山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

妙見山(“ヤマシャクヤク”を求めて山中を彷徨う)

2023年05月31日 | 山野歩
2023年05月04日(木)
『山野歩』
<妙見山>
<“ヤマシャクヤク”を求めて山中を彷徨う>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 9:10 → (初谷川沿い) → 12:00 [緊急通報ポイント7(タマゴとキバ)] → (踏み跡を辿る) → (踏み跡消滅) → 11:53 [尾根道(昼食)] 12:40 → 12:51 [上杉尾根・分岐] → 13:16 [天狗山・P444] → 13:58 [秋葉山] → 14:25 [尾根コース・登山口] → 14:41 [妙見口駅]
◆所要時間:5時間31分
“タマゴとキバ”がある“緊急通報ポイント・⑦”より山側に踏み入る。
クマガイソウを育成している処を、まだ開花している“クマガイソウ”を左手に見て上って行くと、奥へと踏み跡が続いている。
その道は、初谷川沿いの道を歩き始めて、山側に入ることが出来る最初の踏み跡であった。
このまま初谷川沿いの道を進んでも、“ヤマシャクヤク”には出合えないかも知れないと思い、山側に踏み入る必要があるのではないかと考えたからだが、
それは、吉川自治会の掲示板に記してある“ヤマシャクヤク”の解説文に、「山の木陰に群生する多年草、花は5月」とあったからだ。
暫くの間は、踏み跡らしき道はあったのだが、何時しか無くなる。
しかし、戻っても仕方ないだろうし、上部に位置するであろう上杉尾根を目差して、道なき道を進むことにする。
“ヤマシャクヤク”を探しつつ、終始木陰を眺めながら、
しかし、前進が不可能になったときのことを想定して、戻るときのことを考え、時折後ろを振り返りながらゆっくりと足を運ぶ。
新緑が輝く森中は至極美しい。すべてが僕の独り占めだ。
だいぶん上った頃、上部の林中を、チラッと横切る1頭の鹿の姿を目の当たりにするが直ぐに消え失せる。
その後も懸命に上る。もしかしたら“ヤマシャクヤク”と、樹木の幹下辺りを特に注視しながら、輝く新緑の中を只管上る。
そして、見え始めた尾根までの、最後の10㍍余りの斜面が、僕にはきつかった。
スリップしないように、樹木やその根っこをしっかりと捕まえながら懸命に上るが、トレイルラン用の運動靴ではかなり厳しかった。
やっとのことで辿り着いた尾根で、何事もなく何とか上り切ったよなと安堵しつつ、倒木に腰掛けお昼にしていると、独りの方が尾根道を下りて来られた。
そこで、「この道は上杉尾根ですよね」と訊ねると、「いや違う、上杉尾根はこの向うだ」とおっしゃる。
僕が利用している昭文社の“山と高原地図”には、初谷渓谷と上杉尾根の間には尾根道はない。
あるのはピークらしき“・444”と“・349”という数字だけだ。この尾根道を下っても何処に出るのかが分からないゆえ、
時間はたっぷりあるので、下山するのではなく、上り返すことにする。
10分程歩くと、見覚えのある道標が現れ、“P444”と秋葉山を通って、吉川保育所経由で妙見口駅に至るとあった。
3度歩いている“上杉尾根”ではなく、歩いたことがない尾根道を歩いてみたいと思い、“P444”を目指すことにする。
初谷川沿いの道から尾根までの上りで、かなり脚力を使ったゆえ、こむら返りが生じるかも知れないと思い、
脚を踏ん張ることがないように至極ゆっくりと歩くと、25分程で“P444”に到着。
樹木に掛けてあった“天狗山444”の名札を眺めて、次は“秋葉山349”だよな、
かなり早い時刻に下山出来るよなという安堵感と同時に、残念ながら“ヤマシャクヤク”に出合えなかったよなという思いが我が脳裏を過った。
併しだ、鹿にも出合ったし、クロアゲハ始め、コミスジやテングチョウにも出合ったし、初谷渓谷や道なき道で“フジ”の紫花にも出合ったし、
尾根筋で開花していた“フジ”が左巻きで“ヤマフジ”であることも確認出来たし、満開のゴマギやガマズミの白花にも出合ったし、
“タニウツギ”の紅花を楽しむことも出来たし、輝く新緑を眺めることも出来たし、
その新緑中に映える“ヤマツツジ”の華やかな姿を観ることも出来たし、道なき道を無事に完歩出来たし、
今までに歩いたことがない道を歩いて楽しませてもらったし、なんて一つひとつの出合いを振り返るとき、
この歳になっても山を楽しむことが出来る心身を、僕がまだ保持していることを、父母に感謝するばかりであった。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が街中歩(“ハルジオン”で正解なのだろうか)

