秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

ちょっと休憩。

2007年02月24日 09時00分46秒 | Weblog
予定より早く到着したもんでプロメナ神戸のスタバで一服。 煙草はテラス席でしか吸えない…寒くて外に出る気になりましぇん。さて神戸展の始まりです。5日間があっというまに終わる事を願います。


やっぱり蕎麦がエエナ・・・。

2007年02月23日 10時21分30秒 | グルメなのか?
昨日は久しぶりに「取憑かれ蕎麦」を昼に頂きました。

店主が蕎麦打ちに取り憑かれた店はこれから、「取り憑かれ蕎麦」、もしくは
「憑依蕎麦」と呼ぶことにいたします。

お店は「みとしろ」。北区大宮東総門口。(御薗橋を西、二筋目を北二軒目)
日曜定休(第一、第二は昼のみ営業。11:30~15:00。火、木の夜は要予約)
  
 御薗橋通りから見え難いので今まで見逃していました。冷麺で有名な「さかい」
は何度か行ってるんですけどね。すぐ近所でした。薬局のカド曲がれば良いです。
               
福井今庄産の粗挽きと、北海道産の粉で打った二種の蕎麦が一度に食べられる
「二品盛り」と「揚げそばがき」に惹かれて行ってみました。

二種とも十割ですが、ボソボソ感も無く、出汁も好み。

辛味大根と、モンゴルの古代塩を薬味にして頂いても美味いです。
(と、奥さんのお奨め。他人のいうコト聞かない、という噂の爺ですが、
ここは素直に試してみました。)

たしかに蕎麦自体の味を見るにはいいでしょうね。でも「蕎麦好き」だけど
「通」ではないワタクシ、ツユで頂くほうが良いです。

カウンター八席しかないので、昼前に入店。(待つのは嫌な我がまま爺)
                 

でも、いつも思うんですけど、「取り憑かれ蕎麦屋」の奥さんは大変だと
思います。理解と寛容さが無いと成り立たない商売ですな。
     
すいません、勝手に写真撮りまして・・。後姿だし勘弁のホドを。

いつも言ってるコトですけど、味の好みは人によってそれぞれ。
(爺はとても美味い、と思いましたョ。)

押し付けがましさも無い、気持ち良い「取り憑かれ蕎麦」でした。

でも、この手の店はどうしてみんなBGMがジャズなんだろう?
         





琵琶湖でランチ。

2007年02月22日 19時55分09秒 | 旅ゆけば
昨日の昼は大津で打ち合わせ。

駐車が出来て分り易い施設、というコトで「浜大津アーカス」を待ち合わせ
場所にしました。(入館するのは始めてなんですけどネ。)
              

窓辺の席から「ミシガン」が見えます。↓
 

お昼時だったから、蕎麦でも、と思ったけど、見当たらないので、たまには
洋食もいいか、と「オムレツ&ハンバーグ」ランチのセットを注文。
カロリー高いゾ~。
       デザートは別に要らなかったんですけど・・・。↑

今日の昼はサッパリと「蕎麦」にしよう。
                 

神戸で催事。

2007年02月21日 22時02分49秒 | Weblog
24日から半年ぶりに神戸催事です。

前回と同じく、本来は通(かよ)いですが、今回も自腹で宿泊。

一日だけ、サウナ付きカプセルホテルに泊まる予定です。

このホテルには思い出があります・・・。

以前の工房の展示会、生田神社(陣内さんの挙式で話題になってますな。)
をよく利用させてもらいました。

で、宿泊予約をワタクシが担当してまして、どうせなら広い風呂がイイ
だろう、ということでこのホテルを予約。

それで皆、納得してくれたけど、一人問題の人物がおりまして・・・。

元友禅師の「Tチャン」。(年上ですが皆そう呼んでました。)

当時は色挿しの仕事はリタイア(年が理由ではありません。)して
悉皆や他の仕事を担当してました。

問題アリ、と言っても特別偏屈なワケデでも無く(職人はある程度は偏屈なもん
です。)、突然叫びだして走り回る、という奇行があるわけでもありあません。

ただ、酒が入ると・・・。(ワタクシの周りはどうしてこうなんだろう?)

別に酒乱、ではナイんですが、極端にロレツが回らなくなって、言動が
怪しくなってしまいます。

日ごろから、映画と仕事以外の話は(仕事の話もか)余り喋らないヒトで
他人とのコミニケーションの得意なタイプではありません。

その彼が水のように酒を飲みだすと、饒舌になるけど、いかんせんロレツ
が回っていないので半分以上意味不明。(通訳が必要です。)

ワタクシ達は慣れっこですが、心配なのはサウナ付きホテルのチェックイン時。

体に友禅?描いている人や泥酔者は入館お断りなんですよね。

入り口までは、二人で両脇を抱えるようにして辿り着いたけど、そこから
先はなんとか一人で歩いてもらいフロントへ。

(たのむで、Tちゃん、ここでしっかりせんと、今夜宿無しやで~。)と、
同行者と祈るように見守ってましたが・・・・。

やってくれました。

チェックインの記入用紙はみだして、カウンターに住所、書いてる~!!

