HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

歳の数だけ病院通い

2021年03月29日 |  雑 日 記

こんにちは。
春ですね。
桜が満開ですね。
心はウキウキですが、行動は浮足立ってはいけませんね。
第4波ですから(^-^;

さて、昨春と昨夏、ぎっくり腰をしてからというもの、恐怖心が消えず
自分の心が体の動きを制限してしまうので、
ますます腰の固まりが治りにくくなり、
おまけに腰の筋肉が張ってしまって、どうしたもんだろかになってしまった。

妹と話しているときに、そのことを話すと、
いや、驚いた。
妹も若い頃(ワタシよりもずっと)にぎっくり腰をやっていて
それも、外出先でなったために散々だったという話を聞いた。
ワタシがぎっくり腰になったときは、ジッと同じ体勢をしていたときだったので
これは’どんな時でも起こり得るものなんだ’と、改めて思った次第。

すげーな、魔女の一撃(笑)

妹は、近くの病院の救急に行ったらしかったが
やはりすることはないと言われたそうで、
翌日から、痛かったけどすることがあったから学校は休まずに行った、のだそうだ。(偉い!)

妹は、”腰を痛めそうだ”というサインを感じるようになったそうで
腰に関しては、今のところ悪くはなってないそうだ。
それよりも、手にちょっとした不具合が出て、
これは仕事にも差し障ると考えた妹は
迷わず、整形外科に行ったらしい。
とにかく、治るとは信じていなかったので(彼女らしいわ)
原因が分かれば、、といった期待値で赴き、診断を得て電気治療を開始。

治った!と喜んでいた😃

そして、言われた。
「つべこべ言わず、整形外科に通いなさい」

はい。行きます!(笑)

腰だけではなく、五十肩最高潮なので、ちょうどよかった。
医師には、五十肩のほうが大変なようなことを言われ
理学療法を受けることになった。
腰は電気をかけるが、五十肩は滑車を使った腕上げだ(苦笑)

うん、自宅ではできんな(笑)

その医院では初めての理学療法を受けて、なんとなく満足したのだが
時間を見たら、もう一軒はしごできそうな時間だったので
今度は、かねてから行こうとしていた皮膚医院へと行くことにした。

ワタシは幼い頃から治らず、体のあちこちに出来る湿疹に悩まされており
今は消失期だけども、新たに別の場所に出来ているので、診てもらうことにした。
(薬をもらいたい気持ちの方が強かったのだが(^-^;)

診てくれた医師は、同年代くらいに見えたが、問診票と湿疹を見て
「幼い頃から、、、塗り薬でいいよ(フッ)」
と、言いやがった。
新しいものを見せても、「同じものでオッケー」と。
ふーん、電子カルテだし、儲かってんな
という言葉がワタシの前を通り過ぎたが、別に薬をもらえればいいや。

ワタシは整形外科の医師の方が、話を聞いてくれて真摯だし、とても好きだ。
(おじいちゃん先生なのよ)

さぁ、リハビリテーションに励むとするか。
今年は病院に検診にと、病院づくめになりそうだ💦

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【コーヒーが冷めないうちに】を観た

2021年03月20日 |  favorite & レビュー

 

ちょっとファンタジーなお話。
喫茶店『フニクリフニクラ』のある席は、自分が望んだ過去未来へ行くことが出来る。
それは、淹れたコーヒーが冷めるまでの間。
それには細かい決まりがあった。

そんな噂を聞きつけて、喫茶店に来る人々。
しかし、その席には先客がいて、その客が席を立たないと使うことはできない。
その客が席を離れた間に、自分の思う時間へと行く人々。
そして、必ず笑顔で帰っていくのだ。


ファンタジーそのもので、とても楽しく、感動する物語だった。
この先客というのが、この物語の中心となっている人物で
有村架純演じる時田数に近い人。
数は心に寂しい思いを抱いたまま成長し、
このまま生きていくのかと思っていた時、
店に来た大学生・新谷亮介(伊藤健太郎)と知り合い、大切な人になる。
亮介とのこれからを考えたとき、数の「寂しい思い」によって
これからを見失いかける。
その時、亮介が思いついた案によって、数は「寂しい思い」の真実を知ります。
それは【過去に戻ることが出来るコーヒーを淹れることが出来るのは、時田家の女性だけ】がキーワード。

この喫茶店に来ている3人の人々が、過去に戻ることによって得る本心と未来。
3つの物語も、心が温かくなるストーリー。
こういうお話も、いい。

☆☆☆☆★

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実祖母の死

2021年03月12日 | 結婚生活

実祖母の具合が悪くなり入院したと聞いて、病院に赴いた。
細く小さくなった実祖母が、横たわっていた。
ワタシの顔を見ると、微笑んで
「喉が渇いた」
と言った。

家族に水分の摂り方を教わり、飲ませた。
話もあまり出来る状態ではなかったので、
疲れの出ないうちに引き上げることにした。
帰るね、と声をかけると

「Youちゃん、家に帰りたい」
と言われた。
それには答えることが出来ず

「また、来るね」
と言うにとどまった。

その後、自宅に戻り、数か月が過ぎた。
実祖母が胃ろうの手術をし、先は長くないかもと聞いて
病院に赴いた。
実祖母は大部屋に移っていたが、そこには
もう話しかけても返事もない以前の見る影もない実祖母がいた。

うつろな目をした細くやせこけた骨と皮だけの実祖母。

その姿を見て、実祖母の気持ちを慮った。
今の状態は辛くないのだろうか。
病院は家族にとっては安心だけど、本人は家が一番だろうな。

そんなことを思いながら、訪問を終えた。

それからどれくらい経ったのだろうか。
実祖母が亡くなったと、連絡がきた。
その頃の家庭は、夫とその身内が祖母のお金を遣い始めたころで
当時(良かったと思えたのはこの時だけだが)車が2台あったので
ワタシは娘たちを連れて、実家へと走った。

途中、高速道で覆面パトに捕まったというハプニングがあったけれど
とても親身になってくれる警察官で、危なさを諭された記憶がある。

夫は仕事を終えてから来るということだったので、葬儀当日に来ることになっていた。
夫と実家で合流し、葬儀場に向かった。
雨がポツポツ降ってきた。

「雨に濡れないところがいい」というので、エントランスしかないと伝えると

「死人が通るところなんて、嫌だよ」と鼻で笑われた。

それなら仕方ないじゃないか。
家族が亡くなって悲しい時に、“来てやったんだ”と言わんばかりの態度の夫。
自分も大好きだった父親を亡くしているのに
ヒトの気持ちは想像できないんだね。

義理は果たしたとばかりに、葬儀後夫は帰っていった。

悲しい別れが、何かにかき回されたような感じがして、
心の中が濁った感じになった。

妹が、実祖母の指の骨を少しくれた。
ワタシが裁縫をしている祖母が好きだったから。
それ以来、心の拠り所となっている。

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