HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

いじめの代償

2018年10月24日 |  子ども・親バカ


タンスを整理していたら、出てきたもの。
これは、長女が中学の時に起こったことへの弁済金。

小学校でいじめにあった経験のある長女は、
中学でいじめに遭っていても、自分からは告げてこなかった。
それは、小学校時代に、命の危険にも繋がると(階段から突き落とされたりしたから)
ワタシは担任と元夫を巻き込んで、解決を図ったからかもしれない。

気付いたのは、定期テスト前に長女がテーブルに置いていた教科書からだ。
何気に見たら、何かおかしい。
開いてみると、ごっそりと破られたページを見つけた。

長女に問うてみると、誰かに破られたみたいだ、と答えた。
長女はいじめられる理由もわからないし、様子を見ると言っていた。
でも、破られた場所は試験範囲。
これでは、学業に差し支えるからと、いじめの解決云々の前に
教科書を買いなおさなければいけないからと、
長女に確認をして、担任に相談することにしたのだ。

担任にはこう告げた。
「今、いじめの張本人にどうこうとは、考えていません。
 取り急ぎ、教科書を破られた事実をお伝えします。」

担任の動きはよかった。
というか、たまたま、その事件を目撃したという生徒が現れたからだ。
目撃生徒は、これまた、長女の教科書を破っていた【張本人たち】を
快く思っていない生徒だったのだ(^-^;

その生徒から裏を取り、確認した担任はワタシに連絡してこう言った。

「本人と親御さんには、私からお話しします。
 相手の親御さんにも同じことを言いますが、決して当人同士は接触しないでください。
 必ずと言っていいほど、揉めますので。私にお任せください。」


それも一理あると、担任に任せることにした。
その時に返ってきたものが、コレだ。
張本人たちは、三名いたのだが、これも人それぞれで。
一切、何も書かずお金だけを入れてきた人。
封筒にお詫びの一言を書いてきた人。
カードにお詫び文を書いてきた人。

この行動一つで、人を判断できないけれど、親としての立場で考えてみると
三人とも悩みながら、そうしてきたのだろうとも思った。
(もちろん、三人で破ったというのではなく、破った人間と見ていた人間に分かれるのだけども)


その後、いじめはなくなったと思われる。
張本人たちは、目撃生徒たちによって、嫌われ者になってしまったらしい。
それもまた、いじめと言えるのかもしれないが(;^ω^)
長女は言っていた。

「ざまあみろ。人にそんなこと、するからだ」

これは、いじめの代償なのか。

ともすれば、自分にとって良くないことは、何かの代償なのか。
そんなことを考えながら、人に対して「何か」していないか自戒しながらの日々だ(苦笑)

とはいえ、15年間もこうして取っておいてあるというのは、
ワタシも相当な粘着質、ということなのかな(笑)
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考えている。

2018年10月04日 |  子ども・親バカ
ワタシは今、もーれつに考えている。
甥っ子が鬱になった。
母親である妹も、同じように患い、そして悩んでいる。
程度の差こそあれ、鬱は、人それぞれでつきあい方も長さも、違う。
娘も経験者だし、ワタシも見守る立場は経験者だ。

ワタシに何が出来るのか。

それを、もーれつに考えている。
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