秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

大石神社。

2011年11月09日 07時47分53秒 | 京都非観光迷所案内

 大石神社を迷所あつかいするとは、「無礼者!」、と討ち入りされそう
ですが、あくまでもワタクシ勝手の判断ですからご容赦ください・・・。

この神社の存在は昔から知ってはいたけど、忠臣蔵に思い入れのナイ
私には訊ねてみる気がおこらなかったんですよね。

しかし、しばらくは山科散策を続ける、といった以上、外すわけにはいき
ません。いや、迷所案内だから別に外してもいいんですけど・・・・。
   

12月14日にはかならず京都のローカルニュースでとりあげられる神社
ですが、その他は忠臣蔵ファン以外にはあまり馴染みのない社でしょうな。

芝居の出し物に詰まれば「忠臣蔵」といわれるほど、日本人に馴染みの深い
お話ですが、先ほどいったように私の興味の範疇外なんですね。

理由の一つに思えるのが、そもそも私の場合、恨みツラミを長期間温存すること
ができない。(恨みだけじゃなく、長期記憶装置が損失している、ともいえます)

平日の午前中、ということもあり、やはり観光客を目にすることはありませんでした。
  

近所の保育園の園児たちが先生に引率されて、境内で遊んでいるようすは、やはり
観光神社というより、地域の氏神様の雰囲気です。

とはいえ、建立は昭和10年で、祭神は大石内蔵助ですけどね。まぁ、日本が戦局
を迎えるにあたって武士道精神が鼓舞されていた時代背景があったかも知れません。
   

宝物館の内蔵助像。あとは襖絵や忠臣蔵の映画ポスターなどが展示されています。
まぁ、支持者にとっては宝物ですナ。入館料は無料です。
    

私的には社前にある手打ち蕎麦屋にひかれるモノがあったけど、それ
はまたいつか休日にでも訪れることにしますわ。

もし、この社にでかける機会があったら、すぐ近くにある折上稲荷神社
「脳みそ」のご神体を見学されることをおススメします。

あくまで、私の好みなので、そこんとこはご理解ください・・・・・・。