「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

M-WORKビル @水戸市 南町1丁目2−32

2022年12月31日 15時38分36秒 | 水戸今と昔
M-WORKビル @水戸市 南町1丁目2−32





水戸中央郵便局の道路を挟んだ反対側(通称・銀杏坂)の共同ビルが4年前頃にリニュアールして「M-WORK」となり、1Fにバイロンベイコーヒー水戸店がオープンした。
購入した珈琲などは隣接のラウンジ・地下・屋上のテラスでも飲食が可能だ。
2階と3階はコワーキングスペースとシェアオフィスとなっている。



裏の通りは旧奈良屋町(現・宮町)に通じる坂道で崖際には飲食店などもあったが火災で消滅したが趣がある坂道だ。





「バイロンベイ」で珈琲を購入し、隣接のラウンジへ。
Wi-Fiが使えるし、室内のインテリアも居心地がいい。
居合わせた方々、中には知り合いの知り合いも等々…会話が弾んだ。
ネット社会でリアルな付き合いが少なくなったが、見知らぬ人たちと思わぬ話題が出来るのは楽しい。











地下1階と3階の2箇所で、磯崎寛也さんとQualiaさんの「SWEET GHOST MEMORIES」展(12月3日〜1月15日・9時〜20時)が開催されている。
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ブックカフェ「フルハウス」@福島県南相馬市小高区東町

2022年12月29日 23時39分18秒 | カフェ・喫茶
ブックカフェ「フルハウス」@福島県南相馬市小高区東町





福島県南相馬市小高区に在る「フルハウス」は作家・柳美里が執筆活動と並行して経営しているブックカフェ。





JR常磐線「小高駅」から徒歩5分、南相馬市小高区に在る。
「小高駅」は無人駅だが、ボランテアの「駅守」が居ることもあるらしい。Wi-Fiも備え、だれでも使える地区センターでもあるようだ。



東京電力福島第一原子力発電所の周辺地域は、原発事故による放射線の影響によって細かく線引きされている。
避難指示区域(帰還困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域)が設定されたが、その後の避難指示解除により、現在では帰還困難区域だけが残されている。

JR常磐線を乗っていても、区域がどのようなかは皆目分からない。

小高区は、原発から半径20キロ圏内にすっぽりと入っている。
敢えてそのような地域に移住しブックカフェを開業したのは相当の思いと覚悟があったに違いない。



作家・柳美里の名前は知っていたが作品を読んだことはなかった。
小説『JR上野駅公園口』が全米図書賞受賞したとの報道でテーマが上野駅のホームレスと知った。
上野駅は北海道や東北、茨城県民も含めた人々の玄関口で思い入れがある。
公園口や上野公園にホームレスいた。
ホームレスとは近頃の表現で、以前は「浮浪者」と呼んだ。
地下鉄「上野駅」から国鉄(現・JR)のコンコースに至る地下道に大人子供を含めた浮浪者が大勢いたことは心に強く残っている。
戦災孤児や戦争によって身寄りを失ってしまったしまった人たちが多かったように思う。
ブルーシートやダンボールを連想する「ホームレス」とは大いに異なっていた。
ともかく、それらの人々についての小説『JR上野駅公園口』の作者が運営している「フルハウス」を見てみたいと思い立った。

残念ながら年末年始の休業だったが、引き戸が開いたので入って「御免ください」と声をかけたが応答がなかった。







ほんの数分、店内を眺め無断で写真を撮らせていただいた。
かなりの本が並んだ明るい空間だった。



カフェ部門は軽食もあるようだ。
失礼を詫び、日を改めてお伺いしたいと思う。
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那須芦野宿 @栃木県那須郡那須町芦野

