HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

義父の死

2020年12月30日 | 結婚生活

夫の父親が急死した。
体調を崩した挙句の緊急入院、すぐに亡くなってしまった。
夫は父親が好きだったので、それはそれは悲しんだ。
しかし、その矛先は父親の連れ合いに向いた。

「もっと早くにあの女が病院に連れて行っていれば、助かったかもしれないのに」

「いくら病院嫌いでも、首に縄を付けてでも連れていくべきだった」

ワタシは黙って聞いていた。
今さら何を言っても戻ってはこないけど、「言いたいことはあるだろう」と思ったから。
本人に聞こえないところで言って、少しでも気が晴れるなら、
それでいいと思っていたから。

でも。

通夜葬儀のあと、身内だけの時のことを聞いたワタシは、驚きと恐怖を感じた。

「あの女に言ってやったんだよ。親父の気に入っていたものがあったから
 それを尋ねたんだよ。そうしたら、あの女、そんなもの知らないって。
 だから、親父もなかなかの面構えだから、いい女性もいたでしょうね。
 もしかしたら、そっちに渡してるかもしれませんね、って。」

「あんな垢抜けもしない女と結婚して…何が良かったんだろうな。
 あの女、体が弱いって聞いた。ストレスかかって〇ねばいいのに」

もう、耳を塞ぎたくなることをたくさん聞いた。
ワタシの方がストレスを感じて、それ以上は憶えていない。

ああ、これが、ワタシが好きになった人なのか。
自分の物差しで人を計り、そして攻撃をする。
気に入らなければ、攻撃してもいいと思っている。
なんて、浅はかで、情けない。

ワタシは夫婦のいきさつも、詳しいことは知らない。
でも、あの姑と結婚してダメだったからこそ、今の連れ合いを選んだのではないのか。
ワタシは、そう思った。

そんな出来事からしばらくして、亡くなった義父の相続財産が一部、夫に入った。
その中の少しを、家計に遣えば、ともらった。
家族で使うものに、遣わせてもらった。

その後、更に前回より多めの相続財産が、夫に入ることになった。
その時、一言言われた。

「これは、俺がもらうべきものだから、もう一円もあげないよ」
(ワタシは一言も欲しいだなんて言っていない)

夫は名だたる高級ブランドの店に足しげく通い、次々と高級衣類を身に着け始めた。

そして、姑が乗っていた車を買い替えることを聞きつけ、
〇十万円で引き取ってきた。
その車(まったく実用的ではない)を、自分の好きなようにオプションパーツをつけ
磨き倒して乗っていた。
三女の幼稚園に迎えに行ったこともないのに、迎えに行って(超近所)
若い女性保育士にキャーキャー言われて、嬉しかったようだ。
(後日、女性保育士さんから、そのことを聞いた)

その後、うちに来た姑がその車に目を付け、乗って帰ってしまった。
代わりに、夫の弟が乗っていた車が、うちにきた。
彼らは、姑には絶対に逆らえなかったのだ。
(お金も車も戻ってはこなかった)

ワタシは、まったく車に乗らなくなった。

そんなワタシを見て、夫は
「車、乗ればいいのに」

カチンときたワタシは言った。
『じゃあ、例えば、ワタシが妹から借りてる車を、
 あなたに【自由に乗って】って言ったら、乗れるの?
 モノって、ぶつけたり故障したりして直しても、完全に元の状態には戻らないよね?
 なのに、平気であなたの弟の車を乗り回すなんて、ワタシは出来ないわ』

それからしばらくして、夫は弟の車を戻した。
もちろん、姑から買った車も戻ってはこなかった。
夫は、落ち着いた車を買うことにしたようだ。

もちろん、ローンの支払いは、家計からだ。

車バカではあったけど、このあと、更に馬鹿になるとは思ってもみなかった。

ワタシの気持ちが完全に切れたのは、その時かもしれない。

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エクラフチュールとステムサイエンスの組み合わせで。

2020年12月20日 | 美容

エクサージュの化粧水が無くなったので、
購入していたエピステームステムサイエンスを使うことにしました。

POLAのRed.BAビギニングエンハンサー
再び購入を考えていたのですが、ステムサイエンスとの相性は
エクラフチュールの方が良かったので、エクラフチュールを買ってきました。

