「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

PLANETIST(プラネティスト)@あまや座(那珂市瓜連1243)

2020年08月25日 17時38分33秒 | 映画
PLANETIST(プラネティスト)@あまや座(那珂市瓜連1243)
8月15日(土)〜8月28日(金)






2014年、自然に囲まれた小笠原諸島を訪れた映画監督の豊田利晃は、父島で自然と共に歩み生きるレジェンドサーファー・宮川典継との出会いをきっかけに
住民票を島に移し(2014~2017 )宮川を中心としたドキュメンタリー映画「PLANETIST」( プラネティスト)の制作し小笠原返還50周年を迎える2018(平成30)年の公開を構想した。

小笠原の父島までは東京港の竹下桟橋から週1便の定期船「おがさわら丸」で1昼夜(約24時間)を要する時間と距離がある。



発端は『ドロップアウトのえらいひと~島に渡る~』森永博志著(2011年 SDP発行)にあった。





小笠原諸島・父島で自然と共に歩み生きるレジェンドサーファー・宮川典継。
野生イルカと泳ぐ世界初のドルフィンスイムでブームを巻き起こし、絶滅危惧種となっていたアカガシラカラスバトを保護し、世界遺産の登録に大きな貢献をした宮川は、島を訪れる旅人を受け入れる島文化のパイオニアだ。









豊田監督はディジュリドゥ奏者・画家のGOMA、俳優の窪塚洋介、渋川清彦、ドラマーの中村達也、ギタリストのヤマジカズヒデなど俳優やミュージシャンを島に呼び、自然界とセッションを自らのカメラで撮影した。

GOMAの奏でるディジュリドゥに合わせ鯨があたかも協奏しているように船の周り巡りながら歌う。
原初の地球の風景とも言える岩山や海辺や森などは、雄大で神秘的であるに違いない。



小笠原在住の水中カメラマンの手による、野生イルカと対話するように水の中で舞う宮川典継の映像は神秘的である。

多岐にわたる話とで多彩な映像と音楽を「あまや座」の心地よい空間で楽しむことが出来た。


森永さんの誕生パーティーで知り合った、父島在住の「ウクレレポストマン」ニシモトホマレさんはGOMAコンサートを仕切ったとのこと、エンドロールに名前をみつけた。
『プラネティスト』のタイトルは、森永さんの小説『プラネティストネバ―ダイ』に拠るようだ。

コロナ禍が収束し旅に出る時、一番の候補地は小笠原。
小笠原を知る大きな手掛かりになった。

(「PLANETIST」の予告編の映像を撮影)

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『若き詩人』@ VOICE・水戸市大工町

2016年09月23日 14時54分36秒 | 映画
『若き詩人』@ VOICE。水戸市大工町
9月21日(木)19:00~上映後、ダミアン・マニヴェル×鈴木洋平トーク




9月21日の昼下がり、南町を歩いていた。水戸在住の映画監督の鈴木洋平さんと出会った。
「今晩7時から、ヴォイスで映画会とトークショウがあるから来て下さい」と誘われた。

鈴木さんとは5月にCINEMA VOICEで開催された爆音上映『地獄の黙示録 劇場公開版』の上映後のトークショウ。
優しい人柄からは映画監督を感じさせないが、映画好きの好青年と、好感を持った。

9月26(月)~30日(金)の 17:00と19:00に上映されるフランス映画『若き詩人』の事前上映と監督ダミアン・マニヴェルのトークショウ。

≪予算もシナリオもなし、4人のスタッフと撮影期間10日間で製作し現代映画の可能性を示したフランス映画・ロカルノ国際映画祭特別大賞などを受賞。≫と言う話題作らしい。

戦後、娯楽のない時代。
映画だけが楽しみだったから映画館には良く行った。
主には仲町の「オデオン座」その後、焼けてしまって現在は常陽銀行本店の駐車場となっている。
その存在すら知らない人が大多数だろう。

西部劇・フランスを舞台の剣豪ダルタニアン・戦争映画、等が主。
小学生の頃は東映のチャンバラもの等、

高校を卒業し、上京してからはもっぱらジャズ喫茶通いで、映画は名画座。
そこで、フランス映画などを多く観るようになった。

娯楽としての映画で、そこから感じることはあっても、考えるということが無いから、『地獄の黙示録』上映後のトークショウは堅苦しくて、そのような見方もあるのだな、と思った、頭で考えながら観るのだろう。

後日、鈴木さんにお会いした際、舞台の2人が放しているだけでなく、観客の質問なども受けるなど、少し楽しくしたらいいのではと提言した。
そんな経緯もあり、上映後のトークショー、盛り上げようとして、場にそぐわない質問等、迷惑をかけたのは申し訳ない。

ともあれ、広いソファに座り酒を飲みながらの映画観賞は愉しい。
平日のみが「CINEMA VOICE」週末はクラブ営業だ。
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