離婚後、元夫は、長女にわりと連絡をしてくるようになったそう。
そして、長女は夫にパワハラを受けていましたが、
家を出ることに関しては当事者ではないので、
距離が出来てからは「普通に」考えられるようになったみたいです。
それで、月に一度は、長女は元夫と、ご飯を食べに行くようになりました。
そこで、色々と元夫の近況や、その後など元夫から話されることも多いようですが、
ワタシが元夫を託したはずの彼女と、別れたようでした。
別れるのに1ケ月もかかったと、娘に話します?(苦笑)
この話を聞いて、夫はプライドが高かったはずなのに、
【そこはハードル低いんだ】と思いました(笑)
一人になった元夫は、ハローワークに行って職を探したようです。
そこで、初めて見た現実を、長女に話した様子。
そして、新しく勤務している場所は、シフト制のアルバイトで
そこに勤める人々と接するうちに、自分の見識の狭さを痛感したと言っていたそう。
自分が、ワタシにどれだけ尽くされていたか、
ワタシが、元夫のもとで、どれだけ努力していたか、
ということを、認識した、とも。
(自分ではそんなに「努力」したとは思ってないのだけど・苦笑)
ワタシは、離婚理由として暴力をあげていましたが、
もっとも大きかった理由として、モラハラがありました。
でも、モラハラというものは、すべてのハラスメントと同じで立証するのは難しく
それこそ、文書やボイスレコーダー録音されてなければ難しいということも、
理解していました。
だから、前面には出せなかったのです。
そんな中、突然家を出たときに、ワタシが購入していたモラハラの本を
元夫が見つけ、読んだそうです。
最初は、「こんなもん(笑)」と思っていたそうですが、
読み進めていくうちに、
「これ、全部やってるわ・・」
と、思ったようで、長女にもそのように話したそうです。
その後、元夫は、姑たちとも距離を置くようになったようで
結婚後の、波乱の元となったものを排除した形になった様子。
思えば、元夫は上ばかりを望みすぎて、自分の足元や、
(一般的に言われている)「庶民の生活」というものを感じることをせず
ホワイトカラーが全てだと、己の【分】をわきまえずに行動してしまった。
自分も元は庶民的な生活をしていたはずなのに、大きなお金を得たことで
人生において、最大の勘違いをしてしまったのだと、思います。
そして、それは、ワタシの元夫への愛情のかけ方にも、問題があったのかもしれません。
ほんのちょっとした、感覚のズレ、歩む方向のズレが、最大値に達してしまったとき
二人の将来を考えられなくなったのでしょう。
そして、それは必ずと言っていいほど、片方のみが認識し、
ある日突然、プツンと何かが切れてしまうのです。
惰性での生活は、無味無臭になり、マネキンが動いているような感覚。
表面は幸せそうで、笑顔で、明るくて楽しそうで。
だけど、中身はボロボロで。
そんな状態だったことを、伝えたくも思ったけれど
もうすでに、ワタシは自分の人生を歩き始めている。
過去のことにこだわりも、縛りも受けたくない。
死にゆくその日まで、前だけを向いて歩きたいと思いました。
途中で、何度も立ち止まって振り向きたくもなったけれど(苦笑)
人生に「もし」は通用しない。
どなたかが、言ってましたっけ。
(完)
「結婚生活」「結婚生活 外伝」ともに、完結です。
そのつもりです(笑)
確定されないために、書かなかったことも多々あります。
(特に義実家関係は•笑)
何の興味も持てない、ワタシの結婚生活を、拙い文章を読んでくださり、ありがとうございました。
苦しい結婚生活を送っている人の、踏み出す一歩のきっかけになれば、と思います。
・・・なにか思い出したことがあったら、書くかもしれません(笑)
じゃあね。