山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

我が街中(何処となく愉楽を感じるからだ)

2019年07月29日 | 我が街中歩
2019年07月16日(火)
『我が街中歩』
<何処となく愉楽を感じるからだ>
我が家から300㍍ばかり離れた、生垣の周りに様々な植物が並ぶお家で、
今朝真っ先に我が眼に飛び込んで来たのは、真紅のグラジオラスであった。
その後、南前川の右岸でも近所の方が植栽されているのであろう、数輪のグラジオラスが並んでいた。
僕は[グラジオラス]という花名を知ったのは、おそらく子供の頃であったように思う。
今朝は三井団地中で松本さんに、寝屋川沿いではベンチに坐している河野さんに出会う。
また、成田山下辺りで何回か出会っている男性に、寝屋川沿いの道で先日に続いて今朝も出会う。
お名前をお尋ねすると「まつもとです」と仰った。
先月の6月14日に嘗ての我がランニングコースを歩き始めてから、名前を知った三人目の方であった。
これら三人の方には僕の方から積極的に声を掛けたのだ。
出会ったときに単に「おはようございます」と挨拶を交わすだけより、
名前が分かっていて、時には「●●さん、おはようございます」と言える方が、何処となく愉楽を感じるからだ。
ところで今朝、寝屋川沿いで出会った河野さんは煙草を吸っておられた。
「二人の義兄がヘビースモーカー」「二人の義兄は癌を患い、60歳台で逝った」等と河野さんに話した。
河野さんは「あんまり吸わへん」「一日10本ばかりや」「家では吸わない」等と応えた。
今日は時間が無くて10分ぐらいしか打上川治水緑地にはおられないので、もっとも短い散策路を歩き帰路に着く。
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我が街中歩(打上川沿いの道に百日紅が咲く)

2019年07月25日 | 我が街中歩
2019年07月15日(月)
『我が街中歩』
<打上川沿いの道に百日紅が咲く>
今日は時間に余裕があったので、
上観音橋前の府道寝屋川交野線を横切り、
今までのように直ぐには打上川治水緑地に入らず、今まで歩いたことがない打上川沿いの道を歩く。
その道で“百日紅”が紅紫色の花を咲かせていたのだ。
僕が“百日紅”の名前を覚えたのはもう何年も前のこと、山の会で雪彦へ行ったときのことだ。
夢前川上流の幕営地で見掛けたのだが、そのときは名前が分からなかった。
写真機に収め帰宅して植物図鑑を見ることにより、初めて“百日紅”を知ったのを覚えている。
勿論のこと、当時はフイルムカメラだ。
その後打上川治水緑地内を歩き、次に眼に留まったのは石榴の果実で写真機に収める。
今日は“海の日”で祭日ということもあり、
普段よりも打上川治水緑地を歩く人が多かったように思う。
それより暫くして“メタセコイヤ”の並木も撮影し、6時10分頃に緑地を後にする。

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マツヨイグサ(我が街中歩で)

2019年07月22日 | 植物
2019年07月14日(日)
『マツヨイグサ』
<我が街中歩で>
銀行の南側を右折して寝屋川右岸の道をホンの少し進むと、右手に草広場が現れる。
団地や民家が立ち並ぶ中のかなりの面積の空き地に草花が生い茂る。
暫く前より其処には、僕には名前の分からない丸い山吹色のキク科と思われる花がいっぱい咲いているのだが、
9日の5時50分過ぎにはその中に、[マツヨイグサ]が立ち上がり、黄花が二輪咲いているのに気付く。
俳句歳時記の月見草(待宵草)には
「アカバナ科の二年草。北米原産。嘉永年間に渡来し観賞用に栽培されたが、あまり見られなくなった。
直立した茎は高さ60cmほど。
夏の夕方、葉腋に直径3~4センチの白い四弁花を開き、翌朝しぼむと紅変する。
一般に黄色い花を開く待宵草・大待宵草を月見草と呼んでいる」と記されている。
さすれば、僕が見たのは[マツヨイグサ]ではなく、
植物図鑑にある[オオマツヨイグサ]なのだろうか、それとも[メマツヨイグサ]なのだろうか。
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我が街中歩(コブシの赤みを帯びた実)

