して吸い出してくれた景色であった。
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くろんど園地(草原広場)

2015年12月13日 | 山野逍遥
2015年11月22日(日) 
『山野逍遥』
<くろんど園地>
[私市駅]11:00→11:30[月ノ輪滝]→12:00[すいれん池]→12:10[草原広場]15:15→[すいれん池]→[月ノ輪滝]→16:24[私市駅]
◆所要時間:5時間24分
<草原広場>
「すいれん池」にやって来たとき、鎖の階段を登りその上部にある「櫓」で昼食にするのが常であったが、J太郎が何ゆえか「反対から行きたい」と言うので、その言葉に従い管理道を上った。分岐点に着いたとき、僕の主導で「櫓」へは行かず「草原広場」へと向かった。
それは、いつもの狭くて視界が利かない「櫓」よりも、草が生い茂った広場や、砦などのアスレチックが設置された広い空間は、成長している二人にとって楽しめしっかりと身体を動かせるに違いないと考えたからだ。「草原広場」には、J太郎は二年ほど前に一度来たことがあるのだが、当時3歳であったJ太郎には、設置されている遊具(砦アスレチックと迷路、ターザンロープ、段違い平均台)に対応できないという現実があった。ところが、保育園年長組へと成長した現在、彼はそれらの遊具を思う存分使いこなした。しかし「草原広場」に初めてやって来た三歳のK子にはまだまだ荷が重いという感はあったが、「ジョー、最初から」と言って、「砦アスレチックと迷路」へと二度も向かった。
僕達は、砦の最上部の板の間に銀マットを広げ昼食にし、砦を中心に三時間ほど遊んだ。秋の行楽シーズンという関係だろうか、これほど人の多い「草原広場」を嘗て見たことがない。その殆どが家族連れだ。それも幼児から小学生くらいの子供を連れた若い御夫婦ばかりであった。「草原広場」は子供にとって絶好の遊び場と化していた。僕は三時間の殆どを砦の上部の板の間で坐って過ごし、砦や広場を駆ける若いお父さんや子供達の姿を羨望の眼で見ていた。
K子は僕の娘に用意してもらっていた容器に、紅葉(黄葉)した楓や銀杏などの葉っぱやドングリ、そして木の実をいっぱい持ち帰った。
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岩湧山(ダイヤモンドトレイル)

2015年12月03日 | 山野歩
2015年11月8日(日) 
『T山の会』
<岩湧山>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、最くん、ミキさん、聖子さん、ゆうさん
[所要時間]4時間40分
[滝畑登山口]10:40→12:15[岩湧山]12:45→13:45[根古峰]→[三合目]→14:20[砥石谷林道分岐]→[車道]→15:20[南海電鉄・天見駅]
<ダイヤモンドトレイル>
三昔前頃、府岳連主催の大会で安部ちゃんと歩いて以来のダイヤモンドトレイル歩行であった。「滝畑ダムバス亭」でバスを降りるや否や降り始めた雨は、青空が覗くことはなく一日断続的に降り続き、最初から最後までカッパを着用しなければならなかった。しかし幸いなことに激しく降ることはなかった。僕達の山の会は、降雨予報であっても山行が中止になることはない。
安部ちゃん、最くん、僕、梅安さん、そして最後尾をミキさんと聖子さんという順で終始歩いた。上り道にかかると先行く二人と、僕との距離は瞬く間に拡がった。平坦なところで懸命に歩いて差を詰めるが、階段が続く下り坂でまた距離は拡がった。それは、階段を下りる時、左脚を折り曲げるとかなりの痛みが左脚を襲ったからだ。二週間前に、生駒山系(交野山界隈)歩行のときに痛めた膝の後ろ側(靭帯?)が先週の蓬莱峡に続きやはり痛んだ。
後を歩くミキさんと聖子さんの話声が時折僕の耳に届く。久し振りに例会に参加したミキさんの快活な喋りが、僕の心中に心地好く響いた。苦渋の選択をせざるを得なかったのかも知れないが、ミキさんの環境に好い変化があったのだろうか。もしそうであるならば嬉しく思う。聖子さんとの話の内容までは分からないが、ミキさんの愉楽の声を聞いていると、僕自身の様々な後悔の念も幾分和らぐような気がした。
安部ちゃんは、しっかりとルートを把握している様子で、最後まで道に迷うことはなく、当初計画の紀見峠駅ではなく、計画変更の天見駅に予定時間内に辿り着いた。僕は唯、皆に遅れないように懸命に歩くだけであった。雨に降られると寒くなるに違いないと思い、衣類で僕のザックは膨らんでいた。
ところで、嘗ての府岳連主催のダイヤモンドトレイル歩行は、起点が二上山山麓の太子公園(?)というところで、金剛山、葛城山を踏破して今回のルートに入り、天見駅がゴールであったように記憶する。
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