2022年12月27日 23時20分42秒 | 資料館
那須芦野宿 @栃木県那須郡那須町芦野



芦野宿は旧奥州街道(現在国道294号)の関東と奥州の境目の宿場として発展した。







那須歴史探訪館
那須町周辺の歴史をテーマにした資料館で2000年(平成12年)に完成。
設計は「馬頭広重美術館」と同じ隈研吾建築都市設計事務所。
周りの竹林、地場産品の八溝の木材、芦野石、藁左官、烏山和紙を使用するなど隈研吾の特徴が満載された歴史資料館。





石の美術館 STONE PLAZA
芦野石や白河石の原産地として知られる芦野の大正時代の石蔵をリニュアールして、ギャラリーなどを備えた石の美術館。
「馬頭広重美術館」「那須歴史探訪館」「石の美術館」は共に隈研吾建築都市設計事務所の設計監理で2000年に開館している。
このユニークな三館が注目を浴びて「隈研吾」の名前がが広く知れ渡るようになった。





丁子屋の鰻
旧奥州街道の芦野の旅籠として、江戸時代から300年もの歴史を持つうなぎ料理の老舗。
店舗内の通路の下に生け簀が在る。





遊行柳
歌枕の地として広く知られるようになった「遊行柳」。
藤沢にある遊行寺の歴代の住職が必ず参詣に訪れたことに由来する。
芦野石の玉垣をめぐらせた柳の傍らには、芭蕉、西行、蕪村の歌碑・句碑が建てられている。
(この写真では中央のやや真ん中の左側)
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馬頭広重美術館@栃木県那須郡那珂川町

2022年12月26日 17時13分38秒 | 美術館
馬頭広重美術館@栃木県那須郡那珂川町

栃木県塩谷郡熟田村狭間田(現さくら市)に生まれた青木藤作氏は実業家として成功する傍ら広重の肉筆画や版画などを収集した。没後に遺族が作品や関係資料など約4500点の寄贈を馬頭町(現那珂川町)に願い出た。町は作品の収蔵・展示の施設として地元産の八溝杉材をメインに、地元産の石材、地元の職人が漉いた和紙などを使用することで地域の再生を図ることにした。
構想の全てを隈研吾建築都市設計事務所に依頼し2000年(平成12年)に「馬頭広重美術館」が開館した。







隈研吾(1954~)は国立競技場の設計者として世界的にも著名だが、1990年代半ばから木材を使った和(日本)を感じさせる作品が特徴となっている。
「馬頭広重美術館」は水戸から那須・黒磯辺りに出かける際の中間点で、一休みするには絶好の場所だ。





「画鬼・河鍋暁斎」展(2022年4月1日〜5月8日)
河鍋 暁斎(かわなべ きょうさい、1831年・天保2 - 1889年・明治22)は下総国古河石町(現・茨城県古河市)に生まれ、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師、日本画家。
号は「ぎょうさい」とは読まず「きょうさい」と読む。
それ以前の「狂斎」の号の「狂」を「暁」に改めた。



「応需暁斎楽画 第九号 地獄太夫がいこつの遊戯をゆめに見る図」河鍋暁斎



葛飾北斎の『北斎漫画』に通じる『暁斎漫画』『暁斎鈍画』『暁斎酔画』『暁斎百鬼画談』なども数多く刊行されている。



ミュージアムショップに隈研吾の色紙や写真などが飾られてある。



本年(2022)10月古河市を訪れた際「河鍋 暁斎誕生の地」を確認できた。
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「小さな 風の 小さな ものたち」@稽古場・風

2022年12月25日 19時47分49秒 | 美術展
「小さな 風の 小さな ものたち」@稽古場・風
年末の展示即売会 12月25日~30日





水戸市新荘3-4-5の多目的ホール「稽古場・風」で毎月9日にイベントが開催される。
陶器・雑貨・手作りのクッキーやママレード・無農薬の野菜など、その時々で品物は変わるが、200円で提供される珈琲を飲みながら集った方々との懇談は楽しい。
歳末は通常の9日に加え12月25日~30日の6日間「小さな 風の 小さな ものたち」と題する展示販売会が開催されている。