2023年05月29日 | 我が街中歩
2023年05月03日(水)
『我が街中歩』
<“ハルジオン”で正解なのだろうか>
5時00分のスタート。スマホの寝屋川市の気温は「9度」、湿度は「73%」と表示。
“友呂岐神社本殿”にお参りし、その横に祀られている“正一位・成願稲荷大明神”にも詣で、
“成田山不動尊”の“奥の院(閉)”にお参りし、続いて“お滝”、“胎蔵界大日如来”、“賓頭盧尊者”、
そして“本堂”にもお参りして、“成田山不動尊”を後にしていつもの道を行く。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り、打上川治水緑地には東方より入る。内周を、続いて外周を一周ずつ歩く。
東方より治水緑地を離れ、ハリエンジュの道、十月桜の道、寝屋川左岸の道(寒緋桜の道)へと進み、上観音橋を渡る。
いつもの如く、寝屋川右岸の道より国松町の昔道を通り帰路に就く。今朝の歩数は14,450歩であった。
打上川治水緑地の西端の打上川沿いの道を行くときに、見慣れたキク科の花をカメラに収める。
それは、その類の花が日頃より、ヒメジョオンなのか、ハルジオンなのか、それともアレチノギクなのかが分からないからだ。
帰宅してアプリで検索すると、“ハルジオン”とのことであったが、やっぱりその相違点が理解できない。
見出し画像は、そのときの花なのだが、アプリの回答の如く、“ハルジオン”で正解なのだろうか。
その“ハルジオン”の傍らでは、ヘラオオバコとクサフジが繁茂していた。
ところで今日は、ご飯を作る必要がないこともあり2ヶ所のお墓参りを済ませる。
一つは、親爺とお袋が眠る寝屋川公園墓地で、もう一つは、娘が眠る共同墓地なのだが、堺市まで往路1時間半余り車を走らせた。
そんな中、寝屋川公園墓地ではニワゼキショウ始め、コマツヨイグサ、カタバミ、そしてムラサキカタバミが目に留まる。
堺の共同墓地では、マツバウンランとカタバミが開花していた。今日の歩数は2万歩を数えた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初谷川~妙見山~上杉尾根(クマガイソウが数多開花する)

2023年05月27日 | 山野歩
2023年04月23日(日)
<妙見山>
<初谷川~妙見山(日蓮宗霊場)~上杉尾根>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 9:00 → (初谷川沿い) → 12:01 [分岐(車道に合流)] → (暫で、左へと山道に入る) → 12:26 [妙見大菩薩・鳥居] → 12:30 [妙見山・霊場入口) → 12:45 [妙見山・三角点(660.1m)] → [妙見山・山上駐車場] 13:30 → (稜線展望コース・上杉尾根) → 15:11 [妙見口駅]
◆所要時間:6時間11分
<クマガイソウが数多開花する>
今日の山行目的はただ一つ、クマガイソウを観たいという思いでやって来た初谷川沿いの道。
2週間前にやって来た時には、クマガイソウは若葉を天空に向かってしっかりと伸ばしていたので、
今日は咲いているに違いない、咲いていてほしいという期待感を懐いてやって来た。
そしてその期待感に即して、クマガイソウは数多開花し、僕がやって来るのを待っていた。
それゆえこの時点で、歩き始めてまだ1時間程だが、今日の山行目的は完結したのも同然であった。
しかしもしかすれば、これからの行程で、クマガイソウのように、
今迄に見たことやカメラに収めたことがない動植物に出合えるかも知れないと思いつつ歩みを進めた。
このお正月に、初谷渓谷を歩いたことにより、クマガイソウの存在を初めて知る。
否、クマガイソウばかりではない、吉川自治会による掲示板に、僕が知らない植物等の写真や絵、
そして解説文が載っていて、それらを観てみたい、カメラに収めたいと思い、春がやって来るのを待って初谷渓谷歩きを楽しんだ。
2週間前には、開花する“ミツマタ”を初めて目の当たりにしたし、今日は“クマガイソウ”であった。
また、掲示板に載っていた“ダンコウバイ”始め、“ウグイスカグラ”や“ムクロジの木”や“オニグルミの木”等、
見付けられなかった物もあるのだが、2か所で開花する“ウワミズザクラ”を目の当たりにする。
もっともカメラに収めた時点で、この白い筒状の花の樹木が、“ウワミズザクラ”だとは僕は分からななかった。
帰宅して、スマホのアプリと植物図鑑との併用で、この樹木が“ウワミズザクラ”であることを理解したのだが、
