「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

雲見温泉・民宿「さかんや」加茂郡松崎町雲見304 

2017年09月07日 17時52分12秒 | 銭湯・温泉
雲見温泉・民宿「さかんや」加茂郡松崎町雲見304 
熱海~伊豆半島~箱根の旅 其の9




伊豆半島の南西の海沿いを走る国道136号の景観は変化に富む。
山が海岸線に迫り、複雑な海岸線の内側に小さな漁港が在る。
松崎の「なまこ壁」の街並み等を見て、この日のお宿である雲見温泉・民宿「さかんや」へ向かい。夕方の5時頃に到着。

夕食の前に先ずは温泉に浸かる。
透明で無臭だが塩分が強く、なめると塩辛い。
民宿だから湯舟は小さいが。かけ流しだ。

新鮮な魚料理が自慢との民宿はFさんの奥様が手配してくれた。



イサキ・ウニ・イカ・サザエ・赤海老。などの刺身。



金目鯛の煮つけ。


茶わん蒸し・海草・茹でエビなど、十二分な料理。

ビールと酒を酌み交わしながら、今回の旅の思い出を語り合う。
中学・高校の頃の懐かしい話も。
お互い76歳を迎えた立派な老人で食も細くなった。
昨夜もそうだったが、10時頃には就寝。

僕は、何時ものことながら何度も目覚めるが、他の2人はぐっすりお休みだ。
自宅なら、そこで起きて小一時間も過ごしてまた寝るのだが、そうもいかずに、寝床でウトウト。


朝食は1階の広間で。



典型的な日本の朝食だが、鯵の干物など新鮮。
茶わん蒸しやシラス、納豆、焼き海苔など。


家族連れが多い。夏休みの最終の週と云うこともある。
庭にはウエットスーツや海用品などが干してある。



「鳥帽子山」と「千貫門」
港の脇に聳えるある三角の山は「鳥帽子山」と呼ばれ、裏手には「千貫門」という自然の洞門がある雲見の名所。

釣りやスキューバダ・イビング素潜りなどで楽しまれるらしい。
毎年訪れる常連さんも多い。



観光協会のサイトの写真だが、この場所には観光船で行くか、鳥帽子山の横にある遊歩道を通り山越えで行くのだとか。
吾々は時間がないので、ここまでは行けなかったが、雲見に来る方々はここが楽しみなのだとか。

海越しに見える富士山。



雲見の漁港・海水浴場からうっすらと富士山が見えた。
冬場なら完璧に見えるだろう。




西伊豆の半島の突端に位置するから、この様に美しい富士山が拝める訳だ。




●火山の地下には地下深くからマグマが通ってくるマグマの通り道がある。
このマグマの通り道が地殻変動などで隆起して地表に姿を現したものを「火山の根」と呼び、烏帽子山は、標高160メートルを越える火山の根なのだ。
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森の中のポツリと温泉施設 @「大江戸温泉物語 君津の森」

2015年04月29日 07時20分21秒 | 銭湯・温泉
森の中のポツリと温泉施設 @「大江戸温泉物語 君津の森」





金谷のフェリー港に着いて宿を目指した。「大江戸温泉物語 君津の森」は
《君津市法木384-119》と云う住所だが、だんだん人気のない山間部、着いて見れば、よくこんなところに造ったものだ、とあっけにとられた。

訊いてみれば厚生省関連団体が作った施設で、運営がうまくいかずに売却されたものの1つらしい。
「こんなところに、こんなものを作ったものだ!」素直な感想。

再生を引き受けたのが「大江戸温泉物語」のグループ。
日本初の温泉テーマパークとして、お台場に2003年3月1日開業して好評を博していると、聞いてはいたが、庵愛のパンフレットを見れば、今では国内各地に30ほどの温泉施設を運営しているようです。

茨城県内には無いが、栃木県なら那須・塩原・鬼怒川もある。
リゾート再生企業として著名な会社を聞いたことがあるが、この企業集団も温泉等の宿泊施設を運営し、急速に発展しているらしい。

