板谷波山展@茨城県陶芸美術館
笠間は「菊まつり」を開催中。
日本の近代陶芸の開拓者、板谷波山(1872-1963)は茨城県真壁郡下館町( 現・筑西市) に生まれ,陶芸家としては初の文化勲章受章者となった方だ。
理想の陶磁器づくりのためには一切の妥協を許さなかった波山の生涯は映画『HAZAN』(2004年公開)、『波山をたどる旅』(2013年公開)で紹介され知る機会が増えたが、全体像を知る機会はなかった。
今回の展覧会は近年の研究成果をふまえ、作品約160 点と資料約50 件を
第1 章修業期
第2 章高揚期
第3 章完成期
第4 章円熟期
に分けて紹介している。
開校まもない東京美術学校で木彫を学んだ彫刻作品。
教師として赴任した石川県工業学校で本格的に陶磁の研究を始め、最新の釉薬技術と西洋のアール・ヌーヴォー図案から多くを学んだデッサンやデザイン。
明治36 年, 陶芸家として独立することを決心して東京に戻り、田端に築窯し
郷里の筑波山に因んで「波山」と号した。
映画ロケの為に復元・制作された住居や窯場が、陶芸美術館の庭に移され公開されている。
代表作となる「葆光彩磁」の技法による作品。
晩円年かけて、中国古陶磁に発想の因を得た作品や茶道具の類。
作品に至る下図等、通常の展示では見られない資料等も興味深かった。
期間中に音楽会、ゆかりの地を巡るバスツアー、講演会、映画会等、多彩なプログラムも用意されている。
今年の紅葉は遅れているからこれからが見頃。
盆地の笠間は、周辺を山に囲まれ水戸とは一味違う。
会期中、何度か訪れたい。
笠間に行ったら「鳥文」の焼き鳥をお持ち帰り。
家に戻っての、”焼き鳥丼”も楽しみです。
笠間は「菊まつり」を開催中。
日本の近代陶芸の開拓者、板谷波山(1872-1963)は茨城県真壁郡下館町( 現・筑西市) に生まれ,陶芸家としては初の文化勲章受章者となった方だ。
理想の陶磁器づくりのためには一切の妥協を許さなかった波山の生涯は映画『HAZAN』(2004年公開)、『波山をたどる旅』(2013年公開)で紹介され知る機会が増えたが、全体像を知る機会はなかった。
今回の展覧会は近年の研究成果をふまえ、作品約160 点と資料約50 件を
第1 章修業期
第2 章高揚期
第3 章完成期
第4 章円熟期
に分けて紹介している。
開校まもない東京美術学校で木彫を学んだ彫刻作品。
教師として赴任した石川県工業学校で本格的に陶磁の研究を始め、最新の釉薬技術と西洋のアール・ヌーヴォー図案から多くを学んだデッサンやデザイン。
明治36 年, 陶芸家として独立することを決心して東京に戻り、田端に築窯し
郷里の筑波山に因んで「波山」と号した。
映画ロケの為に復元・制作された住居や窯場が、陶芸美術館の庭に移され公開されている。
代表作となる「葆光彩磁」の技法による作品。
晩円年かけて、中国古陶磁に発想の因を得た作品や茶道具の類。
作品に至る下図等、通常の展示では見られない資料等も興味深かった。
期間中に音楽会、ゆかりの地を巡るバスツアー、講演会、映画会等、多彩なプログラムも用意されている。
今年の紅葉は遅れているからこれからが見頃。
盆地の笠間は、周辺を山に囲まれ水戸とは一味違う。
会期中、何度か訪れたい。
笠間に行ったら「鳥文」の焼き鳥をお持ち帰り。
家に戻っての、”焼き鳥丼”も楽しみです。