“ほしだ園地”の“やまびこ広場”にある2本の樹木の1本に掛かっていた名札に“ウワミズザクラ”と書かれていたのを思い出した。
そこでパソコン中を確認すると、昨年の5月4日に、私市駅より四条畷駅へと生駒山縦走路と歩いていて、
その時に“やまびこ広場”で名札その物をカメラに収めていた。もう1ツの名札は“カスミザクラ”であった。
それらの名札には解説文も書かれていて、“カスミザクラ”のそれには、次の解説文があった。
「葉の先が鋭くとがり、縁はのこぎり状。花は他種のサクラに比べて小さく白っぽい。花がたなびく霞に例えられ名の由来となる。果実は食べられるが苦い」と。
またもう1ツの“ウワミズザクラ”の名札には、「むかしこの材の上面に溝を彫り占いに使用したしたのが名の由来、
通常のサクラが咲き終わる頃、ブラシ状の白い花を咲かせる」と記してあったが、何れのサクラも咲いている花の姿は無い。
いつかの日にか“ほしだ園地”を訪れ、見たことがない開花する“カスミザクラ”の姿をじっくりと眺めたいものだと思う。
今日、カメラに収めた花をその順番に記すと、“シャガ”“クマガイソウ”“ウワミズザクラ”“ムラサキケマン”“ミヤマハコベ”“カンザン”“サンザシ”“タチツボスミレ”なのだが、
“ミヤマハコベ”始め、“カンザン”、サンザシ”“タチツボスミレ”は、スマホや植物図鑑で、これだろうなと僕が勝手に思う花名であって、実際のところは判然としない。
また2週間前の初谷川渓谷で見掛けた蝶は“テングチョウ”だけだったのだが、今日は1頭の“ウラギンシジミ”も目の当たりにした。
2週間前にやって来た妙見山山行では、上杉尾根を下るときに2度の酷いこむら返りに見舞われたので、
今日はスタート時より、脚に負荷を掛けないような歩き方に努め、至極ゆっくりと歩みを進めた。
スタート時にバランスターWZを1袋服用したのだが、それ以降は芍薬甘草湯を使用することはなく、無事下山する。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が街中歩(満開のハリエンジュ)

2023年05月25日 | 我が街中歩
2023年04月22日(土)
『我が街中歩』
<満開のハリエンジュ>
5時08分のスタート。スマホの寝屋川市の気温は「10度」、湿度は「52%」と表示。
“友呂岐神社本殿”にお参りし、その横に祀られている“正一位・成願稲荷大明神”にも詣で、
“成田山不動尊”の“奥の院(閉)”にお参りし、続いて“お滝”、“胎蔵界大日如来”、“賓頭盧尊者”、
そして“本堂”にもお参りして、“成田山不動尊”を後にしていつもの道を行く。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り、打上川治水緑地には東方より入る。
内周を、続いて外周を一周ずつ歩き、東方より治水緑地を離れる。
ハリエンジュの道、十月桜の道、寝屋川左岸の道(寒緋桜の道)へと進み、上観音橋を渡る。
寝屋川右岸の道より、国松町の昔道を通り帰路に就く。
昨朝はハリエンジュの道を歩かなかった。
しかし、一昨日の朝は歩いているのだが、開花しているハリエンジュには気付かなかった。
さすれば、昨日から今朝にかけて一気に咲いたのだろうか。
少し黄色味を帯びた白花で、丸みのある緑葉も殊に美しい。
別名“ニセアカシア”というらしいのだが、アカシアには決して似ていない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマブキ

2023年05月24日 | 植物
2023年04月20日(木)
『ヤマブキ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ヤマブキ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「気品」「待ちかねる」でありました。
また、次のような解説もありました。
「他の春の花が終わったころに、葉っぱが出揃った枝に花を付ける」
「細い枝が密生していて、枝が伸びて来ると垂れ下がる」
「この枝が動く様子が、まるで山が動いているように見えたために、ヤマブキという名前が付いたという」
「花が咲く時期は、4月~5月、花の大きさは3㌢~5㌢ほど」
「鮮やかな黄色い花をたくさん付ける姿は、庭に植えられていても、山に自生していても、とても目立つ」
「栽培が比較的簡単で、花壇に植えっぱなしにしておいても、自然な茂みを形作って、適度に刈り込めば、こんもりと美しい茂みを作ってくれる」
「山吹色と言えば、日本の伝統色」「山吹の花の色が、黄金色にも見えることから、大判小判の意味でも使われた」等と。