駄目になるのはそれなりの理由(わけ)、再生するのも、それなりの理由(わけ)が在ると感じた。

人工温泉ではあるが、露天風呂などに浸かる。
風呂場などの洗い場も、若干手直ししたらしい。



骨格は設立当初のままだろうが、金を使って無駄の多い施設を作ったものだと、あきれた。

食事は、この様な施設の例でバイキングスタイル。
我々を含め、じいちゃん・ばあちゃん、が多い。
飲み、かつ食べながらの話をと思っていたが、そんな落ち着いた雰囲気ではなかった。

都市部のビジネスホテルグループもどんどん拡大し、安く便利になったのは有り難い。観光地においても同じ様な状況なのかを理解できたし、様々な業界で急速に変化が進行していることも実感する。
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別所温泉@上田市

2013年05月15日 13時55分20秒 | 銭湯・温泉
別所温泉@上田市

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5月10日から12日迄、2泊3日の信州の旅の続編を。

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上田駅から上田電鉄別所線に乗り、上田の南西方面に向かって30分足らず終点の「別所温泉駅」に到着した。

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駅から間もない所に温泉旅館やホテルが点在し、大きな庭園の中と言う感じで、
まさに上田の奥座敷と言う感じだ。

別所温泉には3つの外湯(共同浴場)もあり、200円を支払えばだれでも入浴出来る。

真田幸村隠しの湯「石湯」、慈覚大師ゆかりの湯「大師湯」、木曽義仲ゆかり葵の湯~北条氏ゆかりの湯「大湯」。

「大湯」に入ってみたが、銭湯程度の広さがあり露天風呂も在った。
肌がすべすべに成る弱アルカリ性で、しかも、源泉掛け流し。

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大湯の隣に龍の口から飲用出来る温泉が流れ出ている。
ペットボトルに詰めて、歩きながら飲んだが、茹で卵の匂いがした。

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oyu[1]

別所温泉の周辺には信州の鎌倉と呼ばれる塩田平があり。
谷合には国宝を含む神社仏閣が点在している。


さらには、「信濃デッサン館」や「無言館」も在る。
無言館と信濃デッサン館は、東御市に住んだ作家の故水上勉さんの息子である窪島誠一郎さんが運営されている美術館で、是非とも拝見したいと思っていたので、実現することになって幸運だった。

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ゆっくら健康館 @大洗町

2012年09月27日 22時14分03秒 | 銭湯・温泉
ゆっくら健康館 @大洗町

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ひと頃、県内各地に公営の温泉・健康施設が造られた。
掘削技術が進んで、かなりの確率で温泉を掘り当てられることによる。
町村民の憩いの場所として、普及した。
それぞれに特徴があり、各施設を訪ねるのに嵌った時期もあった。

あちこち巡っていると、泉質もさることながら、入場システムや脱衣所と浴槽の繋がり、露天風呂が有るか、ジムやプールが付属しているか、等々。
比較して『こうすればいいのに』など思うようになり、飽きてくる。
近頃は、遠出せず近場で楽しめる所に限定している。

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暫くぶりに大洗町の「ゆっくら健康館」に。
昨年の大震災、浜辺に立地していたから被害もあったろうが、一年以上を経過して、完全に復旧しその痕跡はなかった。 

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中央の線が昔の波打ち際の防波堤。

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入り口近くの駐車場に、昔の防波堤の名残を見た。
この辺りは旧大貫の海水浴場で「海水プール」も在った。
当時、水浜電車に乗っての浜遊びが夏休みの最大の楽しみだった。
今から60年以上前の懐かしい思い出。

海岸が埋め立てられ、道路やフェリーの岩壁に。
さらに、鹿島港、大洗港、ひたちなか港等の建設の影響で海岸線の砂浜は遥か沖合に移動してしまった。
逆に、阿字ヶ浦などは砂浜が大幅に後退し、危機的な状況に。
自然に手を加えれば、反作用も大きい。

話を戻して、大洗町健康福祉センター「ゆっくら健康館」はナトリウム塩化物泉の薬湯やジェット浴、気泡浴、サウナなど数多くのお風呂がある。
25mの温泉プール、トレーニングジムも完備している。 
レストランや大きな休憩室もあり、昔のヘルスセンターのようでもある。

