HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

東野圭吾【使命と魂のリミット】

2012年03月30日 |  favorite & レビュー
使命と魂のリミット
クリエーター情報なし
新潮社


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主人公の夕紀は、心臓外科の研修医。
彼女が中学生のころ、父親の心臓に不具合が見つかり、今の指導医が執刀した。
父親は術中死。
その手術の直前、ある喫茶店で自分の母親とその執刀医(現指導医)が話しているのを見てしまう。

その後、母親と執刀医が交際を始める。
夕紀が医師を目指した本当の理由は、術中死した父親の死の真相を知るためだった。

その夕紀の勤務する病院に、一通の脅迫状が届く。
犯人の目的がつかめないまま、嫌がらせが続く。
内部とつながりのある人間なのか。
それとも内部だけの問題なのか。

刑事が捜査を進めるうち、夕紀の父親と指導医との関係が見えてくる。
果たして、犯人の目的は何なのか。
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東野圭吾の話とあって、テンポがよく、読み進めたくなる物語だ。
【使命】というのは、人の命に関係する職業なら、絶対についてくるものだろう。
互いの使命を忠実に守ったことが、どれだけ相対する立場の人間に理解してもらえるか。
そういった事件を絡めつつ、今、起きている事件と人間関係を解いていく。

面白かった!

医療の物語というより、人間関係のほうが濃い。
自分の身をもって【使命】を果たした指導医がカッコいい!
そして、その指導医が倒れたときの、夕紀の台詞がカッコいい!!
すべてを受け入れ、すべてを認めたからこそ出る、台詞だ。

星:☆☆☆☆☆



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仙川 環【感染】

2012年03月29日 |  favorite & レビュー
感染 (小学館文庫)
クリエーター情報なし
小学館



内容(「BOOK」データベースより)
ウィルス研究医・仲沢葉月は、ある晩、未来を嘱望されている外科医の夫・啓介と前妻との間の子が誘拐されたという連絡を受ける。幼子は焼死体で発見されるという最悪の事件となったにもかかわらず、啓介は女からの呼び出しに出かけていったきり音信不通。痛み戸惑う気持ちで夫の行方を捜すうち、彼女は続発する幼児誘拐殺人事件の意外な共通点と、医学界を揺るがす危険な策謀に辿り着く―。医学ジャーナリストが描く、迫真の医療サスペンス!第一回小学館文庫小説賞受賞作。

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とてもわかり易い伏線だった。
こういった小説を読み慣れている人ならば、わりと容易く結末を予想できたのではないかな。
実行犯が誰なのかまでは、ワタシはなかなか想像つかなかったのだが(^^;
閉鎖的な医療界の中での上下関係、ミスの隠匿などを絡めながら、現代移植医療の問題点を提起している。

残念なのは、強烈な人物像で設定された桜木栄子が、その人物像の役割通りではなかったということと
それぞれの人物が中途半端な感じのまま、物語を終えてしまったこと。
漠然とした人物が、スピード感のある物語に乗っかって、終わり、のような。

詳しい医療知識を持たなくても読める小説です。
スピード感はあるので、一気に読みたくなる本です。

星:☆☆

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マシェリ『ヘアジュレミスト』

2012年03月29日 |  favorite & レビュー
とろーんとした液がスプレーで出る、と書いてあったので買ってみた。

・・・出なかった(^^;

スプレーのようにシュッ!とは出ずに、直線っぽく出るけど
ブローしたら、結構つやつやストレートになる。

髪質によるかもしれないけど、割といいと思う。
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フィールド違いか!?

2012年03月26日 |  雑 日 記
先日、娘がコンタクトにしたいというので、いつも行く眼科へ行った。
花粉症の時期を迎え、少々目のかゆみを感じ始めていたので、一緒に診てもらうことにした。
いつものように、つつがなく終えるものと思っていたのだけど。

大学生くらいだろうか、男性2人が診察に訪れた。
片方の男性がコンタクトにしたいらしく、もう一人は付き添いという様子だった。

男性が連れ立って病院に来る、といったことにも少々驚き気味だったのだけど、
それよりも、更に驚く事態が待っていた。


なんと。

診療を受ける側を、付き添いがひたすら追いかけ、携帯写真を撮りまくるのだ(ー'`ー;)
ひどいときは、暗室状態の診察室まで覗く。

看護師たちの冷たい視線をまったく感じていないようで、傍若無人に動く。


挙句に二人で大声で話し

「○ちゃんシリーズが、増えたね




若者って、突拍子もないことをするものだけど、この2人に関してはそれ以上の無神経さだ。
躾をきちんと受けられなかったのだろう。
なんて、可愛そうな子たちなんだ。

一旦、診察から戻ってきた娘と、偶然にも意見が一致。

あの二人、ホモ!!???



