10月4日(水)午後2時~4時 @水戸市民会館・中ホールで開催される「マイク真木 ファミリーヒストリー&コンサート」を企画し孤軍奮闘中のKさんをお誘いし根本町の「マイルストーン」で珈琲を飲みながら、内容やチケットの販売状況などをお聞きし,激励した。
歴史とコラボした盛りだくさんなコンサートが盛大に開かれるのを願っている


話が一段落して「蕎麦でも喰おう」となった。
蕎麦となれば、那珂市後台1229の「そば処・麦屋」だ。
長らくの友人・鈴木さんが打つ、そば粉十割の味もさることながら、2005年の開業前から古民家を移築し雑木を植えた庭が、時を経て素晴らしい空間となっている。
木立や草花を愛でるのも麦屋を訪れる楽しみだ。

12時を回ったので座敷は満席だ。
金・土・日の3日間、11時半からの営業だからいつも賑わっている。
庭をみながら、1時間くらい待つのは苦にならない。

一年中を通して、木立の中に置かれたテーブルで食事をすることにしている。
この時期、花のある草木はほとんどないが、庭の中心の置かれたテーブルでの食事は上から木漏れ日と吹き抜けるさわやかな風で暑さを忘れる。
偶々、この日はアゲハ蝶と黒のクロアゲハが舞っていた。
Kさんの団扇にクロアゲハが写っていた。

庭の中心に小さな池があって、店主が蛍を養殖している。
井戸水を流し餌となるカワニナを集めるなど、かなりの労力が必要だ。
幸運なことに、今年は見なかったが。何度か蛍を観ることが出来た。

以前に鈴木さんに差し上げたものだが、山上鎮夫さん手作りの信楽の壺が置いてあった。久しぶりに再会できた喜びと、庭に据えられ多くの人に見られる機会となっていることが嬉しかった。

天ざる。
隣接の畑ではキュウリやカボチャ、レタスなど各種の野菜を栽培している。
野菜類は自家栽培を提供することも。

畑に隣接してミツバチの養蜂箱。
ミツバチの飼育は難しいが鈴木さんの巣箱は年々増えている。
収穫した蜂蜜は入り口で販売されている。
加熱処理が施されないままの蜂蜜は絶品で,市販とは味も香りも異なる。
いつもでないのが残念だが高級品なので、偶に購入している。
ブドウ棚もあるが今年は高温と水不足で色が付いてなかった。
果たして収穫できるのか。

畑で収穫したスイカがデザートとして。
これまた美味しかった。

木漏れ日差し込む庭でしばしの巷話。
ここで月に1度、吉田光男さんご夫妻と蕎麦を食べ、近くの花木センターで草花を買うのが晩年の吉田さんとのお付き合いだったから、なくなられて半年以上が経つが、現実とは思えない。
昨年から今年の欠けて多くの先輩や友人が黄泉の国へと旅立った。
木漏れ日の間から空を眺めると多くの方々の顔が見える。