きのうは暑かった!でも耐えられない暑さではない。きょうは36℃になるという。
福岡地方には高温注意情報がでた。
郷里の友が教えてくれた“無寒暑”を思い出す。
『無寒暑』のところ…
暑い季節が続くと、友人が教えてくれた『無寒暑(むかんじょ)』という禅問答を思い出す。
ある若い修行僧が僧に聞く。「この暑さからのがれるにはどうしたらいいでしょうか?」
僧が答える「暑くもないところへ行ったらいいではないか」
「暑さ寒さのない所とはいったいどんなところですか?」
「寒い時は寒さが君を殺し、暑い時は暑さが君を殺す。それが無寒暑の処だ。」
寒い時には凍えて死に、暑い時には暑さで死ぬしかないだろう。そこが『無寒暑』のところだというわけ。
唐代末、9世紀のころ、曹洞宗の祖師、洞山という禅僧のことば。『永平広録』
なんという厳しい教え!やさしく理解しようとすれば、「寒ければ寒し、暑ければ暑し」と素直に寒暑に心身が任せられればいい…となるのだろうが。
(2005.7.23 「無寒暑」 このブログで紹介している)
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『無寒暑(むかんじょ)』という話を友人から聞いた。もらったコピーをご紹介する。
『中国の洞山禅師にある弟子が「寒さや暑さがやってきたとき、どのようにすると、それから逃れられるか?」と尋ねた。
「無寒暑の処に去れ」と答えられた。
さらに「如何、これ無寒暑の処?」と尋ねると
「寒に遇うては寒殺し、熱に遇うては熱殺せよ!」と答えられたという。
つまり、寒暑から逃れようとしてジタバタするから益々寒暑に苦しむことになる。寒暑から逃れられぬ時は腹をきめて自分からその中にとびこんで、自分が主人公になってかかると、案外そこに解脱(げだつ)の道、逃れる道があるものだというのである。
それが三昧(ざんまい)の道である。仕事の時は仕事三昧、勉強の時は勉強三昧ー能率も上がる。病気の時は病気三昧(病気と敵対するのではなく病気とうまく付き合う)座禅の時は座禅三昧。』
洞山禅師は唐代末の人、869年没、曹洞宗の宗祖ともいえる人だとある。
インターネットはありがたい、“洞山禅師”で検索すると、たちどころにいくつもの例が示されている。大事なのはヒント!おじいに送られてくるヒントやハートをしっかりアンテナで受け止めているつもり。
「生きて死ぬ智慧」~心約・般若心経~著者柳澤桂子 この本も友人M・Yさんが教えてくれた。
生命科学の研究者、柳沢さんは30数年、原因不明の嘔吐、腹痛、頭痛に悩んだ方です。この方は幸い、薬が見つかり、快方に向かいました。こうした中で『般若心経』と出会いました。
21歳のあなたは、時にこんな本を手にとってみては如何?人類2000年の知恵があります。
『中国の洞山禅師にある弟子が「寒さや暑さがやってきたとき、どのようにすると、それから逃れられるか?」と尋ねた。
「無寒暑の処に去れ」と答えられた。
さらに「如何、これ無寒暑の処?」と尋ねると
「寒に遇うては寒殺し、熱に遇うては熱殺せよ!」と答えられたという。
つまり、寒暑から逃れようとしてジタバタするから益々寒暑に苦しむことになる。寒暑から逃れられぬ時は腹をきめて自分からその中にとびこんで、自分が主人公になってかかると、案外そこに解脱(げだつ)の道、逃れる道があるものだというのである。
それが三昧(ざんまい)の道である。仕事の時は仕事三昧、勉強の時は勉強三昧ー能率も上がる。病気の時は病気三昧(病気と敵対するのではなく病気とうまく付き合う)座禅の時は座禅三昧。』
洞山禅師は唐代末の人、869年没、曹洞宗の宗祖ともいえる人だとある。
インターネットはありがたい、“洞山禅師”で検索すると、たちどころにいくつもの例が示されている。大事なのはヒント!おじいに送られてくるヒントやハートをしっかりアンテナで受け止めているつもり。
「生きて死ぬ智慧」~心約・般若心経~著者柳澤桂子 この本も友人M・Yさんが教えてくれた。
生命科学の研究者、柳沢さんは30数年、原因不明の嘔吐、腹痛、頭痛に悩んだ方です。この方は幸い、薬が見つかり、快方に向かいました。こうした中で『般若心経』と出会いました。
21歳のあなたは、時にこんな本を手にとってみては如何?人類2000年の知恵があります。