この見出し画像の[ヤマブキ]は、この4月9日に妙見山へ行ったときに撮影したものです。
妙見口駅より初谷川へと向かう道沿い、左手にある寺院の石垣に咲いていました。
また、2017年5月4日に、大和葛城山から金剛山へと向かうときに、水越峠が過ぎて間も無くカメラに収めています。
また、2019年4月21日に六甲山へ行ったときにも撮影していました。
それは、石楠花谷より石楠花山経由でトゥエンティクロスへと歩いたときに、徳川道で出合っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が街中歩(今朝の花は、マツバウンラン)

2023年05月22日 | 植物
2023年04月20日(木)
『我が街中歩』
<今朝の花は、マツバウンラン>
5時00分のスタート。スマホの寝屋川市の気温は「14度」、湿度は「91%」と表示。
いつものように“友呂岐神社本殿”にお参りし、その横に祀られている“正一位・成願稲荷大明神”にも詣で、“成田山不動尊”の“奥の院(閉)”にお参りし、
続いて“お滝”、“胎蔵界大日如来”、“賓頭盧尊者”、そして“本堂”にもお参りして、“成田山不動尊”を後にしていつもの道を行く。
今朝のお参りでは、「J子が病気をしませんように」という言葉を、いつもの言葉にプラスした。
徹夜をして仕事をしていると思われる姿を、此処の処、何度か見ているからだ。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り、打上川治水緑地には東方より入る。
いつものように内周を、続いて外周を一周ずつ歩く。東方より治水緑地を離れ、
ハリエンジュの道、十月桜の道へと進み、寝屋川左岸の道(寒緋桜の道)より、上観音橋を渡る。
寝屋川右岸の道から、国松町の昔道を通り帰路に就く。我が家着7時15分で、歩数は14,569歩であった。
昨日同様、カメラに収めたことがない花がないだろうかと、其処彼処を眺めながら歩き続けるがなかなか見つからない。
そんな中、寝屋川左岸の道にやって来たときに、初めて眼にする花かも知れないと思われる、
触れば折れてしまいそうな位のか細い茎の植物が現れたのだ。
茎の上部に小さな可愛らしい薄紫色花を数個付けているので、浮き浮きとした気分でカメラに収める。
帰宅してアプリで検索すると“マツバウンラン”との表示があった。
パソコン中を覗くと、2020年4月29日にも、カメラに収めている花であった。
ところで僕が利用している植物図鑑には、名称の記載はあったのだが、写真は無い。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤグルマギク(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年05月20日 | 植物
2023年04月19日(水)
『ヤグルマギク』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ヤグルマギク]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「教育」でありました。
また次のような解説もありました。
「放射状に広がる花の形が、鯉のぼりの吹き流しの先に付けられている矢車に似ていることから、ヤグルマギクという名前になった」
「青紫の色が鮮やかで、原産地のヨーロッパではとても愛されてきた花」
「ヨーロッパ東部や西アジアの麦畑に咲いていたことから、英語の名前はコーンフラワー」
「園芸用に品種改良されて、紫、白、桃色などの品種が作られて、現在栽培されている物のほとんどが八重咲の種」
「草の丈は30㌢程のものから1㍍程のものまで、枝分かれして沢山の花を付ける」
「花は乾燥しても色褪せないため、ドライフラワーとして楽しむ方も多い」「日本には明治に渡来」等と。
この見出し画像の[ヤグルマギク]をカメラに収めたのは、昨年の5月4日にことで、
京阪電鉄・私市駅を7時32分にスタートして、JR四條畷駅へと生駒山縦走路を歩いたときに、
四條畷市下田原の住宅地・バス道沿いの花壇で開花していたものです。
僕にとっては初めて見る花で、スマホがなければ花名は分からなかっただろうと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が街中歩(今朝の街中の花はベニバナトキワマンサク)

2023年05月18日 | 植物
2023年04月19日(水)
『我が街中歩』
<今朝の街中の花はベニバナトキワマンサク>
