HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

初めてのママ友

2019年07月27日 | 結婚生活

長女の初めての検診。

当時の保健所に、集団で集められての検診だった。

その時に、ワタシと同い年で、長女と同じ月に生まれた女の子を連れた人と出会った。

 

雰囲気的にワタシと似た感じで、とても話しやすい人だった。

彼女と仲良くなった。

当時は、祖母との関係に疲れていて、彼女が遊びに来てくれることが

ワタシの唯一の心休まる時間だった。

 

あの時は不思議に思わなかったのだけど、

彼女は一週間に2~3回、訪ねてきてくれていた。

 

お互いの家は自転車距離だったのだけど、

ワタシが彼女の家に行くことは、ほとんどなかった。

というのも、彼女のご主人の仕事が、夜だったからということもある。

 

彼女のご主人も、夫と同じで車好き。

家族そろってのお付き合いになればいいな、と思っていたのだけど

夫は「夜の仕事をしている人間とは、付き合えないよ」と鼻で笑った。

(のちにわかったのだけど、彼女のご主人の実家は旧家で裕福だったそうだ)

 

彼女との楽しい時間も、祖母の一言で終わりを告げた。

 

「最近、同じ自転車がしょっちゅう止まってるね。

 私が自分の家にも入れないのは、どうかと思うわ。

 Youさん、他人に時間を奪われないようにしなさいね」

 

これは、もう彼女を家に入れるな、ということを指していた。

 

抵抗もした。

 

でも、その度、精神的圧迫は増していった。

耐えられなくなったワタシは、途中の公園で彼女と会うことになった。

 

そのうち、離乳食が始まった娘たちは、時間が合わなくなり

彼女と会うこともなくなった。

 

でも、年賀状や手紙で関係は続いた。

のちに、彼女の思いを知った。

二人目を出産した彼女を見舞ったときか。

彼女と昔ばなしをしているときに、彼女は言った。

 

【ああ、あの時は頻繁に行ってたよね。

 だって、Youさん精神的にちょっと・・だったから、通わせてもらったわ(微笑)】

 

彼女の優しさだったんだ。

 

当時、それを夫に告げた。

夫は一言「俺も気付いてなかったってことだったのか・・・」

とポソリと言った。

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エクラフチュールふたたび

2019年07月25日 | 美容
こんにちは。
梅雨が明けましたね。
暑い夏の始まりです。
今年は、やはり寄る年波か、体が変わっていっているのがわかります。
今まで以上に、気を付けて過ごしたいと思います。

さて、誕生日プレゼントとして長女と三女からエクラフチュール dをもらって
さらにエクサージュシリーズに戻してから、お肌の調子がいいです😌
やはり肌に合った気に入ったものが良いのですね。
今日はカウンターでBAさんに、肌の水分油分量を測定してもらいましたが、
ベストバランスにいました!やったー✌

ということで、エクラフチュールを再度購入。
ちょうどキャンペーンということらしく、スキコンのミニサイズとコットン、ビニールバッグ小をもらいました😄

お財布と相談しながら、続けていきたいな~
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家族のおでかけ

2019年07月20日 | 結婚生活

夫は、子供が幼かろうが、出かけるのに準備で時間がかかることなどお構いなしで

自分の気持ちの赴くまま、提案する人だった。

もちろん、そういったことが煩わしくて一人で出かける、といったことも時にあったけれど

長時間家を空けることはなかったので、心配症のワタシにはまだ付き合える範囲だった。

 

ある日、その提案通りに出かけようとすると、祖母がやってきた。

 

「●●、植木を切って頂戴」

 

夫は「今から出かけるから、明日でいいかな」(明日は日曜)

 

そう言ったとたん、祖母の顔はみるみる曇った。

 

「は?あんたたち、私の言うことが聞けないって言うの?

 誰のおかげで、この家に住めてるの!」

 

そう云い放って、戻って行った。

 

次の日、夫は祖母の指示で植木を切っていた。

挨拶をしに行くと、まるで前日のお出かけはあんたが言い出したことだろうとばかりに

嫌味の応酬を受けた。

これに言い返そうものなら、この嫌味の続く日数が倍に増える。

それは今までの経験で心得ていた。

 

この後も、数日間、顔を合わせるたびに嫌味を言われた。

心の中に、ドス黒い思いがふつふつと沸いた。

でも、そういうとき、実家の父の言葉を思い出すようにしていた。

 

「婚家の言うことは聞きなさい。その家のルールなのだから」

 

朱に交われば赤くなる

長い物には巻かれろ

 

昔の人の言葉には、真実がある。

そんな風に自分を諫めながら生きていた。

これが自分というものを無くすことになろうとは、気付きもしなかった。

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お洒落さん。

2019年07月13日 | 結婚生活
長女が生まれて、ワタシの実祖母も大変喜んでくれた。
実祖母は、家業で忙しい両親に代わって、日々世話をしてくれた人だ。
人を悪く言うこともせず、ただただ穏やかに過ごす人だった。
謙虚で、賢く、人も自分も貶めることをしなかった。
ワタシが今までの人生の中で、最も尊敬する人だ。