2019年07月20日 | 我が街中歩
コブシの実

2019年07月13日(土)
『我が街中歩』
<コブシの赤みを帯びた実>
5時過ぎのスタート。
いつもの道を歩き、三井団地内の下り坂で松本さんと挨拶を交わす。
次は河野さん、銀行を右折するや否や河野さんと出会いホンの少しだけ言葉を交わす。
「そこで野菜を売っている」「買うて来た」「もうほとんどないよ」と河野さんは微笑みながら語る。
背中に背負っていたリュックサックを触るとズッシリと重い。
「また!」と言って河野さんは直ぐに東方へと向かう。
それは5時50分頃のことであった。
その後、僕はいつもの如く寝屋川左岸の道を歩き、
左手のイチョウの木の傍らに咲いていた2~3輪の白花のムクゲを写真機に収める。

蕾もあったので、これより最盛期を迎えるのかも知れない。
上観音橋のところの信号を渡り打上川治水緑地に入る。
緑地内で目に留まり写真機に収めたのは、
コブシの赤みを帯びた実とハナゾノツクバネウツギだ。
緑地を至極ゆっくりと一周歩き帰路に着く。
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我が街中歩(その向こうにいるのが青鷺)

2019年07月18日 | 我が街中歩
ユリ科と思われる名前が分からない花

2019年07月09日(火)
『我が街中歩』
<その向こうにいるのが青鷺>
寝屋川沿いの散歩道に入ると、河野さんらしき人が橋上におられた。
川を見ておられたので、僕の方から声を掛け暫時話をする。
昨日もこの辺りで河野さんらしき人が前から来られたのだが、
さて、河野さんなのだろうかと思っている内に、その人は僕の横を通り過ぎてしまったのだ。
そこで今日は僕の方から「河野さんですよね」と声を掛けてみたのだ。
河野さんは寝屋川を見つつ、
「あそこにいるのが白鷺」「その向こうにいるのが青鷺」「横にいるのが…」
「週に何回くらいやって来るのか?」などと僕に話し掛け、
鳥の名称を三~四種くらい教えてくださったのだが、
併しだ、僕は白鷺と青鷺しか覚えていないし、次にそれらの鳥を見ても分からないに違いない。
河野さんとは、この7日に寝屋川沿いのベンチに坐っておられた方だ。
この辺りを散策しておられる方なら、しかも御歳を召された方であれば、
花の名称を御存じかも知れないと思い教えを乞うたのだ。
75歳と仰った河野さんは、5年ほど前に患い、脚がちょっとばかり不自由であった。
鹿児島生まれで18歳の時に大阪にやって来られたという河野さんは、
草花よりも樹木の知識に詳しい人で、
桜やイチョウ、やまもも、寒椿…などについて蘊蓄を語られた。
しかしそれらの事柄を肝心の僕が覚えられない。
今日は、河野さんとはその場で別れ寝屋川左岸の道を歩く。
対岸に白い花が見られるので、途中より右岸へ移る。
それはユリ科と思われる白花であったのだが、我が植物図鑑に記載されていない。
最近は園芸種が多いらしく、この白花も園芸種なのだろうか。
その後、打上川治水緑地に入り外周を歩く。
緑地には赤や白の薔薇が其処彼処に多く見られた。
ハナゾノツクバネウツギも満開を迎えていた。
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我が街中歩・打上川治水緑地中を歩く

2019年07月13日 | 我が街中歩
打上川治水緑地

2019年07月08日(月)
『我が街中歩』
<打上川治水緑地中を歩く>
我が家から300㍍ほどのところの生垣や鉢植えに囲まれているお家の奥様が今朝はおられ、
写真機に残している花の写真の中から、
7月6日に撮影した、すっと立ち上がる淡い青色の花が[アガパンサス]であることを教えて戴く。
その後、寝屋川沿い右岸の道を行くときに赤紫花を写真機に収めるが何という花なのかは分からない。
今日は時間に余裕があったので打上川治水緑地中を歩き、
前回歩かなかった散策路へも進み、綺麗な樹形のクスノキの並木を写真機に収める。
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エンジェルトランペット(我が街中歩)