案の定、受付の女性に「申し訳ありませんが、入館は・・」
と、言われたけど、すかさず「大丈夫、風呂には入れずにすぐ寝かしますっ!」

お願いしてなんとか野宿しなくてすんだ、思い出のホテル・・・。

まだ生きてるかなぁ「Tちゃん」・・・。

何年か前、正月に電話あったけど、やはり飲んでいるんでナニ言ってるのか
分らなかったっけ・・・。

昨日の昼は西院で「ござん」のラーメン、やっぱり麺類。


再び「あがりゃんせ」。

2007年02月20日 19時42分09秒 | 湯ったり温泉話。
松江の疲労回復と、24日からの神戸催事の充電のためにスパリゾートへ。

比叡山を越え、坂本から雄琴を目指します。


              
日吉大社から琵琶湖を望む。好きな風景です。↑


↑日吉蕎麦。一度食べた事があります。味は可もなく、不可もなく。

↓昼に見るソープ街は化粧を落とした夜の蝶・・・。
     
     「あがりゃんせ」入り口の足湯。(無料)↑

惣菜コーナー。どれも美味そうです。蕎麦や定食もアリ。以前来たときは
蕎麦は二八と更科が選べたけど、現在は二八のみ。↓
             

一階ロビーには「ドクターフィシュ」のコーナもあります。(時間制、無料)
担当の女性に聞いたら、コーナーを始めた頃はメダカくらいの大きさだった
のに、今では5センチ以上に育ってしまった、という話です。

人々の足の角質を食べて立派に育ったんでしょうね。

「掻揚げ」にして食べたらどんな味がするんだろう・・・?

年相応。

2007年02月19日 10時09分47秒 | 着物話
催事で着物を試着してもらった時や、お買い上げいただいた折に、
「この着物、何歳くらいまで着れます~?」、とよく訊ねられます。

「死ぬまで!!」とか「二本足歩行できる限り!!」とか答えてます。

冗談に聞こえそうですが、年齢より、着る人の雰囲気、体型、顔のうつり
など判断して着装してもらっていますから、年はそれほど重視していません。

20代でピンクが似合わない娘もいれば、80代で可愛くうつるお祖母ちゃん
もいらっしゃいます。(爺はピンク系は創っていませんが。)

フェイフェイさんのお祖母ちゃんの石竹色、可愛くて上品でしたョ。

色彩心理学的にはピンクを好む女性は、依存性があり、結婚願望が強い、
とありますが、最近の若い女性がピンクを好まないのは自立している人
が多く、結婚にさほど夢を持たなくなってきているのかも知れませんな。

まぁ、ワタクシの着物、地色も柄も控えめですから(人間も?)、年齢幅は
結構広いと自負してます。

それと、今の60才と昔の60歳では全然違ってますもんね。

昔の60歳はお祖母ちゃん、今は現役バリバリ。(個人差はあるけどね。)

爺の場合、10代後半で、すでにオジサンでした。おかげで競輪、競馬
パチンコ屋から飲み屋まですべてフリーパス。(どんな高校生だ?)

ガタイもでかいし、怖そうだし、誰も文句言わなかっただけかも知れないけど。

「ちっちゃな頃からでっかくて~15でオヤジと呼ばれたよ~♪」
チェッカーズのギザギザハートの子守唄のメロディで歌ってください。

そのせいか、今では80過ぎに見られてます。ウソです。逆に30代だと
言われます。(自慢じゃ無いよ。)

この渡世、中途半端に若く見られると、ちょっと不利な場合があるんですけどね。

体力は完全に年相応にきてるんですけどねぇ・・・。

福井地方は「渓流釣り」が2月で解禁。若かりし頃なら胸までの雪も
平気でラッセルして釣りに出かけたもんだけど・・。

今年みたいに雪が少ないにも関わらず、腰が上がらないのはやはり年のせい?

いやいや、長くて厳しい冬を越した「あまご」たちを釣るには忍びない。
(この仏ココロも年のせい、とも言えるのか・・・。)

今朝は松江で買って帰った「しじみご飯」

これは年齢に関わりなく「しみじみ」美味い・・・。

ところで「しみじみ」は染み染み、と書くことに気が付きました。ワタクシ、作品
設明の時は「地味や無いですョ、シミジミした色なんです。」と言ってたのは
間違いではなかったのだ。


猿ケ辻の決闘。

2007年02月18日 09時52分47秒 | Weblog
場所は、京の者ならたれでも知っている。御所朔平門外で、昼なお
人通りが少なく、付近には下級公家の屋敷が多い。・・・略・・・。
                 

