「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

ウワミズザクラの巨木が2本@那珂川河川敷

2023年04月13日 23時11分24秒 | 植物
ウワミズザクラの巨木が2本@那珂川河川敷







花だけ見ると、とてもサクラの仲間とは思えない。
青い蕾は葉と同じようだから分からないが、細長いブラシのような白花を咲かせるとよく分かる。
ソメイヨシノ・ヤマザクラなどが花を落とした頃に開花する異色のサクラだ。
山野の至る所に自生しているが花が小さいので咲いている時しか分からない。
派手な花でもないが、数年前に西の谷で見つけてから嵌ってしまった。





昨年、那珂川の河川敷で2本の大木を発見したので、今年も確認に。





水戸から常陸太田に向かう国道349号の万代橋(よろずよばし)を渡る手前の堤防を左折し、しばらく進むと大木が2本並んでいる。
花をつけていないと分からない。



花のツボミは食用になるという。
新潟ではこのツボミや未成熟果を塩漬けにしたものを、杏仁子(あんにんご)と呼び、食用にする。
アンニンゴとは、アンズの種子からつくる生薬のことで、香りが似ていることからアンニンゴと呼ばれるようになったという。

*果実は夏に赤くなった後、黒く熟すと食用になる。
長さは6~7mmで、結構美味しいらしい。
果実酒は、梅酒のように健康ドリンクとして昔から利用されているようなので試してみたい。

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水戸市国際交流センターのアメリカハナミズキ@水戸市備前町

2023年04月12日 23時49分42秒 | 水戸今と昔
水戸市国際交流センターのアメリカハナミズキ@水戸市備前町







水戸市国際交流センターは「水と緑の国際都市・水戸」の創造をめざし、市民の国際交流活動を推進する施設として、また水戸に住んでいる外国人の方を支援する施設として、平成10(1998)年4月に開館した。
門の付近に植えられた「アメリカハナミズキ」(正式和名は「アメリカヤマボウシ」)は大谷翔平選手が所属するエンゼルスの本拠地であるアナハイム市と水戸市が昭和51(1965)年に「国際親善姉妹都市」の盟約を締結した際のシンボルツリーということもあり、街路樹として多く植えられている。
「水戸市民球場」の近くには「アナハイム通り」の呼称もある。

*エンゼルスの大谷翔平は現地11日(日本時間12日)、本拠地でのナショナルズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。
7回1安打無失点6奪三振の好投を見せ、チームを2-0の勝利に導いた。
打者としても打率3割を記録する二刀流は、ワールド・ベースボール・クラシックの疲れを感じさせないパフォーマンスでファンを楽しませている。
*日本には大正4(1915)年に東京市がサクラを贈った返礼としてアメリカ政府から 30 本贈られたのが最初。
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ウワミズザクラ(上溝桜)@西の谷

2023年04月11日 20時31分03秒 | 西の谷緑地公園
ウワミズザクラ(上溝桜)@西の谷

千波公園西の谷緑地には2本のウワミズザクラ(上溝桜)が自生しているが、やっと花を咲かせた。







ウワミズザクラ(上溝桜)は、バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。
古代の亀卜(亀甲占い)で上面に溝u4を彫った板(波波迦)に使われた事に由来する。また、葉がサクラに似ていることから「上溝桜」となり転訛したとされる。というから桜ではないらしい。



直径・約7㎜位の白い小さな花が房状に連なるのだが、小さすぎて蕾の時は分からない。

水戸市周辺部の道路脇などにも自生しているので、花の時なら、ここにも・あそこにも、と発見できる。
昨年(2022)に那珂川の河川敷で巨木を発見したので本日(4月12日)足を伸ばしてみたが残念ながら発見できなかった。
数日で、あっという間に開花するから、観察を続けたい。

*「ウワミズザクラ」は、古代の亀卜(亀甲占い)で上面に溝を彫った板(波波迦)に使われた事に由来し、葉がサクラに似ていることから「上溝桜」となった。
材は軽くねばり強い事から建材のほか、彫刻細工、版木、道具の柄などに利用され、樹皮は桜皮細工に使う。
香りのよい、若い花穂と未熟の実を塩漬にしたものは杏仁子(あんにんご)といい、新潟県を中心に食用とされる。
また、黒く熟した実は果実酒に使われる。





木の階段脇の白の山桜(オオシマザクラ?)が今を盛りと咲いている。
かなりの高さに成長し殆どの花は見上げる高さだが、幾らかの花は目線と同じなので楽しめる。
「桜は白の山桜に限る」と思えるすばらしさ。
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自由主義@水戸市大工町3丁目12-12

2023年04月10日 23時25分21秒 | カフェ・喫茶
自由主義@水戸市大工町3丁目12-12





大工町3丁目の大通りからちょっと入った住宅地。
店の前には大きな甕や植木鉢が置かれ、チューリプなど草花が植えられてある。
窓枠やドアは白く塗られた喫茶「自由主義」。
日曜は休業だが、平日は朝の9時頃から夕方まで通しの営業で、お客さんが居れば夜まで開いている。





