2024年06月12日(水)
『ヤマボウシ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ヤマボウシ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「友情」でありました。また、次のような解説もありました。
「初夏に咲く白い花、花と言っても本来の花弁ではなく、総苞片というもので、葉っぱが変化したもの」
「新緑も綺麗ですし、実が生ると、赤い実でポツポツがあって、可愛いし、紅葉も綺麗なんです」
「四季それぞれに魅力のある、日本に元々自生している木です」
「北アメリカ原産のハナミズキにちょっと花も似ているんですが、こちらは、日本の自生種で、ハナミズキとは生い立ちが違うんですね」
「ハナミズキも花が綺麗で人気がありますが、うどんこ病に弱いんです」
「元々日本に自生しているヤマボウシは、白い花が咲いて綺麗で、うどんこ病もあまり無いということで、丈夫な木です」
「白い花が綺麗で、丁度今頃に、綺麗に白い花が咲いていると思うと、ヤマボウシだったりするんですが、
葉っぱがついて、その上に咲くので、気付かない方も、もしかしたらいらっしゃるかも分かりません」
「最近は、ピンク色に色づく紅花の品種改良種もあるし、葉っぱが白い縁があって、
園芸品種で、葉っぱを観賞するのも素敵というような品種も出ているようです」
「元々自生種でも、園芸品種が出たりしているんですが、ハナミズキほど花は大きくないんですが、いっぱい咲くので、ほんとうに綺麗です」
「実が付くんですが、ハナミズキの方は楕円形のちょっと赤い実で、ヤマボウシの方は、真ん丸くて、ブツブツが見えるような実です」
「食べられるのかどうかというけれど、食べられるそうです」
「生で食べても、酸味はないけれど、甘くて美味しいんだそうです」
「よく洗って、外の皮はあまり食べないで、皮を剥いて中身をスプーンですくって、生で食べてもいいし、ジャムにするととても美味しいようです」
「種があるので、そういったものを外してということになりますけれど、
どんな味かというと、私は食べたことがないんではっきり分からないんですが、
マンゴとかバナナと言ったような、南国系の果物に似た強い甘さのあるもので、
ジャムにするときに、レモンを入れるとより美味しいそうです」
「その実は、アントシアン、ビタミン、カロチンが含まれていて、眼の疲れを癒したり、
滋養強壮、疲労回復、整腸作用などの効果があるようです」
「花も綺麗だし、実も美味しいし、そして、滋養強壮など薬効もあって、素敵な花です」
「日本だけでなく、中国や朝鮮半島にも自生しているようですが、割合丈夫な花で、
シンボルツリーのように庭に植わっていたり、公園にあったりするものですので、
花屋さんでちょっと見掛けるというのは無いかも知れませんが、5月から7月に咲く花です」などと。
この見出し画像の[ヤマボウシ]は、
2002年05月26日に、比良山系を歩いたときに撮影したものです。
JR北小松駅を9時55分にスタートして、楊梅の滝よりヤケオ山、八雲ヶ原、イン谷口を巡り、JR比良駅まで、8時間40分をかけて歩いていました。
このヤマボウシの撮影場所は、ヤケオ山への上り道だったようです。