山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

吉野駅~青根ヶ峰~四寸岩山(奥駈道を歩いてみたい)

2016年09月28日 | 山野歩
2016年8月14日(日) 
『山野歩』
<吉野駅~青根ヶ峰~四寸岩山>
[コースタイム]
[吉野駅]8:00→8:37[金峯山寺]8:51→9:41[水分神社]9:52→10:22[金峯神社]10:30→11:00[青根ヶ峰]→11:58[心見茶屋跡]→13:00[四寸岩山]13:30→17:22[吉野駅]
◆所要時間:9時間22分
<奥駈道を歩いてみたい>
僕が休むことが出来る環境にある9月の連休(二泊三日)を利用して奥駈道を歩いてみたいと思考した。何十年も以前に、「洞川」入山で「前鬼」まで歩いたことがあるのだが、今回は吉野より歩いてみたいと思った。しかしあの頃と比して我が身体力に大きな差異があるので、厳しい起伏が続くであろう奥駈道に我が身体が耐えられるのかを確認しておく必要があるのではないか。地図(昭文社)に記載されているコースタイムと比してどのくらいのタイムで歩くことが出来るのかも確認したい。また道に迷うことなく、吉野の町中を抜けられるのかも確認したいと考えた。
ケーブル乗り場横をすり抜け登って行く。多少躊躇するところもあったりしたが、案内地図掲示板と道標がしっかりとしているので概ね順調に進んだ。吉野の町中で道に迷うことなく「青根ヶ峰」に到着し、「四寸岩山」にも、昭文社のコースタイムに近いタイムで到着するが、帰路、心見茶屋跡への急坂の下りで、両脚の内転筋に腓返りが生じ立っていることが辛い状況に陥った。やはり脚力が大きな課題だろう。また後半に入ると、いつものように足裏と足指がズンズンズンと痛み始めた。連休の山行時には、ザック中に二泊三日の食糧と水、そしてツエルト等が加わりそれなりの重量を担がねばならないゆえ、我が脚腰には更に負担がかかるのだが、耐えられるのだろうか。
僕にとってかなり厳しい上りが続く。時折平坦な処もあるが基本はグイグイと上って行く感じだ。吉野駅の標高が200㍍だから、1235㍍の四寸岩山まで、5時間かけて1000m登った計算になる。また、課題は我が身体力のみならず、水の確保も重要なそれになりそうだ。夕刻、積乱雲に覆われ俄かに暗くなり雷鳴が轟いたが降ることはなかった。兎に角、暑い一日であった。さて予定している一カ月後には如何なる気候が待っているのだろうか。
我が眼に留まった花は、「ベニバナボロギク」と、数ヶ所で群落を形成していた「マツカゼソウ」、そして後にも先にも足下に一輪のみ咲いていた「ヤマジノホトトギス」ぐらいだろうか。
ところで「四寸岩山」の読みだが、昭文社の地図には「よんすん」とあるのだが、地元の方は「しすん」とおっしゃった。何れが正しいのだろうか。
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ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路(足裏や足指がズンズンズンと痛む)

2016年09月22日 | 山野歩
2016年8月7日(日)
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]9:21→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→9:58[ピトンの小屋]10:03→(さえずりの路)→(つつじの小路)→10:25[展望デッキ]10:27→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →11:03[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内(小休止)]11:31→[戎バス亭]→11:48[ビオトープ田原の里山・車止め]→12:07[堂尾池(大休止)]12:43→13:02[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→13:41[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→14:04[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→14:15[龍王神・祠]14:18→14:49[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→14:58[くさか園地バイオトイレ(大休止)]15:30→15:46[辻子谷ハイキングコース北出合]→15:57[辻子谷ハイキングコース南出合]→[あじさい園北口]→16:12[ぬかた園地北分岐]→16:22[ぬかた園地南分岐]→16:33[摂河泉展望ハイキングコース分岐]16:35→17:04[双子塚]→17:18[中展望]→17:33[近鉄・額田駅]
◆所要時間:8時間12分
<足裏や足指がズンズンズンと痛む>
9月の連休、山の会例会(富士登山)は、交通機関や小屋の予約を8月中旬にはしなければならないゆえ、僕が参加するのか否かの結論をもう出さなければならない。今日の生駒山系縦走路歩行は、その結論を見出すための山行であった。「しんどければ登頂しなくてもよいのではないか」と最くんは言ってくれたが、行ったからにはやはり完登したいし、完登しなければ行った意義がない。
4年前の9月にも富士登山を行なっているのだが、そのときは、最も短いルート(富士宮ルート)であったにもかかわらず、「宝永山荘」から登頂まで6時間を要してしまった。今回の富士登山は「御殿場ルート」で、標高差が2300m。登り時間が8時間(標準)を超す。然程起伏が無い生駒山系縦走路を8時間以上かけて歩いているとき、中盤に入ると足裏や足指が痛み始めるのが現状だ。しかも時折こむら返りも生じる。
今日は、従前よりも速く歩くことを目標に私市駅をスタートするがペースが上がらない。ほしだ園地の「さえずりの路」から「つつじの小路」へと続く上り階段で、後方からやって来たハイカーに道を譲らざるを得なかった。飯盛霊園以降は惰性で歩いていたように思う。新しい靴ゆえ、足を柔らかく包んでくれている筈なのだが、後半に入ると、やはり足裏や足指がかなり痛んだ。しかし敢えてポールは使わなかった。
額田駅より電車に乗り座席に坐って一息つくが、坐っているにもかかわらず足裏や足指がズンズンズンと痛む。何でこんなに足指や足裏が痛いのだろうか、外反母趾の所為だろうか、土踏まずに問題があるのだろうかと考え込んでしまった。
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六甲山系・赤子谷(三年振りの沢登り)

2016年09月10日 | 沢登り
2016年7月31日(日) 
『山の会』
<六甲山系・赤子谷>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、最くん、ゆうさん
[コースタイム]
[JR生瀬駅]9:00→10:40[赤子谷]→10:50[赤子滝]→[ゴルジュ]→(東六甲縦走路)→[塩尾寺]→[阪急・宝塚駅]
<三年振りの沢登り>
滑落事故を起こす一ヶ月前の2013年8月の「比良山系・鵜川左俣」以来、三年振りの沢登りであった。「皆に付いて行くことができるだろうか」と心配もしたが、「山の会の皆と山に行きたい」「皆がいてくれるから大丈夫だろう」という思いと、「赤子谷という名称から難度が高い沢ではないだろう」と考え、何とかなるに違いないと思い出席した。
圧巻は二つ、一つ目は7mくらいの「赤子滝」。「登れないことはない」と最くんは言ったが、僕のことを考えたのだろうか無理をせず左岸を巻く。傾斜がかなりあったし、岩が苔むしていて、僕には到底登れそうにない滝であった。二つ目は「ゴルジュ」だ。両岸が切立ったゴルジュが形良く伸び、六甲山系としては珍しく綺麗な水が流れる。また後半、倒木が僅かにあって行く手を遮ぐことがあったが嬉しいことに藪こぎはなかった。僕が難儀をするのではないかと思われる処にやってくると、トップを行く最くんが、二番手を歩く僕に「その木を目標に!」等と、僕がこれから進むべきルートを的確に示してくれた。難儀をしたのは「赤子谷」の遡行ではなく、入谷することにあった。なかなか「赤子谷」を見つけることができず、住宅開発が進んだ生活道路を右往左往することでかなりの時間を費やしてしまった。
ところで、僕の脚力はやはり三人よりもかなり劣る。沢を行くときは僕の歩みに合わせてくれているゆえ、辛うじて付いて行くことができたが、東六甲縦走路に出てからは、前行く二人との距離は拡がるばかりであった。しかし、梅安さんが僕の歩みに合わせてくれ、常に僕の後を歩いてくれた。ありがとう。
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ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走(マラソンの練習の方々が殆ど)

