甘かったのか。

以前も記事に書いた、同じ職場でワタシのすぐあとに入った人。
少し人とは違うと思い続けていたが、
もしかしたら『大人の発達障害』なのではないかと思い始めた。
もちろん、本人は気付いていないだろうと思う。
今の社会環境では
「自分は発達障害です。得意分野があるのでそこを生かしたいです」
と言ったところで、それがすんなりと通ることは、まずないだろうし。

ワタシは漠然と、いずれ子供やお年寄り・障がい者の方々と共に生きてみたい、
と思っていたのだけど、
今回のことで改めて、自分の甘さと立ち位置を考えることになった。

ほんの些細な、毎日のことでイライラしてしまう。
イライラを抑えるために『あの人は発達障害だから』と自分を納得させれば
それはそれで、差別に繋がるのではないか……。
今の立ち位置が"会社"という組織だから、それでもいいかもしれないけど
なかなか、割りきれないでいる。

さて、あの人をどう扱えばよいのか。
無視が一番、良いことなのだろうか。
歳の割には幼すぎる言動に、辟易するやら呆れるやら。
放っといてほしいのに、わざわざワタシに絡んでくる。
回りの人が気になりすぎて、仕事の手も止まってしまっている。
こなす仕事量が倍ほど違う。
まるで中高生と居るようだ。

どうしたもんやら( ´ΘωΘ`)

生きたいと思うこと。

フリーアナウンサーの小林麻央さんが亡くなった。
34歳だった。
若すぎる。
何を言っても何を書いても、うすっぺらになってしまうので、書かない。
ただ、彼女の強さとひたむきさは、心に強く残った。


人は、簡単には死なない。
でも、簡単に死ぬ。
語彙力がないのでうまく伝えられないが、
そんな中で、人は、必死で生きている。
まるで、自分という痕跡を残すかのように。


ワタシは、６年前に前ガン状態で手術を受けた。
14年あまり検診を受けていたのだけど、初めての違和感。
ワタシの変化にも夫は気付かず、逆に責めるような態度だった。

はっきりと言わない医師に不信感を覚え、
セカンドオピニオンを求め、別の病院へ。
そこで言われた。

「必ずガンになります。切った方がいいです」

すぐに手術を決めた。

ガンになってなかったけれど、死を意識した。
そして、覚悟した。
あのとき、自分は一度死んだのだと、思っている。
だからこそ、その後の大きな事へも踏み切ることが出来たんだ。

今は、ワタシは生きたい。

《自分の人生を歩き始めているから》




「炭酸ストライプ」

イライラと憤りと困惑と。

ワタシは、今の職場にはなんの不足もない。
アナログとデジタルと融合したような、どちらかというとアナログの比重が大きい職場ですが。
ワタシはどちらにも属さない人間なので、中途半端がちょうどいい感じです（笑）

もうそろそろ定年を迎えようかという人たちに囲まれて、厳しい言葉も優しい言葉も飛び交っています。
なので。

この仕事をずっと続けていっても、全然苦ではないのですが・・・。

ただひとつ。

ワタシのすぐあとに入った社員。
彼女が、ワタシの心をかき乱すのです。
ワタシの身近にはいなかった、人間。
彼女と一緒に働くようになって、2か月。
理解しようとすると、疲れる。
ただ、そこに彼女がいるだけで、騒がしく、そして何をするかわからない恐ろしさが佇んでいます。

彼女は、とても純粋なのだと思います。

でも、人の言葉を一度では理解できない。
不毛な会話を3回はしないと、理解してくれない。
立場と状況を理解できない。
いわゆる、「空気が読めない人」なのです。

仕事においても、理解できないから勝手に判断してやってしまう。
独り言と、言葉の最後を細かく伸ばす物言い、そして文末には（笑）が必ず・・・（苦笑）
彼女がいるだけで、賑やかですｗ

当初、指導者は彼女に危険を感じて、雑用以外はやらせませんでした。
だけど、上からのお達しがあって、指導者は少しずつ教えるようになりました。
社員ですもの、雑用だけしていてお給料は渡せませんよねぇ。

最初は「ありがとう」も「すいません」も、彼女は言えませんでした。
でも、少しずつ人のまねをして、今は言えるようになりました。
ゆっくり、成長していってるのだと思います。

彼女、いくつだと思います？


ワタシは、25歳の長女とほんの少ししか歳は変わらないのだろうと、思っていました。
でも、実は、ワタシとそう歳が変わらなかったのです。
だからなおさら、戸惑うのです。
だから、ワタシの周りには居なかったニンゲンなのです。

そして、ワタシと張り合ってくる彼女に、苛立ち戸惑い振り回されているのです（苦笑）
情けない・・・

上司から、3か月の更新を半年に引き延ばしてほしいという打診がありましたが、断りました。
もう少し様子を見て、ワタシが気にならなくなる状態に、自分を持って行くか、
彼女が成長して、普通に、話が出来るようになるか。
取りあえずの、リミットを設けて、やって行きたいと思います。

長々と愚痴にお付き合い下さり、ありがとうございました。