僕はプールと温泉の利用で1時間位だが、一日中過ごすことも可能だ。
天然成分豊かな温泉と薬湯は身体の芯から温まる。
これからの季節に最高だ。

大洗と云えば漁業の町、魚屋や料理屋さんも多い。
今日は役場の裏の「坂本水産直売店」に立ち寄る。
最近、生シラスが流行だが良い塩で茹で上げた「しらす干し」が好みだ。
大洗沖の「しらす干し」茹でた「生ひじき」「アミの佃煮」何れもこの店の自家製品を買い求める。

やはり、大洗は好いな。


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スーパー銭湯 やまの湯 @水戸市笠原町144-1

2011年11月05日 15時55分13秒 | 銭湯・温泉
スーパー銭湯 やまの湯 @水戸市笠原町144-1



明日(6日)は水戸ホーリーホックのホームゲーム。
ギラヴァンツ北九州を迎えて13:00試合開始。

10月30日のザスパ草津戦、前半リードするも、後半は同点にされて引き分け。
吉原宏太選手のけがによる退場も影響した。
その後の発表で、右肋骨の骨折および肺挫傷と発表されたが、全治は不明で、
一日も早い回復と戦線復帰を願う。

この試合のハーフタイム抽選で「スーパー銭湯 やまの湯」の招待券が当たった。
今年は、何時だったか「野菜の詰め合わせ?」が当たったので2度目。

早速、3日の「文化の日」に行ってきた。
銭湯は、日本の文化。
面白かったのは、高濃度の炭酸ガスが溶け込んだ「炭酸ガス風呂」
入ると、肌の表面に細かい炭酸ガスの泡が付く。
ヌルヌルとして、肌が甦る感じだ。
もう一つは「電気風呂」
これは、ピリピリとしびれるうえに、低周波の電気でマッサージされる他感じで、コリや疲れがとれそうだ。

入場料は平日490円で、日曜祭日が590円だ。
休憩所や食堂も在り、半日くらいは過ごせそう。
市町村運営の温泉施設は1000円位が多いから、割安かもしれない。
招待券は1枚だったが、2枚にしてくれれば嬉しい。

「スーパー銭湯 やまの湯」の隣は水戸ホーリーホックの球団事務所でした。



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「日本秘湯を守る会」喜楽苑 @福島県いわき市 

2011年03月01日 15時16分04秒 | 銭湯・温泉
「日本秘湯を守る会」喜楽苑 @福島県いわき市 




「日本秘湯を守る会」という温泉宿の会がある。
昭和50年4月、㈱朝日旅行の前進である㈱朝日旅行会の創業者であった故岩木一二三氏の提唱により、バスも通わぬ交通の不便な小さな山の温泉宿33軒が集まり創立され、「秘湯」という造語を生み出した。
現在は、全国に200軒以上の温泉宿が加盟しているらしい。


先輩のお誘いで、福島県いわき市の湯本温泉郷・白鳥山温泉の「喜楽苑」を訪ねる機会を得た。
いわき湯本温泉郷の温泉神社は延長五年(917)に列せられた延喜式内の古社で長い歴史を誇る温泉だ。
常磐自動車道いわき湯本ICを下車して10分足らずで到着した。



すぐ隣に、日本中央競馬会が運営する馬のリハビリ・温泉施設があった。
競走馬の健康保持のための保養機関で、常時20頭くらいが療養しているとのことだ。申し込めば見学も可能であったが外から見ただけ。

高速道路を下り10分足らずで「ひなびた湯治場」であるはずがない。
隣(とはいっても少し離れてた所)に農家が1軒あり、道路沿いの畑の作物(白・レタス・ネギなど)を自分で刈り取りお金を箱に入れる直売所がある。




見晴らしの良い高台に在るが、以前はもっと下にあり増築を重ねながら現在地に移動したようで、昔の建屋が望める。
早春ゆえに、梅の花が咲いているくらいだが、新緑や紅葉の時期の眺めは素晴らしいことだろう。

館内には3つの泉質と5つの風呂があったが、全てを試した。

露店風呂が2か所、大浴場、鉱泉、そしてヒノキの内湯。
泉質は硫黄泉とのことだが、硫黄の匂いはさほどなく、透明でヌルッと肌にやさしい感じで湯温は41度くらいで長湯に向いている。