サトウ ヤスマサ・nanam3naam・ローランド サクセ・サクセミナミ・ツツイオサム・カバキミコによる陶器や人形、アクセサリーなどが展示販売されている。加えて風オーナーの堀籠貴子さんが以前に蒐集した世界各地の民芸品の布地・小物もある。





何かとせわしなく落ち着かない時期だが、珈琲を飲みながら世間噺を語り合うのは優雅なひと時。
図書館で借りた本をめくりながら、日差しの届いた部屋でまどろんだ。
筒井修さん作のポットには温めたミルクが入っている。
ミルクたっぷりのコーヒーは格別の味わい。
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半蔵門ミュージアム @東京都千代田区一番町25

2022年12月22日 04時28分34秒 | 美術館
半蔵門ミュージアム @東京都千代田区一番町25





半蔵門ミュージアムは真如苑が所蔵する仏教美術品を一般に公開している美術館で東京メトロ半蔵門線『半蔵門駅』の4番出口の脇という好立地。



特集展示「仏教美術の精華 観音応現身像をまじえて」(2022年11月23日~2023年3月12日)が開催されている。



常設展示としてガンダーラの仏伝図浮彫り。
ガンダーラ(現在のパキスタン西北部にあるガンダーラ地方を中心に、紀元前後から5世紀頃まで栄えた)やハッダ (現在のアフガニスタン東部の古代ガンダーラ地域のギリシャ風仏教遺跡)はギリシアとオリエントが融合して誕生したヘレニズム文化は日本からみると異国的だが、そこに魅力がある。
釈迦の前世や誕生、出家、悟り、説法、入滅といった生涯をたどる仏教の説話が彫られている。それまで仏の姿は象徴的だったが、この時代から具体的に顕されるようになったから仏像の始まり。



運慶作と推定される《大日如来坐像》鎌倉時代・12世紀(重要文化財)。


特集展示は観音菩薩に関連した仏像や経巻など。



三十三応現身立像・梵王身 室町時代 明徳5(1394)年頃
悩み苦しむ人々を救うために観音菩薩が変化した応現身のひとつ。



紺紙金字一切経(神護寺経)のうち仏説意経 平安時代 12世紀 
紺紙に金字で経文が書かれ、金銀泥による見返絵も付された装飾経。



地下1階にある展示室は天井が高く、石を多用した明るく落ち着きのある会堂の様な空間で静かに仏像や仏画と向き合うことが出来る。
しかも、宗教法人の運営する施設なので入館は無料というのも魅力。





半蔵門周辺には行く機会が少ないが、桜の名所の千鳥が淵なども近い皇居の御濠沿いは絶好の散策路。
九段坂から神保町を抜けてJR神田駅まで歩いた。
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HIGH HARBOR(ハイ ハーバー)が開店6周年@水戸市千波町1477-9

2022年12月19日 23時18分29秒 | カフェ・喫茶
HIGH HARBOR(ハイ ハーバー)が開店6周年@水戸市千波町1477-9



水戸市千波町1477-9のカフェ「HIGH HARBOR」が12月8日で開店6周年を迎えた。
DIYで造った内外装とオーガニックや自然農法の食材を使ったメニューが噂を呼んで遠方からの来客もおおい。
道路に面しているが横から入るので、初めて訪れた時は通りすごしてしまった。



入ると直ぐにオープンガーデン。
季節の草花が美しいのだが、残念ながら花はない。



父親の経営していた設計事務所を自らの手でリメイクした。
天井は高くて開放的だ。
内装やテーブルなどもネットで購入した素材を手作り。



店主はブランド品のバイヤーで、ヨーロッパ各地を巡っていた経験を持つ。
従って、店内の全てに店主の細やかなセンスの良さが漂う。
喫茶と軽食のメニューも幅広く、オーガニックの素材を使用している。



