秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

匠をささえる。

2010年02月25日 10時04分57秒 | Weblog
この前仏具の修理などを手がけている工房を紹介しましたけど、その仏具が収められている
寺社の修理、建築もやはり専門の工務店が請け負っているわけです。

昔は「宮大工」さんも大勢いたと思いますが、現在では専門の大工さんは少なくなって
いるのでしょう。友人のお爺さんも宮大工でしたが、次の代には普通の工務店に変更。

この工務店、というより建築会社の横を通ると木の香でなんとなく気持ちが癒されます。


これだけの材木を入手するのは現在ではかなり難しくなっていると思います。
切り出してすぐ使用せず、長い間水分を抜かなくてはいけない木材もあるのでしょうね。


そういえば祇園祭りの鉾に乗っているからくり人形は木製だから、体内?から水分が蒸発
するため、まるで汗をかいているいるように見えるそうです。