5時02分のスタート。スマホの寝屋川市の気温は「15度」、湿度は「90%」と表示。
“友呂岐神社本殿”にお参りし、その横に祀られている“正一位・成願稲荷大明神”にも詣で、
“成田山不動尊”の“奥の院(閉)”にお参りし、続いて“お滝”、“胎蔵界大日如来”、“賓頭盧尊者”、
そして“本堂”にもお参りして、“成田山不動尊”を後にしていつもの道を行く。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り、打上川治水緑地には東方より入る。
内周を、続いて外周を一周ずつ歩く。東方より治水緑地を離れ、
緑橋を渡り、寝屋川右岸の道より、三井が丘の中道を上り帰路に就く。
我が家着7時06分で、歩数は、12,699歩を数えた。
朝、外に出ると道路がびしょ濡れゆえ、傘を持って出るが、最後まで降ることはなかった。
また三井が丘を歩くときに、羽織っていた上着を1枚脱ぎ、シャツと薄い上着の2枚で歩くと丁度よいくらいであった。
春を迎え街中は花盛りだ。そんな中、カメラに収めたことがない花がないだろうかと思いつつ、きょろきょろと其処彼処を眺めながら歩き続ける。
スマホを購入してからそれなりの年月が経過する中で、それまでは分からなかった園芸品種などの花の名前もアプリのお陰で知るようになり、
撮影する花の数も増えていった。それゆえ、今朝歩いていても、なかなか目新しい花が現れなかった。
そんな中、もう其処が我が家という処にやって来たときに、特段理由も無かったのだが、いつもの道よりも1本手前の道を進んだのだ。
すると、細長い線形の淡紅色の花弁と、赤みを帯びた数多の葉っぱを有する樹木が、民家の塀の向うから伸び上がっていた。
思わずカメラを構え、3枚シャッターを切ったのが、6時59分のことで、
帰宅してアプリで検索すると、“ベニバナトキワマンサク”との表示。
そこで、パソコン中を確認すると、昨年の4月8日と11日にも、今朝とは違う処でカメラに収めていた。
しかし、まったく記憶にない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマザクラ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年05月17日 | 植物
2023年04月10日(月)
『ヤマザクラ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ヤマザクラ]が今日の誕生日の花として、花言葉は「あなたにほほえむ」との紹介がありました。
また、次のような解説もありました。
「里山に行くと、ヤマザクラの古木が残されていることが多く、大切にされていることがよく分かる」
「雑木林の中を歩いているときに、咲いているヤマザクラの古木に出合うと、あなたに微笑む優しいお爺さんに出会ったような気がする」
「ソメイヨシノよりもヤマザクラの方が、1週間くらい開花が遅れる」
「ヤマザクラは、新しい葉と開花が同時で、新芽が赤みを帯びるために、木全体が赤く見えることがある」等と。
この見出し画像の[ヤマザクラ]は、2010年4月18日に、京阪電鉄・私市駅より、くろんど池までの往復を走ったときに、
くろんど池の辺でカメラに収めたものです。
9時57分に私市駅をスタートして、くろんど池到着が10時25分。
次に、くろんど池を10時49分にスタートして、11時39分に私市駅到着との記載が当時の日記にありました。
また、その日記には、次のようにも書き残しています。
「黒添池畔に立ち上がる一本の満開の山桜を見ていて、大石山の家入口左際に一本の山桜があったのを想い出した。
操お母さんにそれが山桜であると教えてもらったのが懐かしく想い出される。
山桜は暗黒色に輝く樹皮に一枚一枚がしっかりとした淡紅白色5枚の花弁をつける、
また開花と同時に赤茶色の葉が枝についているのも特徴的だ。
直径が20㎝余りあるその山桜の幹下周りには、小さな白花のハコベや和蘭耳菜草、
紅紫の仏の座や烏野豌豆、そして黄花の蒲公英が寄り添うように繁茂し咲いていた。
池際に僅かに盛りを過ぎようとしている枝垂桜があった、
薄桃色の柔らかな花弁とともに華やかに輝く若緑葉がお辞儀をしていた」等と。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙見山(初谷川~日蓮宗霊場~上杉尾根)

2023年05月15日 | 山野歩
2023年04月09日(日)
<妙見山>
