HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

洗脳とプライドレイプ

2019年11月16日 | 結婚生活

夫は、ワタシのすることなすこと、否定から入るようになった。
そして、それはありとあらゆるもの、方向へと進んでいった。
テレビ番組を見ては
「主婦が夜に出歩くのって、どうなんだろう」
「主婦なのに友達と飲みに行くって、どういう神経してるのか」

「僕と出掛けるときは、3cm以上のヒール履くの禁止ね」

まるで、ワタシや主婦に人権はないかのように。

主婦とは、いつも笑顔で夫に尽くし、子供のために身を削り、無償の愛をそそぐもの、とでもいうように。
夫は、さらにそれにプラスして、
妻はいつも綺麗にして、おしゃれな服に身を包み、魅力的な女でいなければならない、とばかりに押し付けてきた。

それは、夫婦生活にも及んだ。

子育てで疲れているワタシが拒もうものなら、お前の妻としての意識はどうなんだ!と責められる。
そして、自分の好むような女になれと、細かい指示が飛ぶ。
ネチネチと思い出したように言われる。

ワタシは、どちらかというと淡白で、精神的なつながりを求める方だった。
だから、夫の好みの女には、なれなかったなりたくなかった。

でも、「自分ばかりが誘ってばかりなのは気にくわないから、お前からも誘え」と言われたワタシは、

「そろそろ誘わないとヤバいか」という恐れがあったため、ある夜言葉にしてみた。

その時の夫から
「今日はいい。疲れてるから。それより、お前から誘うってなんなんだ?お前は淫乱女か!(怒)」
と激怒され吐き捨てるように言われたのだ。
どれだけ、自分勝手なんだ。
ワタシの心は、泣いた。

それからしばらく経ったある日。
夫から、誘いがあった。
ワタシは妊娠しやすい体質だったようで、二人目も授かりたい時にすぐに授かった。
その時、活発な二女のこれからも考えて、三人目はもう少し育児が落ち着いてから、と考えていた。
それを夫に説明し、今は妊娠しやすい時期だから避けてほしいとお願いした。

「え~なんで?いいやん、別に」

そういって、半ば強引に事に及んできた。

あれほど、ダメだって言ったのに。
避妊もせず、勝手にしていった。


ワタシは、妊娠した。

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二女の自由と、雁字搦めと

2019年11月09日 | 結婚生活

装具を付けた二女は、すくすくと成長し、順調に寝返りもうち、四つん這いもするようになった。
でも、装具を付けているため、進むことは出来ず、かんしゃくを起こすことも増えた。
主治医にそれを伝えると、ハイハイを妨げることは出来ないから、と装具を外すことになった。
股関節の状態も、完全に安心とは言い切れないが、歩くまでは状態を見ていきましょうということに。

晴れて、体が自由になった二女。
それからというもの、グングンと活発になっていった。
今までの、動けなかった鬱憤を晴らすように、動き回るようになった。

順調につかまり立ちをし、そして、歩いた。
なぜだろう。

子供が、二本足で立つことが、

二足歩行することが、

こんなにも喜ばしいのは。

この頃から、さらに時間に追われるようになった。
片時も目が離せない。

長女は手のかからない子とはいえ、やはり幼くて、構わなくてはいけない。
二女は、危なっかしくて見ていられない。
常に、注意をしておかなければ、危ない。

この頃からだろうか、夫の本性が見え隠れし始めたのは。
以前書いた「結婚指輪」の時のように、
同級生との遭遇の時のように、
ワタシをディスり始めた。

二女を出産した時、これから時間が無くなるだろうと、実家で簡単なコートを買っていた。
それを見た夫は一言
「こんなもの着て歩かないでよ。趣味じゃない。服を買うならついていくから。」

そのコートはお蔵入りになって、日の目を見ることはなかった。

ワタシは、オシャレも洋服にも興味のない人間だった。
ただ、友人と仲間とテニスがあればいいと、思っていた人間だった。
夫のことも、オシャレに気を遣う人だとは、思っていなかった。
出会いが、出会いだったから。

冬を迎えるにあたって、買い物に出たときのこと。
ワタシは、靴下を買った。
購入して帰ってすぐに、夫に言われた。

「あんな靴下、よく買ったね。合わせるのに難しいものばかり。僕はよぅ買わんわ(笑)」
「疲れた。早く、ご飯にしてくれる?」

出かけて疲れているのは、ワタシも同じなのに。
子供の世話も、夫の世話も、家事一切をも、ワタシだけの仕事だった。
出かけようと、何をしようと、家での時間は変わりなく過ぎなければならない。
そのプレッシャーが、いつもあった。