山間の宿だが、山海の味が卓上に並ぶ。
簡単な山菜料理程度でよいのでは。と思うが、そうもいかないのが、今の時代なのだろう。

食事が終わっても8時くらい。
食後の散歩、をするようなところでは無い。

ホーリーホックと柏レイソルの結果が気になり、エビネンコさんに電話する。
「1-0で勝ったようですよ」とのこと。3月5日京都との開幕戦に弾みがついた。今年の水戸のスローガンは「かけろ」。
本命対抗押しのけて駆けてもらいたい。

早めに寝たから、翌朝は早起きして洞窟露天風呂に。
小雨降る朝もやの中、温泉浸かるのは心地よい。

朝食を済ませるころに、小雨がみぞれに、そして雪になった。



車で20分位のところに『白水阿弥陀堂』がある。1160(永歴元)年建立の阿弥陀堂は国宝に指定されている。
しばらく前に参拝し、今回もと思ったが雪が激しくなってきた。
残念ながら、次回ということにした。



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水戸ラドン温泉 水戸市栗崎町1416 

2009年09月29日 20時10分50秒 | 銭湯・温泉
水戸ラドン温泉 水戸市栗崎町1416 

近場の公営温泉や健康施設を巡るのも楽しみの一つ。
お気に入りは、鉾田市の「ほっとパーク鉾田」と旧大洋村の「とっぷさんて大洋」.
どちらも温泉と25メートルの温水プールがある。
さらに、運動器具の設置されたジムももある。
残念な事に水戸市には無い。大洗や城里町の同様施設はどちらも、内容がイマイチだ。
このような施設の計画はについては、かなり研究するのだろうが、利用者の目線で考えられていない。

その点で鉾田市の二つの健康施設は合格点だ。
水戸市で同様施設を建設する際は充分に研究して欲しい。
いづれ、ごみ焼却場に付随したプールなどの改築も計画に入るだろうから。

民間の施設であるが、水戸市郊外栗崎町の「水戸ラドン温泉」に行った。
かねがね、Uさんからラドンなどの「放射線ホルミシス」効果の話を聞いていたので、試しに、と考えた。
この放射線ホルミシスという考えは1982年、アメリカのトーマス・D・ラッキー博士(ミズーリ大学名誉教授)が「多量だと生物に害を及ぼす放射線が、ごく微量なら逆に生物に有益性をもたらす」と研究成果を発表した。
既成の概念を覆す考え方だ。
放射線が身体を活性化する働きがある。というのである。

外観は、相当昔に出来たので、建物はかなり年季が入っているように見える。
内部の舞台付き大劇場では大衆演劇が毎日行なわれている。
レストランシアターに近い。

浴場は3ヶ所に分かれていて、それぞれ「ラドン浴場」、「サウナ」、そして「露天風呂」となっている。各浴場間の移動時はいちいち服を着なければならないので、それが煩わしい。しかし、1日滞在してもお一人様525円は安い。

地下2000メートルから汲み上げる50度の温泉は、肌がツルツル・スベスベになるのが実感できる。
さらに、身体が芯から温まる。
分析結果はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、の他いろいろ書いてあるが素人には分からないが、間違いなく温泉だ。



特に、最近出来たらしい露天風呂は広くてきれいだ。
これならば、時間をかけて温泉に行く必要がなくなる。

肝心のラドン温泉、放射線の量はどの程度なのか?量の表示はない。
しかし、浴室に5分もいると汗がふきだす。
身体が活性化した。と感じた。

昔の「ヘルスセンター」の感じがするを、嫌と思う人もいるかもしれない。
しかし、泉質のよさ・広々とした露天風呂・お値段の安さなど、日帰り温泉として充分だ。

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蛇骨湯(じゃこつゆ

2009年09月22日 19時56分47秒 | 銭湯・温泉
蛇骨湯(じゃこつゆ)
台東区浅草1-11-11 営業時間:午後1時から午前0時 定休日:毎週火曜日


銭湯にも名湯と呼ぶべきか、人気のお風呂がある。
浅草の蛇骨湯もそのうちの一つ。地下鉄・田原町駅の直ぐ近く。
交番があったので訊くと、「向いのビルの後ろ側です」とのこと。
その辺りを見回してもお店ばかりだ。銭湯らしき建物はない。
やっと、細い路地の奥に「蛇骨湯」の看板を見つけた。



