浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

赤潮でなければよいが…

2006年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

153_5352 昼前、海岸へ出た。

満潮の海は潮の色がおかしい。

茶、緑がまじったような色。もしかしたら赤潮の発生?防波堤の釣り人はこようは釣れないとのこと。

一昨年の7月、博多湾に赤潮が発生した。アサリ、牡蠣、赤貝、タイラギ、ニナなどなど、貝の種類の大半が死滅した。だが、100%が死滅したのではなかった。数パーセントは生き残った。そして、赤潮での死滅から半年、アサリもカキもニナも徐々に甦った記憶が鮮明だ。


モジズリ(ネジバナ)

2006年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Uvs060628005 モジズリ(ナジバナ)が咲いている。グラウンドゴルフをしながら周囲を見渡すと、濃いピンクの小さな穂先が揺れている。可愛い小さな花が螺旋形に下から上へと連なって咲いている。Uvs060628007

ねじれているのでネジバナ、上のほうの花が若い花だ。草刈機で雑草が刈られた後に、いつの間にかしっかり咲いている。

Uvs060628008 「みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに」 (百人一首、河原左大臣) この歌のもじずりがモジズリ?と思っていたが、まったくべつのことだときょう知った。田辺聖子さんの解説から「陸奥(東北地方)の信夫の里(福島市のしのぶのさと)の名産品『そのぶもじずり(布に乱れもようをすって染めたもの)』、そのもようが乱れているように、ぼくの心もきみのためにかき乱されたんだ。君のためだよ」

なんとなく、みちのくのしのぶもじずりとモジズリは関係あるのかと思っていたが、おじいは誤認していました。