2019年07月11日 | 植物
2019年07月07日(日)
『エンジェルトランペット』
<我が街中歩>
我が家から300㍍ばかり離れたところの、
お家の周りの生垣前に沢山の鉢植えが並んでいるのだが、
その生垣の最上部より百合のような花が顔を覗かせていた。
その姿を写真機に収めた後、また歩き続けると松本さんに出会う。
僕の小さな写真機に残してある、名前が分からない花の映像を松本さんに見てもらったところ、
撮影したばかりのその大きな白花を「エンジェルトランペットだ」と教えて戴く。
更に、先日から撮影している名前が分からない花の映像については、
「ネットで調べてみたら!」と仰ったが、
ネットでどのようにして調べたらよいのか僕には分からない。
帰宅して、植物図鑑をみても百合の花に似た[エンジェルトランペット]は載っていなかった。
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アジサイ(生駒山中の“あじさい園”)

2019年07月06日 | 植物
2019年07月06日(土)
『アジサイ』
<生駒山中の“あじさい園”>
生駒山の縦走路は何回となく歩いているのだが、
生駒山中にある“あじさい園”には未だ嘗て寄ったことがない。
“あじさい祭り”という名称の催しの案内を見たことがあるようにも思うのだが、
如何なる景観が見られるのだろうか。
この写真の[紫陽花]を撮ったのは、
先月の23日に生駒山中の“辻子谷ハイキングコース北出合” より“南出合”を過ぎて、
生駒山頂遊園地の駐車場に至る道を懸命に登るときだ。
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街中歩(街中の花)

2019年07月04日 | 我が街中歩
2019年07月03日(水)
『街中歩』
<街中の花>
何が切っ掛けだったのだろうかと考えるが分からない。
先月の13日から、嘗て走っていた我がランニングコース(6.3km)を歩き始め、今日が15日目であった。
今朝は、街中歩に初めて写真機を持って出掛けた。
早朝に街中を走っているときや、日没後に歩いていたときには気付かなかったのだが、
ここのところ早朝歩いていると生垣や庭先、道沿いなどに様々な花を見掛ける。
これからはそれらの花々の姿を写真機に収めるのを、街中を歩き続ける為の糧にしようと考えた。
ただ歩くだけでは街中歩は長続きしないのではないかと思ったからだ。
四季折々の花を愉しみながら、
基本的には毎朝歩くわけだから、それぞれの花のもっとも盛んなときの姿を写真機に収めようと考えた。
今朝、一番目に写真機に収めた花は“アメリカン芙蓉”であった。
我が家から300㍍ばかり離れた、僕が早朝歩いている道沿いに位置している、数多の花が咲いている生垣で包まれている家前に、
おそらく僕よりも年配と思われる奥様が丁度おられたので、
花の写真を撮らせて戴きたいのですがよろしいでしょうかとお願いすると、
ちょっと来てくださいと言いつつ案内してくださったのが、“アメリカン芙蓉”という赤くて大きな花の前であった。
ところで、その家の生垣の中で開花していた花の一つに“ノウゼンカズラ”もあったのだが、
それより20分ほど歩いたところに咲いていた朱赤の花の名称が分からない。
花の形は“ノウゼンカズラ”に似ているのだが、花色がより紅く、葉っぱの様子が違うように思われるのだ。
さて何という花なのだろうか。

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生駒山系縦走路・私市駅~生駒山頂~暗峠~高安山(新池展望広場の三毛猫)