どのような関係であるのかは、知りたくもないし、聞きたくもない。
しかし、きっと、あの場にいた人たちほぼ全てが、気分を悪くしただろうことは間違いない。

付き添いの男のほうが、受付の子をつかまえて、言った。

「僕は○○眼科にかかっているんだけど、そこからカルテもらってきて
 ここに出せば紹介という形で、ここで診てもらえるの?
(上から目線)」

もちろん、受付の子にははっきりと言われていた。

あたりめーだよ、アホかお前は!( ̄∇ ̄|||)
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ほっぺ筋力UPグッズ『プーペコ』

2012年03月23日 |  雑 日 記
最近、鏡を見ていて頬のたるみが気になったので、娘にぼやいたら教えてくれた。
(たいぶ前に発売されていたらしいけど)

東急○ンズに探しに行ったのだけど、美容グッズの多さに驚いた!(@ω@)
ワタシもグッズを持ってないわけではないので(笑)興味深く拝見した。

これ、使ってみたんだけど、結構効く。
割と大きく口を開けるので、顎に不安のある人はNG。
歯ではさむのではなくて、あくまでも唇ではさむ事。


・・・いつまで続くかわからないけど、出来るだけやってみる・・(笑)
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お友達ごっこ

2012年03月16日 |  雑 日 記
娘はかねてから暇人をしていたのだが、ようやくアルバイトが決まった。
先日、そのバイト先で研修があったのだけど、娘は少々疲れた顔をして帰宅した。

その原因は。

バイトの研修で一緒だった人だそうで(´~`;)

なんでも、一緒になった人みんなに、その人が「お友達ができて嬉しいわ~」と
メアドを聞きまくって、キャピキャピしていたそうなのだ(苦笑)

・・・確かに(^^;

娘が苦手なタイプだわ。


ワタシもそうなのだけど、会ってすぐに「お友達」というのは、少々苦手だ。
メアドは、例えバイトであっても連絡手段として必要だろうし、教えないことではないけど
研修初日では、これから同じユニットになるか分からないし、大人数の採用となれば
係わり合いもどれくらいの密度になるか、分からない。

そういうことを考えると、やはり、その人は、寂しいというかお友達がほしいタイプなのか、と思う(^^;

それはそれで、いいのだけどね。

案外、娘は大人っぽいというか、別な言い方をすれば冷たいというか・・・(^^;

「バイトとは言っても仕事でしょ?お友達作りに行くわけじゃないんだからさ~」
と、言っている。

ま、納得だ。

頼もしくもあるなw
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つぶやき

2012年03月14日 | つぶやき
この冬、街中で、スーパーで、ワタシがよく見かけたもの。


フードの中身が飛び出している人

そう、ダウンやコートについているフード。
被ると防空頭巾みたいな(笑)

その中身っていうか、裏地っていうか、ソレがぽこんと飛び出してるの。

あまりの多さに、ワタシは娘に聞いた。

「ねぇ、フードの中身を出すのが流行なの?」

娘は大爆笑して答えた。



そんなワケないじゃん(爆)


違ったか(^^;
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世界=ネット≒ヒト

2012年03月09日 |  雑 日 記
2~3日ぶりにPCを開けたので(どんだけズボラやねん^^;)友人たちのブログやSNSを覗きに行ったりしてみた。
携帯でも見られるのだけど、とにかく時間がかかるから、携帯では新着のみをサッと見るだけ。
そこで、納得して読んだのが 転妻よし子さんのTwitterをやめる記事。

ワタシTwitterを始めたときは、140文字制限というのはなんと難しいものよのぅ、と思っていた(笑)
伝えようにも、説明しようにも、絶対的に140文字では足らない。
その4倍は必要だ。

文字数で悩んだとき、『→続く』などをつかって何部にも分けてツイートしたこともあるけど、
果たして、そこまでして伝えなきゃならんのか、読んでる人はいるのか、と不思議に思い始め、
書くことを諦めることもしばしばあった。

でも、伝達力が早く、情報発信という形のTwitterだが、タイムラインに流れてくる情報は、
「今、自分がなにをしているのか」や「こんなことがあった」的なものがほとんどで、
(だからと言って、情報力がない、とか、つまらない、と言っているわけではない)
読み流せば済んでしまうものも多いように思う。