実祖母は、何かにつけて長女に贈り物をしてくれた。
洗い替えが必要だろうと、下着や洋服を送ってくれた。

ワタシの育った地域は、片田舎で、今ほど情報がなかった時代だから
ワタシ以上に実祖母は、ブランドというものには疎く、
ただただ、ワタシが不便な思いをせずに済むように
長女が窮屈な思いをしないようにと、心配りをしてくれたのだった。

そんな荷物を見て、夫が言った。

「ねぇ、こんな服、うちの子に着せられないんだけど!
 おばあさんに、もう送ってくるなって言ってくれる?」


この言葉には、怒りを通り越して傷ついた。

『なぜ、そんなこと言うの?』
そういうのが精いっぱいのワタシに

「え?こんなどこのものかわからないような服。
 うちの子に着せる服はね、ファミリアとか百貨店ブランドとかだよ(苦笑)」


理解できなかった。
平気で、人の気持ちを踏みにじるのか。

正直、ワタシもずっと部活動だけをやってきて、都会に出てきた田舎者だ。
ブランドなどには疎く、知った場合であっても、買う資金すらなかったような人間だ。
だから、その頃はブランドがどんなものであるかすら、理解していなかった。

余計に、夫の言っていることが理解不能だった。

実祖母にどう伝えようかと、悩んだ。
でも、どういう言い方をしても、うまく伝わらない気がした。
だから、正直に言った。
「本当に、申し訳ない。気持ちは有難いから、ワタシは受け取りたい。
 でも、夫がもうしなくていいと言ってるから、もう送ってこなくていいよ」

案の定、実祖母は理由を聞きたがった。
「言いにくいんだけど、ワタシも理解に苦しむんだけど
 センスのいいブランドじゃないと着せられない、って言うの・・・」

今思えば、受け取って着せなければ、双方とも角が立たなかったかな、と思う。
でも、無駄なお金を遣わせるようで、ワタシは嫌だった。

電話の向こうで実祖母は
「そうか。Youにつらい思いをさせるね。わかったよ。でも、私もしてやりたいからさせてね」
涙声でそう言った。
それからは、「ブランド」と名の付く洋服を送ってきてくれた。

この時ほど、夫が非情な人間であると感じたことはなかった。
ひとつ、融けないしこりができた。


後に帰省した時、夫の好む服を着た長女を見て、実祖母が言った。

「やっぱり、●●(夫)さんやね。似合う服を着せてるわ。」
その言葉に、改めて実祖母の大きさを感じたのだった。
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大姑と姑との確執。

2019年07月06日 | 結婚生活
長女が生まれてしばらく経ったころ、姑が自宅にやってきた。
開口一番、
「ばあさんは、まだ生きてるの?(笑)」
この挨拶。
ワタシは、最初すごく驚いたものだ。
でも、こういう物言いは、姑にとっては当たり前で、一事が万事こんな感じだった。
これで、常識的な人間だったら、さらに耐えきれなかっただろう(苦笑)

姑はワタシに言った。

「こんな空間で生活するとは思ってなかったでしょう。
 かわいそうにね、若いのに。」

そう言って、姑は夫に提案を始めた。
「こんな家ではYouさんが可哀そうだわ。マンションでも買って住みなさいよ」

いきなり、マンションを買えだなんて、何を言い出すんだ。
夫の給料は、低い。
昇給しても、まだまだ同年代には追い付いていない。
そんな中、専業主婦と乳飲み子を抱えているのだ。
マンション購入なんて、出来るはずがない。

その場は、夫がなんとか諫めた。

しかし、数日後、驚いたことが起きていた。
大姑である夫の祖母が、血相を変えてやってきた。

「ちょっと、Youさん、どういうことかしら。
 あなたの実家から電話があって、マンションを折半で購入するなら
 代金を支払うと連絡があったんだけど?」

ワタシはチンプンカンプン。
「いえ、両親からそんな話は聞いていませんが。」
何が起こっているのかわからないまま、祖母の話を聞いていた。

「ふん。あんたもあんたの両親も、本当に馬鹿だね。
 あんなわけもわからん人(姑)の話を真に受けるなんて(苦笑)
 一体、この家で誰が一番偉いと思ってるのかしら?(笑)
 あんな人の味方に付くなら、どうなるのか思い知るがいいわ」

どうやら、姑が先の提案を、ワタシの両親に電話で告げたようだった。
その返事を、祖母にしてきたらしかった。

祖母は、人に恩を売り、それを振りかざしては自分を上に置こうとする人だった。

夫は、ただただ
「僕はここにいないといけないんだ。この先のためにも」
としか、言わなかった。

夫は、自分の立場を守るために、祖母の機嫌を取らねばならなかった。
そうしないと、自分は生きていけないと、幼い頃に自覚したと言っていた。

なんて、かなしい。
なんて、バカらしい。
そして、欲深い。

家族間の難しい関係。
実の親子の深い確執。

ワタシが夫に愛情を持っていなければ、この時点で婚姻を解消した方が良かったのかもしれない。
でも、ワタシはそんな夫を支えなければ、と思ってしまった。
この後、当の本人によって、否定され続けるなどど思いもよらずに。

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