書棚が有り、自由に読むこともできるブックカフェでもある。



お手洗いの蛇口や受け鉢もユニーク。



薪ストーブと銅製の薬缶。



無農薬の蜂蜜やハーブ類なども販売されている。
品物は時期によって異なる。





珈琲や紅茶を始めとした飲み物メニューも豊富だが、寒くなるこの時期は無農薬生姜を原料にした自家製のジンジャードリンクがお勧め。



駐車場は店舗の脇ではなく、少し離れたところに5~6台分が駐車可。

*火曜日・水曜日が定休日だが、時期により変更がある。
ネットで「営業カレンダー」を確認しから行くことをお勧め。
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「先春梅記」碑のこと@水戸市南町

2022年12月18日 23時45分02秒 | 水戸今と昔
「先春梅記」碑のこと@水戸市南町



烈公/撰文・書「先春梅記」拓本(弘道館蔵)

旧水戸藩時代、水戸市黒羽根町(現・水戸市南町)の岡崎朝堅の屋敷に佐竹時代からの巨大な梅の古木が在り「先春梅」と呼ばれていた。
その梅花を愛でに水戸藩六代藩主治保(1751-1805・文公・水戸藩中興の祖と言われる)が訪れ詩を賦した。その後、烈公はその出来事を記念し自ら撰文・書の碑を建立した。
明治になって富田誠三の所有となり、ここに中崎本介が料理屋「先春館」を開業したが1918(大正7)年の奈良屋町の大火で碑も梅も焼失した。



長山家が所持し弘道館に寄贈された拓本が唯一のもの。
弘道館作成のチラシを知人のIさんより頂いた。



水戸城下絵図・長久保赤水(長久保均氏寄贈)
享保元年(1716)~宝暦9年(1759)

中央の南丁(町)の「岡崎」







現在の南町スクランブル交差点に近い「伊勢歯科」のところになる。

*参考文献『明治大正の水戸を行く』(前田香徑・1959年・茨城新聞社)
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建窯「曜変天目( 稲葉天目)」静嘉堂文庫美術館@丸の内

2022年12月17日 09時56分15秒 | 美術館
建窯「曜変天目( 稲葉天目)」静嘉堂文庫美術館@丸の内

世田谷区岡本に在る「静嘉堂文庫」の美術展示部門が東京・丸の内の明治生命館に移転し「静嘉堂@丸の内」として新たなスタートを切った。
開館記念「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」展は2022/10/1(土)〜12/18(日)[前期]10/1~ 11/6[後期]11/10 ~ 12/1で展示替えあり。







「明治生命館」は1934年(昭和9)に竣工。
1997年(平成9)に昭和期の建造物としては初めて、国の重要文化財に指定された。



展示室はホワイエを囲むように4室が配置されている。



ホワイエにも「白玉双喜文水注」( 清時代 18~19世紀 一口 玉器)、「瑪瑙双耳瓶」(清時代 18~19世紀 一口 玉器)、「紫水晶木蓮式瓶」( 清時代 18~19世紀 一口 玉器)、有田窯 色絵花卉丸文菊形皿(古伊万里 金襴手様式・江戸時代 18世紀 二枚 磁器)が展示されてある。

本展は第1章~第4章の構成。
第1章 静嘉堂コレクションの嚆矢―岩﨑彌之助の名宝蒐集
第2章 中国文化の粋  第1部 宋~元時代 / 第2部 明~清時代
第3章 金銀かがやく琳派の美
第4章 国宝「曜変天目」を伝えゆく―岩﨑小彌太の審美眼

静嘉堂創設者の岩﨑彌之助が高輪邸の応接室に飾ったという菅原直之助の能刺繍《翁》(1907頃)のほか、茶道具で最初の蒐集品とされる《唐物茄子茶入 付藻茄子・松本茄子》(南宋〜元時代 13〜14世紀)、そして国宝《倭漢朗詠抄 太田切》(平安時代 11世紀)など、国宝7件を含んだ名宝が展示された。