たまに、荒れているツイートがあったり、RTで回ってくるものがあるけど
気になるときやリプライしたいときは、転妻よし子さんのように、元の記事ややり取りをたどって、
よく読んでからしたいと思う。
そうでないと、一部を掻い摘んでの勘違いというのは、とてつもなく恐ろしいものであるし
自分の無知さや恥を、それこそ全世界に晒しながら自爆への道を歩んでいるのと一緒だ、と思うからだ(爆)
そして、それは書き手に対して、とても失礼な行為でもあるからだ。

ワタシはあるアーティストと繋がるためにTwitterを始めたのだけど
ファンの中にはTwitterが合わなくて辞めてしまった人もいるようだし、
そこは、やはり個人の思いを尊重していいと思う。
そのアーティストが活動を広めた今では、ほかのWeb Networkで繋がることもできるので、
なんら不便はない。

人、それぞれ、自分に合ったものを大切にしていけばよいと思う。
ただ、悪循環になるようなことだけは、避けたい。
次世代が、その中にはまらないように、と思う。

とはいえ、ワタシはTwitter,mixi, Facebookとうまい具合に住み分けできているので
それなりに、Twitterではアホなことをつぶやいていこうと思っている(笑)

コメント (2)
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東野圭吾【時生】

2012年03月04日 |  favorite & レビュー
時生 (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社


この本ね、違った形で読み急いでしまった物語。

設定は「ありえないこと」ではあるのだけど、すっと読めてしまう話ではある。

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不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、
二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。
どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、
謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―
「BOOK」データベースより
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主人公、拓実は自分の周りのことすべてを人のせいにして生きている。
口癖は「一発デカい事を当ててやる」
精神的に子供で、謙虚従順という言葉を知らず、
自分の気持ちの向くままに行動し、失敗し、人に迷惑をかけている。
とにかく、下品でやんちゃで、救いようのない青年なのだ。
そんな彼にも付き合っている彼女がいるが、その彼女(千鶴)はある日忽然と姿を消してしまう。

そんな中、「花やしき」で出会った一人の少年。
天涯孤独だという彼としばらく一緒に過ごすのだけど、
彼(トキオ)は、拓実の過去をなぜか知っていた。
不思議な少年トキオと過ごし、導かれるうち、自分というものを見つめなおせるようになった拓実。
トキオはいったい、何者なのか?

物語のほとんどが、拓実とトキオが千鶴を探し、その中で自分の過去と向き合うといったことで埋められている。
だからこそ、読み進めたわけだ。

このどうしようもない男、いつ変わるんだよ!?って(爆)

ちなみに、トキオの母親は千鶴ではない。
母親と拓実を引き合わせるのも運命で、そこにはトキオもかかわることになるのだった。

不治の病を背負うことになるかもしれない子供を、あえてこの世に生み出した拓実。
そうさせたのは、トキオとの出会いだった。

トキオの言葉が、じんときた。

「生まれてきて、よかったよ」

星:☆☆☆☆

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コスメの誘惑『ソフィーナ プリマヴィスタ ディア』

2012年03月01日 | 美容
かねてからCMを見て気になっていたパウダリーファンデーション。
どのドラッグストアも試供品は置いてなく、使ってみるしかなかった状態(笑)
今回、冬用のファンデーションが無くなりかけてきたので、思い切って買ってみた。

今回は下地クリームは買わずに、ファンデーションのみ購入。

これはスポンジが変わっていて、片側が起毛しているタイプ。

確かに、起毛している側で塗ると、とてもふんわりと綺麗に仕上がる。
・・・でも、超薄付き。
しっかりと塗りたい場合は、普通側のスポンジで塗ってから、起毛側で仕上げるといい。

でも、これでも薄付き(^^;

カバー力が必要だと思う方は、同時に同ブランドの下地クリームを買って併用するか、
BBクリームなどを使って、下地でしっかりとカバーしておく必要があるかも。
でも、この商品が謳っているように「黄ぐすみ」は消える。

このお値段で考えると、綺麗に仕上がるほうではないかと思う。


でも・・・やはり、値段の高いものはそれなりに見栄えや効果が高い。

正直、今まで使っていたファンデーションと比べると、仕上がりは劣る。
今までのより、+5歳に見える。

でも、せっかく買ったんだから、ちゃんと使い切るぞー!(*`Д´)ノ
もったいないオバケ、でるもんww
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