むろん、姉小路暗殺などは、大庭恭平自身でも半ば夢想だと考えていた。
が、猿ケ辻には溝がある。溝に身をひそめて待ち伏せれば、朔平門外を通って
退出してくる公家は、自在に討てるはずである。 この溝が、京における
会津藩の政治的位置を決定するだろう。  司馬遼太郎 「幕末」の中の一遍。

勝手に小説コラボ、本日は「京都御苑」の中にある猿ケ辻、でした。

今みたいに監視カメラがあったら、姉小路暗殺も未遂に終わったかも?
ちょうど、溝の辺りにも設置されていますね。暗殺者対策ではありませんが。

このカメラに時々、白刃から逃れようとする公家の姿が映っているそうです。
(大嘘です・・・。)

先日、何十年ぶりかに御所を歩いてみました。(正確には「御苑」なんですけど、
子供の頃から御所、という呼び名で親しんでいるもので。)広いわ、やっぱり↓ 
                      
この広い緑地のおかげで、市内の地下には良い水が蓄積されているらしい。

↓砂利道のため、自転車は走りにくい、と思ったら、このような道が・・・。
        
疑華洞跡。疑華洞とは何か?とはですな、良く知りません、ゴメン↑

これは大変レアな「京都御苑ニュース」。御所に生息するトノサマバッタ
や九条池の亀の生態を知ることもできます。知ってどうする?と言われても
困りますケド。発行は「国民公園協会」、となってます。↓
            

そして爺の目撃情報があった、とニュースになった(大原紫蘇工房便りだけ
ですが。)厳島神社の池。かなりマイナーな場所ですよkazutoyo妻!さん。

シアワセそうな一家でした。(その時は気が付いてなかったけどね。
少なくとも、この池で一家心中しそうも無い明るい家族だったので安心
してその場を離れました。)

しかし、目撃されることが分っていたら、着物着て、手に短冊と筆くらい
持って歩いていたら良かった・・。したこと無いけど・・・。

松江のおさらえ。

2007年02月17日 21時04分34秒 | 旅ゆけば
別に「おさらえ」する必要も無いんですケドね。

                

データーは今年の分じゃないけど、煙草の売り上げは全国最下位。
歯ブラシの消費金額全国代一位となってますな。

そして65歳以上の高齢者が占める割合が全国代一位。
これは長寿者が多い、というより若者が少ない、つうコトでしょうね。

選挙では投票率が毎回70%を上回るそうです。

そういえば、「テルサ」の浴場内でTVが見れるんですけど、ずっと
「国会中継」が放映されてました。

ワタクシが他のチャンネルに変えても、気が付けば「国会中継」に
戻されてましたよ。

関西圏のサウナでは考えられない事象です。

 駅前の「テルサ」。スポーツジムとサウナ付き大浴場を完備。(入浴のみ
 も可能。500円也。)↓
      

駅周辺を巡っている巡回バス。このレイクライン以外にも「まつえウォカー」
という路線バスも走っていて、一日フリー券は400円です。↓
               

「あごの野焼き」も特産品の一つ。飛び魚のすり身を炙った竹輪みたい
なモンです。食べてないんで良くワカンナイのです。↓
              

同じ松江でも「松江、出雲」と西部の「石見」、そして「隠岐」とは
気質も随分ちがうそうです。(隠岐はまだ行った事ないですな。)

 帰りのバスで撮った「だいせん」。窓側に若い女性が座っていたもので
 何度もシャッター切ると変なオジサン(だけど)に思われると困るんで
 一瞬で撮影。↓
 

今度また松江に行くコトがあったら「堀川遊覧船」にも乗ってみたいと
思います。
(でもプライベートで行くコト無いし、次も一人では寂しくて乗船しない
んでしょうけど。)

出雲の阿国号。

2007年02月16日 20時40分55秒 | 旅ゆけば
予定より20分ほど早く京都に到着。

写真は今回お世話になった「阿国号」。

やっぱり京都まで乗車率は2割ほどでした。

チケット購入の時、発車場所を聞いていたので、時刻前に到着して
待ってました。

たしかに、そこそこの人達が並んでいるので、間違いないと思っていたら、
その時間にそこにやって来たのは「出雲空港行き」のバス。

?そのバスが発車した後、数人の待ち人しかいない。

しまった!間違えたのか、と慌ててチケットを購入したツーリストまで
行き、確認したけど、そこで間違っていない・・・。

と、見ると数分遅れで「阿国号」がやってきました。

老体に鞭打って走りましたがね。(今でも心臓がバクバクいってます、嘘。)

いくら一日4本位しかない路線とはいえ、バス停に何の表示も無いのは
ちょっと、問題アリです。

ほんとに、京都行きとかの表示はまったくないいんですョ、そのバス停。
次の発車予定の電光掲示にも出ていない。不親切にもほどがある!!

3時前に北大路駅に着いて、階段で10円拾ってラッキーかも?
と思ったら、タクシーで到着寸前にメーターが上がる・・・。

禍福は糾う綱の如し。(そんなタイソウなモンでもないか。)

とにかく9日ぶりに京都に舞い戻りました。