<初谷川~日蓮宗霊場~上杉尾根>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 9:16 → (初谷川沿い) → 12:44 [分岐(車道に合流)] → (暫くで、左へと山道に入る) → 13:07 [妙見大菩薩・鳥居] → 13:12 [妙見山・霊場入口) → 13:24 [妙見山・三角点(660.1m)] → [妙見山・山上駐車場] 14:19 → (稜線展望コース・上杉尾根) → 16:08 [妙見口駅]
◆所要時間:6時間52分
<“ミツマタ”との出合は感激的なそれであった>
上杉尾根を下るときに、酷いこむら返りが2度生じ、その度に芍薬甘草湯を服用する。
痛みに耐えながら、脚を伸ばしてじっと立ち尽くし、胸前に提げている小袋から芍薬甘草湯(粉薬)を取り出し口中に放り込む。
次に、ザック中よりポカリスエットを取り出そうとするのだが、脚を曲げるのが至極辛い。
不思議なのだが、またいつもそうなのだが、脚を伸ばして暫く立ち尽くしていると、こむら返りは治まってくれる。
芍薬甘草湯のお陰なのか否かは分からない。
それ以降、脚に負担がかからないようにと、時折立ち止まりながら至極ゆっくりと歩き続けた。
昼食時に芍薬甘草湯を予防薬として服用しているにもかかわらず、今日もこむら返りに悩まされることとなった。
今日は、春陽が注ぐ絶好の山行日和で、入山中は、用意してきたヤッケを身に付けることもなく、
速乾性のTシャツの上に薄い長袖シャツ、そしてフリースを羽織るという姿で終始行動していたのだが、
汗を掻くこともなく、寒気を感じることもなかった。
初谷川沿いの道を歩くのは、今年のお正月の2日以来の2度目ゆえ、様子は分かっているし、
所要時間も粗方予想出来るので、気楽な心根でゆったりとした気分で歩き続ける。
そんな中、前方からやって来られた男性が、「柴犬を見ませんでしたか?」とおっしゃる。
手から離しておられたらしく、何処かへ行ってしまったのだそうだ。
それ以降暫くの間、何処かにワンちゃんの姿がないだろうかと、森中を見廻しながら歩いたのだが、見つからない。
さて、飼い犬は一人で下山出来るのだろうか、また飼い主から離れて暮らすことが出来るのだろうかと、心配になってしまった。
初谷川沿いの道中盤頃より、流れを渡渉しなければならない場面が度々現れる。
7~8回くらい川を渡っただろうか、杖を使い渡るのだが、一度だけバランスを崩し片足を水流中に突っ込んでしまい、びしょ濡れになってしまう。
今日の山行には目的があった。それは前回やって来たときに、初谷川渓谷に立てられていた“豊能町 吉川自治会”の掲示板に、
僕がカメラに収めたことがない植物の名称やその姿が描かれていて、また写真が載っていて、その中で3月~4月に掛けて咲くという、
“ダンコウバイ”始め、“ウグイスカグラ”や“キブシ”、そして“ミツマタ”や“クマガイソウ”を見てみたいと思ったからだ。
併しだ、如何なる植物なのか、如何なる花なのかが分かっていないゆえ、其処彼処をきょろきょろと眺めながら、ほんとうにゆっくりとした足取りで前進した。
運が良ければ出合えるかも知れないという思いがあったのだが、森中は“ヤブツバキ”ばかりで、目的の植物には出合えなかった。
そんな中、カメラに収めた植物の中に、“キブシ”があった。帰宅して植物図鑑を見ることで、
その植物が“キブシ”であることが分かったのだが、掲示板の写真と、植物図鑑の写真は違っていた。
緊急連絡ポイント⑦という立札の処にやって来たときに、其処におられた女性が、クマガイソウが植わっている場所を教えてくださった。
しかしまだ開花していないとのことであったが、教えてもらった場所まで斜面を少し登ってみると、
金網で囲まれた中に、数多のクマガイソウの若葉が伸び上がっていた。花が咲くのは今月下旬頃とのことであった。
次に“ミツマタ”との出合は感激的なそれであった。
緊急連絡ポイント⑦より暫く歩いた処に、丸い黄色味を帯びた花を数多付ける樹木が現れたので、カメラに収めていると、
丁度其処にやって来た10数名のグループのリーダーらしき女性が、皆に説明している言葉の中に、“ミツマタ”という言葉があった。
そこで僕が、「この花がミツマタですか?」と女性に問うと、「そうです」との返事があったのだ。
“ミツマタ”との出合以降、渡渉を繰り返す我が脳裏は歓喜の中にあった。
“クマガイソウ”はまだ咲いていなかったし、“ダンコウバイ”など3種の植物は、未知の儘で終わりそうであったが、
唯一姿を知り得た“ミツマタ”のお陰で、今日の妙見山山行は終了したような気分になってしまった。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする