山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

春日大社・萬葉植物園(萬葉植物園~春日大社~東大寺~春日野園地)

2024年07月11日 | 山野歩
2024年05月19日(日) 
『山野歩』
<春日大社・萬葉植物園>
<萬葉植物園~春日大社~東大寺~春日野園地>
[コースタイム]
◆[近鉄・奈良駅]10:07 → 10:35 [春日大社・萬葉植物園] 12:18 → 12:26 [春日大社]→ 13:36 [南大門] → [東大寺] → [南大門] → 14:30 [春日野園地] 14:45 → 15:10 [近鉄・奈良駅]
◆所要時間:5時間03分
<小雨降る中、歩き続ける>
朝、我が家を出るときに微かな雨粒を感じ、その後、電車に乗っているとき以外は小雨ではあったが、傘を必要とする天候が続いた。
近鉄・奈良駅にある観光案内所で、“奈良公園ウォークマップ”なるものを頂戴して雨降る中を歩き始める。
春日大社萬葉植物園には先月一度来ているので、地図を見ることなくひたすら歩き到着するが、それ以降は地図を必要とする状態が続いた。
奈良公園中を歩いていると、“東大寺⇒”とか“正倉院⇒”などの道標があり、地図がなくても分かり易いのだが、
“春日野園地”という道標は見当たらなかった。
それゆえ、奈良駅の観光案内所で頂戴した地図が無ければ、必ずや行きたいと思っていた春日野園地は、見付けられなかっただろうと思う。
この3月1日のネットに、「ゆったり奈良にぶらり旅。マストで行くべきな“春日野園地”とは」
「東大寺南大門のすぐ隣にある“春日野園地”」
「公園内で一番広い芝生広場で、若草山の緑がきれいに見える場所」などとの記述があり、
萬葉植物園を楽しんだ後には訪れてみようと考えていた。
そんななかで、道標に従い“東大寺”へと向かうときに、大きな建築物の敷居を跨いだのだが、それが“南大門”だとは分からなかった。
それには“大華嚴寺”と書かれていたからだ。
ここにやって来たときには僕の身体はかなり疲れていて、高さがある敷居を跨ぐときには、思わず「よっこらしょ!」と声を出してしまった。
そのまま北方へと歩き、東大寺らしき建物に突き当たる。
右手へ少し進むと、雨が当たらず、腰掛けてお昼にすることができる軒下が見つかった。
その後、反時計回りでぐるっと東大寺を一回りして元の場所に戻り、地図をじっくりと眺め、
先程跨いだ高い敷居がある大きな建物が、南大門に違いないとの結論に至った。
南大門を跨ぎ、左手を眺めると、ネットの記述の如く緑の芝生が広がり、何頭かの鹿を見ることになった。
その奥には、これまた緑輝く若草山と思われる丘が立ち上がっていた。
緑の中に足を踏み入れたのだが、ベンチも無いし、雨が降り続いているので、直ぐに春日野園地を離れ帰路に就く。
ところで、鹿を見ていて、ふと疑問に思ったことを尋ねてみた。
其処彼処で販売している“鹿せんべい”の原料は何だろうかと思い尋ねると「糠と小麦粉」とのこと。
また、鹿は普段何を食べているのだろうかと尋ねると、「その辺の草を食べていますよ」との回答があった。
今日の最大の目的地であった、春日大社萬葉植物園で開花していた花は、順に、
ノイバラ、スイカズラ、カキツバタ、ヤマゴボウ、ムラサキ、マユミ の6点で、初めての花にも出合えた、嬉しい萬葉植物園訪問となった。


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