2019年07月01日 | 山野歩
2019年06月23日(日)
『生駒山系縦走路』
<私市駅~生駒山頂~暗峠~高安山>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]6:38→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→7:23[ピトンの小屋]7:29→(さえずりの路)→(つつじの小路)→7:55[展望デッキ(小休止)]8:00→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →8:48[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]9:10→ [ビオトープ田原の里山・車止め]→9:46[堂尾池(大休止)]10:20→10:43[むろいけ園地入口]→[湿生花園]→11:00[新池展望広場(小休止)]11:10→11:39[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→12:14[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→12:25[龍王神・祠]→[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→[くさか園地バイオトイレ]→13:18[辻子谷ハイキングコース北出合]→13:54[生駒山頂(遊園地内)(小休止)]→14:51[暗峠]→[大原山]→15:31[鳴川峠]→16:10[鐘の鳴る展望台(小休止)]16:20→16:43[十三峠]→16:50[平群分岐]→[立石越ハイキング道分岐]→17:39[高安山]→17:51[高安山駅]
◆所要時間:11時間13分
<新池展望広場の三毛猫>
五ヶ月振りにやって来た生駒山系縦走路は、
午後になれば雨に降られるのではないかと心配していたが、幸い降ることはなかった。
しかし午後に入って、いつ降り始めてもおかしくない空模様が続いた。
最後の“おおみちハイキング道”より信貴山口駅へと下山する1時間ほどの間に降られるのかも知れないと思い、
高安山駅よりケーブルを利用することにする。
ところで、降り始めたのは我が家が近づいてからで、しかも傘を必要としない降り方であった。
脚が攣ることなく高安山に辿り着くことができるのだろうかと思いつつ私市駅をスタートするが、
今日は最後まで脚が攣ることはなかった。
しかし、足指や脚の大腿部、そして腰部がかなり疲労していたのは間違いがない。
その証拠に、もう其処が暗峠というところで転倒して激しく臀部を打ってしまう。
ちょっとした下り坂なのだが、民家までは至近距離でコンクリート舗装をしてあるところであったゆえ、
けっして転倒するようなところではなかった筈だ。
むろいけ園地内にある新池展望広場はあまり人がやって来ない清閑なところだ。
この広場を見付けて以降、此処で一休みすることにしているのだが、
其処に以前一匹の三毛猫が居るのに気付き、パンを準備してやって来たこともあるのだが、
その時は三毛猫の姿はなかった。
ところが今日はベンチ上に姿があり、僕が入ってゆくとそれより飛び降り去って行こうとする。
振り返り僕の方を見るので手招きすると、ベンチに坐っている僕の方へやって来て、
僕から5㍍くらい離れたところで止まりそれ以上前進しようとしなかった。
其処でパンを一片放り投げてやると食べてくれる。
もう一片投げてやるとやはり食べてくれたのだが、
三回目からは食べようとしなかった。
三毛猫の後方からやって来た三匹の子猫にパンをゆずったのだ。
子猫達が食べるのを唯眺めるだけで、一匹の子猫の毛繕いをしつつ、
それより何片投げようとも子猫達の親と思われる三毛猫は食べることはなく、
子猫達が食べるのを唯見守るだけだった。
その時に我が脳裏に蘇ったのは我が家の三毛猫であった。
それはもう60年以上も昔のことなのだが、
綺麗なその三毛猫はいつしか我が家の倉庫に住みつき、いつの日にか夜になると、
僕が寝ている二階の窓ガラス戸を前足で器用に開けてベランダより入って来るようになった。
なかでも寒い冬の夜などは必ず僕の傍らで寝るようになったのだ。
その三毛猫は何処かの飼い猫だったのかも知れない。
ちゃんと躾けられていたようで、家中で排尿等をすることはまったくなかったからだ。
しかし数年後いつしか居なくなってしまう。当時人に聴いたことがある。
「猫は死ぬとき、人目に晒されないところでひっそりと死ぬものだ」と。
今日、我が眼に留まった春から夏にかけて咲く花は、というか、
僕の小さな写真機に収めた花は17種だ。収めなかった花も含めると20種を軽く越えるだろう。
それらのなかでももっとも記憶に残っているのは白花のホタルブクロだ。
このホタルブクロを写真機に収めて間が無いときに、足腰の疲労が原因だと思うのだが、バランスを失い見事に転倒したのと、
ホタルブクロが作る白の滑らかな曲線が僕の心根に何かを優しく問い掛けてくれているように思えたからだ。
また次に印象的であったのは、
阪奈道路を跨ぎ産業廃棄物処理場を通り過ぎ、左手に農地が拡がる辺りで出合ったチガヤかも知れない。
白い綿毛が風にそよぐ様子が殊に美しい。
先に堂尾池畔でも出合っているのだが、その時のチガヤは最盛期が過ぎていて、すっきりとしない姿であったからだ。
その他、コミスジやアゲハチョウ、シオカラ蜻蛉、ハグロ蜻蛉、モンシロチョウ、キチョウ、ホタル蛾、
そして名も知らない様々な生き物達に出合った。
それゆえ、実際のところはかなり疲労困憊の態の山行ではあったが、
半面温雅な精神を抱き続け自然を享受したそれでもあった。
(写真上・ホタルブクロ)
(写真上・チガヤ)
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