好みは人それぞれだが4室の建窯「曜変天目( 稲葉天目)」茶碗が本展の白眉だ。
展示ケースに低反射ガラスを使用していることや、小さな照明器具を多方面から当てているので、深く多様な紺地をベースとした色と文様は今までの陶磁器で観たことがない。正に宇宙空間を眺めているように感じられた。
どのような写真でも再現は出来ないだろうが「ぶらぶら美術・博物館」( BS日テレ)の放映画面を写した写真を思い出の記憶に。

*静嘉堂文庫美術館の礎は、岩﨑彌之助(1851〜1908、岩崎彌太郎の弟で三菱第二代社長)とその息子・岩﨑小彌太(1879〜1945、三菱第四代社長)による父子二代のコレクション。
約20万冊におよぶ古典籍と6500件の東洋古美術品のなかには、国宝7件と重要文化財84件が含まれる。

*三菱の美術館・博物館は「東洋文庫」「三菱一号館美術館」「静嘉堂文庫美術館」の3館。

*今から20年前頃、世田谷岡本の「静嘉堂文庫美術館」を訪ねた。
二子玉川だったか、私鉄の駅から徒歩15分位で静嘉堂の門に至るが、そこから山道を登って建物まで10分くらいを歩く。岡2つはあろうと思える広大な敷地だった。昨年までは公開していたようなので、再度訪ねておけば良かったと、後悔している。

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稲里 の初搾り@磯蔵酒造(笠間市稲田)

2022年12月12日 21時09分45秒 | 食事
稲里 の初搾り@磯蔵酒造(笠間市稲田)



いくらか寒さを感じる頃になると新酒・初搾りが待たれると。
シュワシュワと泡立ち、新鮮で香り立つ味わいは言を俟たない。







出来立ての生を味わうに蔵元まで出向くのが一番。
笠間市稲田の磯蔵酒造で蔵主の磯貴太さんから酒造りについて説明を受けることが出来た。
笠間市稲田は花崗岩(石英・雲母・長石などから成る深成岩)の産地として知られる。その地層を通過し滲みた「石透水」で醸造するのが特徴。



この奥の仕込みした大きな樽の並んだ部屋も見せて頂いたが想像以上の大きさと数に圧倒された。



醸造に携わる人達は期間中住み込んで作業に当たる。
全てを「杜氏」というのかと思っていたが、責任を任された1人だけの呼び名で別格の存在で部屋も異なる。



磯蔵の敷地には昔からの庭や応接棟などが在る。



コロナの影響で2年ばかり開催されないがこの庭と建屋で「ちょっ蔵新酒を祝う会」の大イベントが行われる。
この日はJR稲田駅から磯酒造まで2000人以上が足を運ぶ。





2014年のアルバムから。





県道に面した敷地で大掛かりな新築・改築工事が進行中。
ギャラリー・喫茶・酒の試飲並びに販売も行う複合施設らしい。
茨城県笠間市から全国に、更には世界に向けて「日本酒と日本の文化」を紹介と体験ができる場になりそうだ。
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「cafe p.dog5とむら」@笠間市本戸4297-4

2022年12月11日 12時50分42秒 | カフェ・喫茶
「cafe p.dog5とむら」@笠間市本戸4297-4







生のケーキ類も在るが、各種の焼き菓子がメイン。



久しぶりに笠間市本戸4297-4の「cafe p.dog5とむら」に。
オーナーの戸村さんとは50年来の友人だ。
知り合って数年たった頃、常陽銀行本店の近くに「喫茶・とむら」を開店した。
南町のビジネス街に近いから繁盛したが、愛犬6頭と伴に暮らせる環境を求めて郊外に移住することに。
笠間は陶芸を始めとする工芸作家が県外から移住し、新たな文化圏を構成しつつあった。「笠間クラインガルテン」(2001年開設)に隣接した場所に、ほぼ同時期に「cafe p.dog5とむら」を開店した。