下足箱はかなり塞がっており、空きを探すのに手こずるほど。
脱衣所に入れば、かなりの人だ。
銭湯でこれほど混み合っているというか、活気が在る店は少ない。
近所のお店の人達の利用が多いのだろう。

事前の情報によれば、江戸時代に蛇骨長屋と呼ばれていた場所に、大正時代に創業された。
地下100メートルから汲み上げた鉱泉で、黒湯と呼ぶ水は鉱物の色でなく古生代に埋もれた木の葉の成分が溶け込んでいる、とのこと。
身体の心まで温まる成分らしい。

正面には大きな富士山のタイル絵。銭湯の常道だが大きさと高さが別格だ。
湯船は茶褐色で、這いっると肌にスベスベの感じが伝わる。



二畳位の露天風呂があり、その先には小さな滝も在る。
サウナもあるが別料金。

とにかく、下町らしい活気のある銭湯だ。
散歩の上がりには最高だ。

番台の脇に張り紙が在った。『マンションの計画は中止になりました』
訊いてみたが、どの様な事情で中止になったか、明確ではなかった。
地価の高い繁華街の中、上部をマンションにして存続しようとした計画であったのか?
都心での、銭湯経営は厳しい状況なのだろう。
都会のオアシス、銭湯が存続してくれるのは嬉しい。

ウェブで検索したら、沢山の画像があった。
*動画で内容が良く分かります。御覧下さい。
http://www.jakotsuyu.co.jp/sub2.html
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六龍鉱泉。台東区池之端3-4-20

2009年04月27日 10時44分04秒 | 銭湯・温泉
谷中の銭湯で一緒になった方に『この辺のお薦めの銭湯は?』と訊くと『池之端の六龍鉱泉は身体が温まるよ』とのことだった。
川崎からの帰り道、立ち寄る事にした。
上野駅の不忍口を出て池沿いの道を進む。



遊歩道に何軒もの屋台のおでんやが営業しているのには驚いた。
以前から在ったのか、は分らないが、街の楽しさを演出するにはよい手だ。
水戸の千波湖畔に、この様な屋台が出現したら、どうなのだろう?
賛否両論かもしれないが、昼から酒が飲める屋台は反対が多いだろう。

酒を飲んだ人の自己管理は難しい。
”酒は、命を削る鉋“でもあり”酒は百薬の長”とも言う。

どちらにしても、水戸の市内に屋台の”おでんや”が1軒も無いのは寂しい。
昨年の秋に、水戸芸術館の関連催事で『妄想屋台村』という企画が有ったが楽しかった。
屋台の許可は、警察・保健所などの規制が厳しいらしい。


『精養軒』の下を進むと森鴎外の旧居で今は『水月ホテル 鴎外荘』が在る。
そこの細い路地を曲がると、『六龍鉱泉』だ。
何度か訊きながら探し当てたが、誠に分りづらい。


殆どの銭湯が入り口にコインランドリーを併設しているが、ここには無い。
ランドリー設置の敷地の余裕が無いのだろうが、この方が感じが良い。

脱衣所の脇には池がついた坪庭がある。庭のある銭湯は少ない。
洗い場の正面は、錦帯橋に桜が咲いているタイル絵。
鉱泉だから色は褐色、いくらか味もするのかも。

東京の銭湯は概して高温だ。
熱くて湯船に浸かれない事も多いが、ここもかなり熱い。
水をうめながら入った。それでも熱い。
確かに、身体は暖まりそうで、冬場は最高だろう。

脱衣所の壁面に東京市の泉質分析表が掲示されてあった。
昭和6年の日付だから、その頃創業したのだろう。75年以上前だ。
住所は下谷区花園町と在る、現在は台東区池之端3-4-20。
重炭酸ナトリュウム・重炭酸カリュウムが主成分。舐めてみれば塩っぱかったのかも。

出がけに番台の人に訊くと。
地下500メートルから汲み上げた鉱泉を湧かして使用している。
湯船の温度は45度~46度に保つようにしている。
創業は昭和6年だが、現在の建物は昭和40年。
という様な事であった。源泉の温度は訊き忘れた。