実は少量残っていた、ステムサイエンスのトライアルキットを
ビキニンクエンハンサーのあとに使ってみたりしました。
その結果、肌の張り(パーンとした感じ)を感じず
エクラフチュールとの相性が良いのだと感じて、
当面はこの組み合わせで行くことにしたわけです。

恐らく、ビキニングエンハンサーの効果が高くて、
お互いを高めあうことが出来なかったのだと、推測されます(^-^;

ビキニングエンハンサーは化粧水後の美容液要らずの高効果でしたので、
惜しいものがありましたが
コスパの面でもエクラフチュールと大差なかったので
自分の欲しい効果や、手持ちの化粧品との相性などを考えるのも必要かもしれませんね。

というわけですが、とあるTwitterの皮膚科医がいうには
「エイジング化粧品で効果が得られないと感じたら
 そのお金をボトックスにつぎ込むことをおススメ!効果が高い」
と言っていたので、ま、限界を感じたら大人しく肌に合うものを使うことにします。

それはきっとAlbionでしょうね。

(お肌のハリと、顔の大きさと勘違いしないようにしなければ…笑)

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楽しいはずの発表会

2020年12月06日 | 結婚生活

幼稚園には、必ず発表会というものがある。
我が子の成長を見られる場ではあるので、とても楽しみな行事だ。
でも、一日を通しての発表会だったので、お昼ごはんは皆が食べるお弁当を作らなければならなかった。

ワタシは、料理が嫌いではなかった。
でも、偏食の夫に毎日毎日文句を言われながらの生活をしていると
自分の作るものすべてに、自信がなくなってしまった。
料理の時間になると、気が重くなり、夫の帰宅時間が近づくと動悸がした。

それでも、毎日、食事を作らなくてはならない。

子どもの発表会は、とても楽しみだった。
ただ、家族で食べるお弁当だけが悩みだった。
偏食の夫と長女のものを中心に、お弁当を作る。

子どもの晴れの舞台だというのに、気持ちはなにか引っかかったまま。

夫は子供の写真を思い出に残すより、自分の目で見たいと言い
撮影はワタシがするようになった。
(夫の言うことも理解できたので、それは納得している)

以後、子供の行事撮影は、ワタシの仕事になった。
家族写真でワタシが写っているものは、ほとんどない(笑)

午前中の部が終わり、お昼休憩になった。
お弁当を食べないといけない。
お弁当を開けた。

一般的なもので作ったつもりだ。

おにぎり・玉子焼き・ウインナー炒め・スパゲティ・肉団子・サラダ…


「しょぼいな・・・」

夫はそう言った。

子供たちは、美味しそうに食べてくれた。
ただ、その姿だけが救いだった。

夫は、チラチラと他所の家のお弁当を見ていた。
その姿が、とても嫌だった。

子供たちが小学校に上がると、運動会がある。
小学校は、その当時家族で食事をとるスタイルだった。
幼稚園の頃、散々だったので、サンドイッチを足すことにした。

ひと手間どころか、二手間も三手間もかかるようになったけど
夫はそれだけで満足し、ブツブツは言わなくなった。

運動会を経験した夫は、よその家がほとんど所有していた
一眼レフが気になったようだ。
我が家も買おうということになり、大手家電量販店に行った。

ワタシは撮影係として、軽い機種が欲しかった。

でも、夫はそれをいともたやすく却下した。

「その程度のものを買ったら、次は上位機種が欲しくなるから
 最初からしっかりしたものを買う方がいい」
それが夫の考え方だ。
考え方が間違っているわけではないが、自分が使うわけではなく
その機能を使いこなすだけの腕があるのか、というとそうではない。
そんな状態で、宝の持ち腐れにはならないか?という話だ。

これが、以前話した、「こだわり」だ(苦笑)

その後、この一眼レフよりも上位機種を購入し、
さらに、報道写真家が持つような望遠レンズも加わることになった。

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