薪ストーブが備えられてある。
柔らかな温もりに加え、鉄瓶でお湯も沸かせる。
焼きたての焼き芋をごちそうになった。



知り合った頃に、お互い骨董の世界に魅せられていたのも話が合う点だった。
戸村さんは神戸に仲間がいたのか、三宮辺りの骨董屋に行った話など聞かされ、行ってみたいと思ったりした。
当時の収集品か、中国・宋代の黒釉の壺に白の侘助が生けられてあった。



焼き菓子を3個買って三等分してもらい、同行の3人でそれぞれを味わった。
写真は写さなかったが珈琲と一緒に。
南側にハーブなどを混ぜ植えした素敵な庭が在るが、残念ながら季節外れ。
春になったら再訪したい。
久しぶりの再会だが、お互い元気で何より。
「cafe p.dog5とむら」
笠間市本戸4297−4 TEL/0296−74−3988
営業時間/10:00〜18:00(冬季は夕暮れまで)
定休日/月曜日・火曜日

*クラインガルテンとは、ドイツ語で「小さな庭」。
ヨーロッパ諸国では、都市生活のために庭を持つことができない市民のために作られた農園。
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「石の百年館」@笠間市稲田2307

2022年12月10日 21時55分44秒 | 博物館
「石の百年館」@笠間市稲田2307





JR稲田駅の隣の「石の百年館」は御影石の産地として100年以上にわたって築き上げた採石の歴史を広く後世に伝え、未来に向けて100年先の発展につなげたい。という願いを込めて2014年に開設された。
印象的な外壁は、結城紬にも見られる日本伝統の「杉綾文様」でデザインされ、稲田石の加工技術の高さを物語っている。







貴重な鉱物標本展示し、稲田石の特徴や生成される過程を分かりやすく解説してある。











小さな施設だが「稲田花崗岩とともに生まれたいろいろな石」をテーマ石の岩盤の割れで結晶化した水晶など大型でユニークな標本や鉱物の美しさの多様さを知った。
水戸から30分足らずの笠間は多くの魅力を秘めている。
単独で時には仲間達と、度々訪れるが飽きることがない。
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常陸大宮市鷲子に在った「ル・トン」覚えていますか?

2022年12月08日 13時17分05秒 | カフェ・喫茶
常陸大宮市鷲子に在った「ル・トン」覚えていますか?





水戸市銀杏坂でレコード店「フジディスク」を経営していた木村さん。
ジャズを聴くのは趣味であり仕事でもあったが、時計・陶器・ランプ・ミニカーなど幅広いジャンルの収集家、車やバイクも大好きで、多趣味な方だった。
蒐集品を眺めながら、好きなレコードを聴いて一日を過ごしたい。
そんな贅沢な望みを叶えるため、商売をやめた。







それから数年、気に入った土地を探し、家を建てた。
茨城と栃木の県境の常陸大宮市鷲子830-1、県道から一段下がった眺めの良い場所にギャラリー兼リスニングルームが完成した。

同好の士と喜びを共有したい。
気楽に立ち寄ってもらえればと考えコーヒー店を営業することにした。
「こんな所まで来るもの好きの客は居ないだろう」と思った。
ところが、コレクター仲間が遠方から訪れる、ゴルフの帰りの人達も立ち寄る。
道の駅「北斗星」から車で5分足らずの洒落た店は噂を呼び、国道293号の隠れ家となった。





洗練された器で提供される飲み物とカレーライスも魅力があった。
カレーライスは八王子(と聞いたが)で営業されている息子さんのレシピとのことだった。







何年に開業し何年間に渡り営業したのか?
詳しくは覚えていないが、その後体調を崩され、療養の後に亡くなられた。
敷地は借地であったのでまもなく解体された。
今ではどこにあったのか定かでない程に時間が経過した。