上野の鈴本亭や博物館の帰り道『六龍鉱泉』で一ツ風呂浴びて、も良いもんだ。
池之端、精養軒下の道は上野とは思えぬ程静か。




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銭湯は日本の文化。としま湯 北区豊川3-19

2009年04月23日 00時42分15秒 | 銭湯・温泉
としま湯

子供の頃は銭湯で育ったから、銭湯に入ると落ち着き気が安らぐ。
水戸市内には1軒も無くなってしまったの残念だ。
東京都内も廃業する所が増えているらしい。
銭湯は日本人の文化、存続して欲しい。
なるべく銭湯に通い、営業が継続する一助に成りたいと思っている。

あちこち行くが、行きつけも出来る。



豊川中央通の『としま湯』もその一つ。
創業は昭和32年との事。50年以上経過した建物だが傷みは感じない。
正面は唐風で銭湯建築としては一番多い。


中央に松と鶴の彫刻が彫られている。
脱衣所は格天井で2階分くらい迄の吹き抜け。
湯船の正面はタイルで描かれた滝の図。
売れっ子洋画家、千住博の描く滝を想像させる。とは,褒め過ぎか。
洗い場の壁面は白いタイルだが、所々ハイビスカスなど南国の花のタイルが貼られている。
見事なミスマッチとも言えるが、これも有りか。

さらに良いのが,サウナが有る事。
ミストサウナと称しているが、蒸気式という意味か。
確かに湿気が多い。
スポーツクラブに行かなくなってからサウナに入る機会が無い。
サウナの効能がどうなのかは知らぬが,身体が軽くなった様な気がする。





風呂屋の先には,焼き鳥やピーマンの肉詰め等が美味しい総菜屋がある。
安くて新鮮な八百屋も在る。
銭湯を中心として昔ながらの町並みがかろうじて存在するのは嬉しい。

脱俗の世界に憧れ、奈良か京都の山里に住む事を夢見たこともある。
願いは叶わず、東京の下町に棲んでいる。
これはこれで嬉しい、隠者の心を偲べば所は自由だ。
銭はなくとも銭の湯。優雅な毎日である。

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朝日湯 谷中2-18-7

2009年03月08日 22時37分34秒 | 銭湯・温泉
朝日湯 谷中2-18-7

散歩の途中、何時でも銭湯に入れる準備はしておく。
子供時代は銭湯で育った。
懐かしさも有るが、銭湯独特の雰囲気は心地よい。
銭湯は日本
残念ながら、東京でもだいぶ減少しているようだ。
水戸には銭湯が一軒も無くなってしまって、数十年は経つだろう。
スーパー銭湯と称するのが何軒か出来たようではあるが、行く気にはならない。

客と番台の人達の言葉のやりとりは”昔の人間関係が生きているな”と嬉しくなる。
隣近所の交流が少なくなった時代だからこそ、銭湯の必要性を感じる。
しかし、ほとんどが年寄りで子供を見かける事はがないのは残念だ。


谷中三崎坂の中程で『朝日湯』を見つけた。


道路の向かいには、あなご寿司で有名な『乃池』。
味わった事が無いが、何れの機会に実現したい

谷中は古い町、行き止まりや袋小路も多い。
そして、寺の町だ。
僕の尊敬する郷土の彫刻家・木内克さん、後藤清一さんも谷中に住んだ。
木内さんは朝倉文夫のアトリエに。後藤さんは常在寺に。

『朝日湯』は創業90年近く経つとの事だ。
若しかすれば、お二人とも、この銭湯に入ったかもしれない。
当時は、銭湯は当たり前。内風呂の家は珍しかった。


何れにしても、当時のお二人が三崎坂を上り下りした事は間違いない。
その辺りに自分が現在居る事に感慨深い気がした。

湯船の上の絵は10センチ角のタイルでヨーロッパの小さな城が描かれていた。
銭湯の絵としては誠に珍しいのではなかろうか?