ある日、何気なく、聞きたくなって聞いた。

『ねぇ、ワタシのどこが良くて結婚したの?』

「背の高いところ」


やっぱりね、苦笑いだわ。

 

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【コスメの誘惑】ORBIS エンリッチクリーム

2019年11月04日 | 美容

こんばんは。
この連休、いかがお過ごしでしたか?
ワタシは、ずーっと家でPC作業に明け暮れておりました。
いや、大したことはしてないんですが、時間を無駄にしたくなくて、つい(;'∀')
いや、することあるだろーとは思うんですけどね(笑)

 

さて、元夫に、反省の意味で3年以上前にいただいていたドゥラメールのクリーム
ようやく亡くなったので無くなったので、買ってきました。

ORBIS エンリッチクリーム
ショップに行ってBAさんに
「一番保湿力の高いクリームはどれですか?」
と尋ねたところ、これだと言われたので、迷わず購入。

オルビスは詰め替え用があるので、いいですね。
次回からは、詰め替えを買うだけでいいので。

さて、使用感ですが。

コクのあるクリームなんですけど、とても伸びが良くて
少量で済むところがGOOD。
ワタシは休日はメイクをしない主義に変更したので(なんやねん・笑)
この休日は、このクリームの上にはファンデーションをのせなかったため
ノーメイク時の感じしかつかめてませんが、今のところは肌の渇きは感じません。
真冬になって、さらに空気が乾燥した場合は、まだわかりませんが(^^ゞ

今年の冬は、このクリームが活躍してくれるといいなぁ。

 

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保険拒否と付属品

2019年11月02日 | 結婚生活
二人目を出産して、いよいよ責任というものを考えてもらわねば、と思うようになった。
一人目の時は簡単に断られたが、二人生まれたのだから考えてくれるだろうと思ったのだ。

甘かった。

「え?死亡保険って、僕が死んだら出る保険でしょ?
 僕が死んでしまったら、僕は遣えないじゃんそんな意味もないものかけられないよ(笑)」
と一蹴されてしまった。

これには開いた口が塞がらなかった。
このような考え方では、どのように説明しても伝わるはずもない。

「もし、あなたに何かあったらどうするの?」

「おばあちゃんがいるから。お金は出してくれると思うよ」

・・・また、おばあちゃんか。

まったく、他力本願にもほどがある。
自分の子供だからなんとかしなければ、と思うような思考回路ではないようだった。

この時、ワタシは心に決めた。

この人を精神的に頼るまい。
出来得る限りの中で、やっていこう、と。

こうやって、徐々に自分を追い込んでいってしまったのか(笑)

子供のことは眼中になかったが、こと「自分のこと」に関しては異常なほど気にしていた夫
保険のこともそうだったけれど、他人から見た自分を本当に気にする人だった。
ベビーカーも一切、押さなかった。
理由は「人に見られたら変に思われるから。僕がベビーカー押すの、変でしょ(笑)」

初めてそのことで傷ついたのは、長女が歩けるようになったころ。
実家に帰省していた時、実家両親と一緒にある複合施設に遊びに行ったときのこと。
その頃のワタシは、出産育児に翻弄され、自分のことなど気にする余裕もなく
ただ疲れをいやすために実家に帰省した、という感じだった。

その複合施設で、偶然、同級生に会ったのだ。
彼女は双子を出産し、家族で来ていた。
懐かしさもあったけれど、お互い家族がいたため、軽い会釈で済ませた。

彼女が遠くに行って後、すぐに夫はこう言った。

今の同級生?双子を生んだのに、きれいにしていたね。
 それに比べてうちの奥さんは・・恰好をかまいもせずによれた服を着て・・恥ずかしい」


確かに着やすい着慣れた服を着ていた。
義母からもらった服だったので、大切に着ていたつもりだった。
なにより、一切家事育児をせずに、そう言ってのけることが驚きだった。

夫は、自分の付属品として、家族を見ていたのだ。
だから、実家祖母が贈ってくれた洋服を嫌がった。
だから、婚家祖母は「汚くなったらダメよ。あの子に捨てられるから」と言ったのだ。
すべては、夫を気分よくさせるための道具でなければならなかった。
思えば、辻褄が合うことが多かった。
なんということだ。
ショックを受けたが、ここでワタシの負けん気が顔をのぞかせる。

そんなに言うなら見ているがいい。
自分のプライドもある。
見返してやるよ。
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