無題。

学校によっては卒業式の日はまちまちだろうけど、3月と言えば卒業。

ＴＶで、【仰げば尊し】が流れていたので、思わず
「懐かしいよね、この歌。卒業式で歌ったわ」と、ワタシは言った。

それを聞いた夫は、
「だけど、この歌を学校が歌わせていたんだからな。
　変な話だよ（苦笑）」と言った。

歌詞を見ると、’卒業生が先生方に感謝し、学校生活を振り返る内容の歌’とある。

歌わされた・・・？


・・・慣例化していただけであって、最初は卒業生が選んだのかもしれないけど、
ワタシは何より、夫の口からそのような内容の言葉が出たことに、驚いたのだ。

人付き合いが広がったことで、夫自身の考え方も変わったようだ。

ヒトって、感化されてしまうものなんだ。

だとしたら、本当の自分ってどれ？

刻々と時間は流れていき、ヒトも思いも変わる。
それは、受け入れなければいけないことなのだろう。

だけど、ワタシはコロコロと言う事が変わる人間にだけは、なりたくない。