2016年09月03日 | 山野歩
2016年7月24日(日)
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]7:30→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→8:08[ピトンの小屋]8:11→(さえずりの路)→(つつじの小路)→8:30[展望デッキ]8:32→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →9:05[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]9:27→[戎バス亭]→9:43[ビオトープ田原の里山・車止め]→10:02[堂尾池]→10:24[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→11:00[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→11:19[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→11:29[龍王神・祠]→11:24[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→12:08[くさか園地バイオトイレ(大休止)]13:35→13:48[辻子谷ハイキングコース北出合]→13:57[辻子谷ハイキングコース南出合]→[あじさい園北口]→14:11[ぬかた園地北分岐]→14:18[ぬかた園地南分岐]→14:25[摂河泉展望ハイキングコース分岐]→14:35[ぬかた園地ゲート]→14:44[暗峠・下方分岐]→14:48「なるかわ園地ゲート」→14:52[鳴川休憩所(小休止)]15:03→(万葉植物展示園)→15:38[鳴川峠]→16:13[鐘の鳴る展望台]16:16→16:38[十三峠]→16:45[平群分岐]→17:35[高安山駅]
◆所要時間:10時間05分
<マラソンの練習の方々が殆ど>
[くさか園地バイオトイレ]傍に設置されているベンチで昼食にしたのだが、そこに坐っていた時間がなんと1時間27分にも達した。それは、其処を通りかかった人との会話が弾んだからで、其処を離れるとき、18時10分(ケーブルカー最終時刻)までに、高安山に辿り着かないのではないかと危惧するぐらいであった。
僕が声を掛けた60歳と仰った男性に、「僕のようなハイカーよりも、ランナーの方が遥かに多いと思うのですが、貴殿は何が目的でこの縦走路を走っておられるのですか」と問うと、「マラソンの練習です」「マラソンの練習の方々が殆どだと思います」「下界の街中を走るよりも涼しい」「起伏があるので鍛えられる」などと答えられた。
それから暫くして、横のベンチに腰を降ろされた40歳くらいの単独女性ランナーと話す機会があり、暫くマラソンにかかわる話をする。「大阪マラソンに当たった」「何処何処にお風呂屋さんがあって、走った後、そこで汗を流して帰られる人が多い」などと仰った。
そして、暫くしてベンチに腰を降ろされた三人目の方、後になって考えると、この人はランナーなのかハイカーであったのかが判然としないのだが、僕がよくこむら返りに陥るという話をしたからだろうか、飲み物は、僕のように水だけでは駄目で、スポーツ飲料や栄養剤、塩分の必要性について話してくださった。
先週も生駒山縦走路を歩いたのだが、足指の疲労は半端ではなかった。履き古し破れはじめている靴の所為で痛いのかも知れないと考え、購入したばかりのアプローチシューズを履いて来たのだが、足指や足裏の痛みは先週と比してあまり変化がなく、やはり我が足の老化がその原因だろうという結論に至った。しかし今日は脚にこむら返りが生じる気配はなかった。ところで、先週やって来たときには、十三峠以降、僕の背丈以上に雑草が生い茂り、足下が見えなくて前進するのに難儀する処が数ヶ所あったが、僅かに草刈がなされ何とか道が確保されていて安堵する。ほんの少しだが、手が入ったという様子であった。
朝はアブラゼミとクマゼミの蝉時雨が、夕方はアブラゼミとヒグラシへと変化する。もしもニイニイゼミが鳴いていたとしても、耳鳴りがする僕の耳にはけっして届かないだろう。出合った蝶は、スジグロシロチョウ、アゲハチョウ、ツマグロヒョウモン、クロアゲハ、キチョウ、アオスジアゲハ、そしてジャノメチョウだろうか。いつものことだが、ジャノメチョウの類は僕の拙い知識では詳細な名称は分からないのが現実だ。眼に留まった花は、白花のホタルブクロ、ブタナ、ヒメジョオン、マルバハギぐらいだろうか。
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