年々、骨董の仲間が少なくなってくる。
気がつけば、ほとんどが鬼籍に入られた。
木村さんとは収集の範囲がまるで異なったが、優しい人柄と「ル・トン」の店の内外の様子は今も記憶に残る。
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「フラハラウピカケテルヌマホイケ2022」

2022年12月07日 12時13分24秒 | コンサート
「フラハラウピカケテルヌマホイケ2022」
@トヨペットスマイルホール大洗 
2022年11月20日(日)13:00~17:00












ひたちなか市の本部校スタジオを中心に茨城県内の公民館、コミュニティーセンター、フィットネスクラブ等で広くハワイアンフラの教室を開いている「フラハラウピカケテルヌマ」の合同発表会が11月20日(日)に大洗町の「トヨペットスマイルホール大洗」で開催された。



specialゲストはヴァイオリン奏者の竜馬、ピアノは真島聡史
国内はもとより海外でも活躍する“ヴァイオリン奏者の竜馬”のステージは圧巻だった。





沖縄・山陰の教室を含めた3時間に渡る長丁場、フィナーレは出演者全員が登場。客席の通路まで並んでの踊りは壮観でしかも楽しさに溢れていた。
フラダンスの発表会というと屋外が多い。
今回のようなステージのついたホールで、照明や音響に至るまで演出に力を注いだコンサートは稀だろう。





大洗町役場に隣接する「トヨペットスマイルホール大洗」の道路を挟んで「大洗港」となっている。小・中学校時代の夏の定番「磯濱海洲浴場」の跡地。
砂浜は埋め立てられ巨大な港に変貌、当時の姿を想像できない程に変化した。
「大洗~苫小牧」の定期航路のフェリーターミナルとなった。
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「元屋敷」の炉端でランチ @那珂市本米崎2014

2022年12月05日 20時36分26秒 | 食事
「元屋敷」の炉端でランチ @那珂市本米崎2014







那珂市本米崎2014の古民家レストラン「元屋敷」は四季折々の庭を眺めながら、家庭料理を味わえる店として変則的な営業日時にも拘わらず人気のお食事処。

毎月5日に駐車場の一画で生活骨董「藻苅(MOGARI)」の器・古布などの骨董市が開催され、この日に限り予約なしで500円の特別ランチが戴ける。
「おむすび」「カレー」「きのこごはん」の3種。で「きのこごはん」を選ぶ。





庭奥の離れの座敷で食事を頂くのが通常だが、特別に入り口の座敷をお願いしている。
三和土(タタキ)に薪ストーブ、座敷には囲炉裏が在る。
薪ストーブの燃料は、本業の造園業より出る木材を薪に使用。
燃えたオキリを炭代わりにとして囲炉裏で使う。
ストーブや囲炉裏は温かさが柔らかだし、炎や炭の色や匂いも良い。
誠に贅沢な空間で有難い。



「きのこごはん」は
キノコごはん、ポテトサラダ、漬物、白菜みそ汁、ユズ練など小鉢も多様。



ご主人の海老沢昌俊さんご夫婦、お嬢さん、長男さんのお嫁さん、奥様の妹さんなど家族そろってのおもてなしが魅力だ。
海老沢さんとのおしゃべりが、これまた楽しい。





この日は自家栽培の分厚いシイタケの炭火焼き、自作の里芋のゆずみそ、など番外のおもてなし、釣り釜で沸かしたお湯でのお茶も格別。
2008年にEさんと初訪問以来かれこれ15年のお付き合い。
家族同様のおもてなしに預かれるのは有難く、感謝申し上げます。



日常の暮らしで使える小皿や鉢など、生活骨董も販売されている。

*「元屋敷」那珂市本米崎2014 TEL:029-295-8718
営業時間:11:00-16:00
定休日:月曜日・火曜日・土曜日・日曜日・祝日

炉端哉カタル深夜のカップ戦 阿然

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