こんにちは。
実家への帰省を除いて、家族旅行に行ったのは2回。
両方とも、TDRだった。
1度目の旅行は、長女の中学受験合格祝いという意味合いもあった。
夏休みを利用して、行くことにしたのだけど、
これまた、夫はまったく動かず(;´Д`)
当時、インターネットは普及していたものの、
今に比べればまだまだ情報量もそう多くはなく
一家庭に一台、PCがあれば恵まれてるという環境だったように思う。
なので、旅行に関しては、とにかく旅行パックの冊子をもらってきて
各旅行社のプランを徹底比較し、自分に合ったプラン(値段込みで)を
旅行代理店へ行って申し込むという、やり方だった。
今は、それ以来パック旅行というものには行ってないので
申し込みはネットでオーケーなのかも、知らないのだけど(苦笑)
この時は、朝6時台の新幹線に乗るために、4時起きしたものだけど
当時住んでいたところは、微妙に新幹線の駅に近く、
かといって、電車での移動が都合が良いというわけでもなかったのだけど
普通は少々面倒でも、電車で行くよねぇ。
ところが!
「タクシーで行こう」と夫が言うわけですよ。
家の近くには大通りがあったので、タクシーを拾えると思ったんでしょうけど
なんせ時間が時間なので、ワタシが
『予約しといた方がいいんじゃない?』と言っても
まったく耳を貸さず、当日に。
タクシー、走ってない。
当たり前ですよ、5時ですから。
それからね、夫のイライラに付き合わされるわけですよ、家族皆で。
タクシーが走ってないことも
時間が迫ってくることも
家族のせいではありません。
ダメか・・・と思ったときに
救いのタクシー一台。
一番下が小さかったので、膝上ということで乗せてもらいました。
なんとか新幹線には間に合った。
(結構、時間的に余裕を持っておいてよかった)
二泊三日でオフィシャルホテル宿泊。
もう新幹線に乗った時から、楽しみ半分緊張半分。
夫の気に入らないことが起こったら、おしまいですから(苦笑)
長女の頑張りを褒めるため、長女にもフォーカスを当てながら
夫の機嫌を取るという過酷なミッションw
その兼ね合いが、最も神経を使う部分。
子供たちは、自分の好きなところへ行きたいだろうに
夫の顔色を見ながら、付いていっている・・・
悲しかったな。
夫は
「どこに行きたい?」と子供に聞きつつも、
それを優先しようとは、決してしない。
自分の行きたいところを優先して、その途中に子供の行きたい場所があれば
行くというスタンス。
一日目のディズニーランドは、まずビッグサンダーマウンテンの
ファストパスを取りに行くことが、ワタシの仕事でした(笑)
1990年代、少しずつパーソナルコンピューターが各家庭に1台・・となった時期
我が家もノートパソコン購入に踏み切りました。
ワタシは比較的機械ものに強いほうではあるといえ、
パソコンなどという理系(感覚的に)で未知のものに関しては
自ら手を出すなどということはせず
(子育て中で、暇がなかったとも言えよう・笑)
全てを夫に任せていました。
この時代、ようやく携帯電話なるものも台頭してきたのですが
やはり通話料がネックで、夫は仕事用の電話をPHSにし
プライベートを携帯にしていたのです。
(勤務していたところは個人事務所のようなもので
すべての社会保障やツールは自分持ちだったのです)
・・・が、夫は2台持ちが煩わしくなり
当時画期的だった、両方使えるものに変えたことを機に
使用していたPHSは、何故か私の手元に来ることになったのです。
娘が幼稚園に通い始めたので、ママ友との連絡を取るには丁度良いものでした。
友人は携帯だったので、当時今でいう通信アプリなどはなく
キャリアメールでのやり取りだったのですが、
PHSの1000文字に対し、キャリアメールは250文字制限があって、
文字数を気にしながらのやり取りでしたね(苦笑)
話が逸れました(^-^;
(ちなみに、パソコンよりPHSや携帯は後になります)
今もそうですが、メールのアカウントをもう一つ取るのは有料だったので
(今ほど安くはなかったし)
夫は共通で使おうと言いました。
もちろん、それは「個人を尊重してくれるだろう」と思っていたからです。
ワタシは早速、妹とメールでのやり取りを始めたのですが
まぁ、愚痴のようなものも書くわけですよ。
ここはワタシの落ち度でもあったのですが、妹からの返信を読んでいるとき
背後に気配を感じました。
振り向くと、夫がメールを読んでいました。
(ワタシはそのようなこと、したことがありませんよ、念のため)
妹からの返信メールには、「もう少し夫が協力的だったらいいのにね」
なーんていうことが書かれていたんですよ。
それを読んだ夫は、拗ねましたね。
こういうこと、平気でするんですよ、夫は。
妹とのメールのやり取りは、すぐにやめました。
せめて、メールアドレスを自分用に取れればできたでしょうけど、
そこまでして、夫の神経を逆なですることもできず。
ワタシが外界とつながっていくことが気に入らない夫は、
夫がいる前では携帯(PHS)を触らないように、という禁止令を出しました。
のちに、自分が破ることになるんですけどね。
このように、自分はすべてを知りたい。
自分の常識で家族が動かないと気に入らない、という人だったんですね。
家に来る郵便物も、家族宛であろうと開けてました。
注意をしても、「見られて悪いものでもあるのか?」といった具合で。
そのくせ、クレジットカードの請求書は、開けないんですよ(苦笑)
この癖は娘が成人してもおさまらず、娘の給与明細が郵送で来た時に
夫は平気で開けたので、さすがにたしなめたんですが相変わらずで
「俺が娘のものを開けて何が悪い!」と逆切れ。
帰宅した娘はそれを見て、更に夫にキレてました。
夫は、娘に嫌われるとか、そういった感情は持ち合わせてなく、
俺様には従え、という感覚だったようですね。
誰のおかげで大きくなったんだ(生活できてるんだ)
家族に対しては、そういう物差しでしか見ることができなかったようです。
娘には、中学までキスを、高校生まで抱きつきを強要してましたから。
立派な、セクハラオヤジですよ。
ちなみにもう一つ、ワタシが持つ携帯電話はすべて夫の指定でした。
自分で好きな機種を選べるようになったのは、
スマホが出る1機種前でしたね。
そりゃ、判断能力もなくなるっちゅーの(笑)