秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

琥珀色の焼酎。

2012年03月27日 07時27分01秒 | グルメなのか?

 私が初めて焼酎を口にしたのは16歳、与論島で飲んだ黒糖焼酎でありました。与論献奉
という恐ろしいシキタリの洗礼を受けるには若すぎる年でした。と、いうか法律的に飲んでは
イケナイ年齢なんですけどね。)

それまではビールか日本酒しか飲んだことのない(だから、法律違反だってば)ワタクシ、喉を焼く
アルコールの強さにオノノイタもんで、しばらくは焼酎からは遠ざかっておりました。

その焼酎と再会したのが、第一次酎ハイブームの頃。「ホホォ、こんなに飲みやすい焼酎で、ちゃんと
酔えるんダ」、としばらくはハマってたけど、そのうち甘さが鼻に(この場合喉か)についてきました。

で、紆余曲折した後、落ち着いたのが「いいちこ」。これの水割り(生レモン搾り)が10年以上続き
ましたネ。「ケッ、麦かよ。本当の焼酎好きは芋だろ」なんてぬかすヤカラもいらっしゃると思います。

でも、実際、飲み屋で芋焼酎をオーダーしている若者をみてると、ファッションで注文している人たち
もいるような気もするんですけどね。

私も別に飲めと言われりゃ芋でも飲みますけど、せめて酒くらいは自分好みで選びたい。(因みに父親
は蕎麦焼酎の湯割りオンリーでしたネ。私はちょっこし苦手でした)

着物仕事で出張の際には、部屋飲みの焼酎は麦ならなんでもイイや、値段が安けりゃ、てのが選択の
条件でした。(今でも、ヤモメ状態の時はそれに近いもんがありますけど・・)

相方の好みは同じ麦でも、琥珀色系。味的には余り変らない(いや、少し変るのは味覚バカの私でも分かり
ますョ)気がするんですけどネ。何だか、ちょっとだけ高級感もあるし・・。根っからの貧乏症です。

         

右は相方が御愛飲の隠し蔵。たまに実家でお飲みになるのはコレです。左は最近リカマンで
見つけた酎衛門。(薄いんですけど、一応琥珀色。貯蔵焼酎25パーセント使用の色ですかナ。)

4リットル入りの酎衛門と1.8リットル入りの隠し蔵の価格はほとんど変わりません。これをみて
も我が家の力関係が見えてきますナ。いや、私も一緒に隠し蔵は飲んでますけどネ。

出張前に特売で隠し蔵を購入した彼女、「これはアタシのだからネ、帰ってくるまで飲んじゃダメ
だかんネ」と釘をさしてお出かけ。まぁ、口を開けたところで殺されはしなとは思いますけどネ。

(全部飲み切ってしまってたら生命の保証はできませんケド。)

ま、それは冗談ですけど、アタシャ、酎衛門で充分ですから・・・・・・・。