知ってはいたけれど、初めて足を踏み入れる病院でした。
たくさんの患者さんがいて、気後れするほど。
総合受付にて紹介状を渡し、案内を受けた場所へと進みます。
予約を取らずに来たので、長時間になることは予想していましたので
小説を持参し、時間をつぶしていました。
待合室は、他科の受診待ちの人もいらっしゃったので、いっぱいでした。
思ったより早く呼ばれ、前の病院と同じように
髪を軽く引っ張って抜け毛を確かめ、
ルーペで頭皮の状況を見、そして、血液検査を受けるように言われました。
自分で気になっていることを伝えると、医師は
「じゃあ、ホルモン系はたくさん調べることにします、
結構検査料はかかりますが、いいですか?」
と、尋ねてきました。
自分でも納得したいので、了承し、血液検査へ。
医師は、午後にもう一度診察するので、
診察室前に戻ってきてください、と。
血液検査室は10ものブースが並び、ひっきりなしに番号が呼ばれ
次々と入れ代わり立ち代わり、患者の血液を採っていました。
自分の番が来て、採られる量に驚きました。
7本でした。
もう一度、診察室に戻ると、血液検査の結果は後日になるので
今言えることは、状態から考えることが出来る疾患と
それを治療する「標準治療」について説明されました。
一週間後に予約を入れられ、結果を待つことに。
そして、念願だった※ウイッグを手に入れることが出来ました。
このままでは、すべての髪が無くなるだろうからと、フルウイッグも。
会社へは、帽子も被らず、なんとなく隠す程度で行っていたので
大方の人は、ワタシの状態をわかっていたと思います。
その後、会社で髪の話になっても「これウイッグなんで☺」とあっけらかんとしてました。
(実は、ワタシはくせ毛なのでウイッグの方がスタイリングは楽なのです☺)
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再受診の時。
血液検査結果を見て、医師は
「自己抗体が高いです。自己免疫疾患ですね。
そして、甲状腺も気になります。一度、甲状腺専門医に診てもらってはどうでしょう?」
と、提案を受けました。
「もちろん、当病院にもその方面の診療科はあります。
どちらでも構いませんよ。内分泌科の医師が治療をするかどうかわかりませんが
治療をしたら、脱毛も良くなるかもしれません。」
ワタシは、また別の病院に行くのも大変なので、同じ病院の内分泌科を受診しました。
皮膚科からのコンサルテーションということで、割と早めに診察室に呼ばれました。
血液検査結果を見た医師は、別の検査もしたいということで
再び、血液検査をすることに。
それは15分の安静後に、血液を採るといった検査でした。
その後、甲状腺エコー検査に向かいます。
(続く)