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夢の湯

2009年02月04日 22時59分48秒 | 銭湯・温泉
夢の湯



東京の銭湯や県内の温泉を巡るのを楽しみとしている。
それを知っているNさんから「最近、水戸に温泉が出来たよ」との知らせを貰った。
場所を訊いてみると、水戸気象台の直ぐ下で、我が家から歩いても10分位。

早速行ってみると、道路沿いに看板が出ている。
木造で屋根はビニールシートで覆われた簡素なつくり。
入浴料500円を払って脱衣所に。
男湯の客は僕一人、隣の女湯には数名いるらしい声がする。
木の湯船はヒノキかどうかはともかく、木の肌触りは気持ち佳い。
源泉かけ流しのお湯の温度も丁度良い。
源泉の温度は17~18度の鉱泉の沸かし湯だが、泉質はナトユウム。
少し塩味がして、肌にすべすべとした感じがする。
この入浴感は正しく温泉。

壁面には椎茸の原木が二段に立ち並んでいる。
湿度と温度でシイタケ栽培をしようとしているらしい。
これで、椎茸が生えたら、山小屋の温泉的な雰囲気が出て楽しいかも知れない。

夕方に一風呂浴びて、帰り掛けに一杯なんて。
好いもんじゃござんせんか。

定休は月曜日。営業時間は午後1時から9時まで。



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とっぷ・さんて大洋 茨城県鉾田市

2008年09月19日 10時30分05秒 | 銭湯・温泉
とっぷ・さんて大洋
茨城県鉾田市


我が家のプール、サウナ、ジャグジーバスのつもりで利用していた「サンスポーツ21」が8月末に閉鎖して、行くところが無くなってしまった。2千名位いた会員の大半は、他所のクラブに入会し、スポーツを継続しているようだ。
僕は、残念ながら行きたいクラブが見当たらない無いので、何処のクラブにも入会していない。
水戸市民プールの開放日などを渡りあるっている。しかし、老朽化した市民プールの施設はサンスポーツの比ではない。天井等、これで事故は起きないのと思えるほどだ。市の財政が思うように行かない情況の下では、如何ともしがたいのだろうが。

“健康つくり”や"寝たきりにさせない“などユニークな方式を実践して全国的にも有名な、旧太洋村(現在は鉾田市)の『とっぷ・さんて大洋』に行った。
水戸から40㎞、時間にして1時間,海岸を見下ろす高台に作られている。
開業から10年以上は経過しているのだろうが、そこそこの状態を保っている。
プール・温泉・露天風呂・サウナ・トレーニングルーム・和室の休憩室・レストラン・貸し出し用のコテージが6棟。
資料に拠れば、温泉の泉質はナトリュウムで泉温は28.5度、湧出量は毎分67リットル。
見た感じはコーヒーのごとき茶褐色で、舐めてみればかなりの塩味。湯に入っている時は、昆布の湯に這いっているのでは?と勘違いするほどに、肌がぬるぬる・つるつるする。
昨日の事だが、今も腕の皮膚はつるつるして、肌への効果を実感する。能書きに拠れば神経痛、筋肉痛、うちみ、慢性消化器病など適応する分野は広い。温泉に入りながら月に一度は訪れたい。
プールは25メーターが4レーン。建物が半円形の変則だから少しばかり泳ぎ辛いが、幅も充分あるし明るい。
温泉は上記のごとくだが、屋外の露天風呂は太平洋を望め、気持ちが良い。湯船も4面あり、サウナも完備している。
レストランも手ごろな価格帯だ。隣には食事の後に寛げる畳の広間もある。
2階のトレーニングルームでの老人向けの講習が、健康つくりとして話題を呼んだ。時間帯によっては自由に使えるようだが、今回はシューズや運動着は持参しなかった。
トレーニングルーム以外は全て試したが大満足だった。
管理の仕方も一度入場すれば、全施設を何度でも利用できる。
宿泊用のコテージは利用しなかったので分からないが、県外からの観光客で夏場は賑わいそうだ。
老人健康福祉と観光を組み合わせたユニークな施設だ。
今後の宣伝や運営方法によっては更に発展する可能性を秘めていると感じた。

小さな市町村だからこのような立派な施設を運営できる。ともいえるが、水戸市でも運営の参考になると思う。例えば、小吹の施設を一本化して多様化する手もある。
旧常北町の「ホロルの湯」は風呂場とプールの行き来が不便だし、受付、監視など職員が多くなければ運営できない、構造・施設だ。
その点、「とっぷ・さんて大洋」はとてもよく出来ている。
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