喫茶メニューが主だが軽食やアルコールまで幅広い。



調理パンやおにぎりや煮つけ、カレーなど日替わりの定食に至るまで、全てが手作りの家庭の味だ。







飾り棚には店主が収集した陶磁器や仏像などが飾られてある。



大工町の松の木通りのスナックを閉じて、自宅を改装オープンして喫茶店を始めてから42年、イスやテーブルの什器類やインテリアは創業時のままで「昭和」の雰囲気は居心地がいい。
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班目和彦 七宝展@常陽史料館・アートスポット

2023年04月09日 23時10分12秒 | 美術展
班目和彦 七宝展@常陽史料館・アートスポット
4月1日~5月21日








水戸在住の工芸作家・班目和彦さんの七宝作品の展覧会が水戸市備前町の常陽史料館・アートスポットで4月1日~5月21日まで開催されている。







七宝(しっぽう)は、主に金属の素地にガラス質の釉を焼きつけて装飾する技法で紀元前の古代エジプトが起源とされ、シルクロードを通って中国に伝わり日本にも伝わった長い歴史があるが一般的には馴染みが少ない。







茨城大学の教育学部美術科でグラフィックデザインを専攻した班目和彦さんはポスターなどの作品が多かったが、後に七宝に転向した。
何故、七宝に転じたか?何に魅力を感じたのかなどを知りたいところだ。
七宝の技法は独自で習得し、試行錯誤を重ねたらしい。

ともかく、班目さんの作品は絵画で工芸品とは思えない。
七宝の色と輝きを組み合わせる想像しないような画面が現れるのが楽しいのかもしれない。
釉薬同士が混じり合ってしまいがちな七宝作品だが、小さなパーツに丁寧な作業を施し、それらを組み合わせて構成した作品は明るく楽しい。



2015年3月に「ギャラリーしえる」で開催された「班目和彦展」で、作品の他に表紙絵やカットなどを含めた膨大なグラフィックのファイルも拝見し、真面目で几帳面な方と感じた。幾何学的構成は性格が為せるのかと理解した。
温和で楽しい方だ、会期中に再会できることを楽しみにしている。
余談であるが、トランペット奏者として活躍する班目加奈さんはお嬢さんである。
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碧き炎・井上英基展@藝文ギャラリー

2023年04月08日 11時55分01秒 | 美術展
碧き炎・井上英基展@藝文ギャラリー
前期 2023年4月1日(土)~4月30日(日)
後期 2023年5月3日(水)~5月28日(日)












2015年日本陶芸展で大賞・桂宮賜杯を受賞し注目されている陶芸家・井上英基さんの展覧会。
父・井上壽博さんと窯業指導所で基礎を学び、ドイツで国際陶芸アカデミー会員のベンドリン・シュタール氏に師事し研鑽を重ねた。
「碧き炎」のエメラルドグリーンの碧彩釉は、ドイツ留学中に開発した釉薬で、さらに釉薬を重ねてグラデーションを出す方法を研究した。





今回の出品作はいずれも大きいものばかり、40kgを超す作品を一気に轆轤成型する技術も飛びぬけている。
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柳橋純 油絵展@常陽藝文センター 藝文プラザ(1階)

2023年04月07日 23時36分19秒 | 美術展
柳橋純 油絵展@常陽藝文センター 藝文プラザ(1階)
4月5日(水)~4月20日(木)
10:00~17:45(最終日13:00)












水戸市南町在住の柳橋純さんの油絵展が常陽藝文センター・ 藝文プラザで4月20日まで開催されている。
生まれつき耳が聞こえなかった柳橋さんは父の仕事で移り住んだ佐渡島が浮かぶ海に沈む夕日を眺めるが好きだったという。
イセエビやカニ、オコゼなど特徴的な形の生き物を大きく強い線で描いたシリーズの作品を何度か拝見した。

今回は今までのシリーズとはまるで異なり蒸気機関車が走る宮沢賢治の『銀河鉄道』を連想するような童話の世界が描かれている。
キャンバスだけでなくベニヤ板や木の板などにも自由自在に描かれてある。
かなり凝った作品なのだが、とても楽しい。











以前に訪れたという中国の「桂林」をテーマとした作品は水墨画と油絵で表現されている。
これらも水墨・油絵のそれぞれの技法を生かした世界が描かれてある。
描くのを楽しまれている雰囲気が伝わる楽しい展覧会だ。
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報仏寺は花の寺@水戸市河和田町

2023年04月06日 20時15分00秒 | 神社仏閣
報仏寺は花の寺@水戸市河和田町



水戸市河和田町の報仏寺は仁治元(1240)年に浄土真宗の開祖親鸞の直弟子のひとり唯円(ゆいえん)によって開かれた念仏道場が始まりで、唯円は『歎異抄』の作者とも言われる。
現在地は河和田城跡で南北朝時代に大掾氏の家臣によって築かれた。



現在地より南西に約500Mの原野が道場の伝承地とされ、1911(明治44)年住人達の尽力で整備され、碑が建てられた。





24輩の寺として多くの参詣者が訪れるが、枝垂桜の名所としても知られる。
4月5日に訪ねたが、今年は開花が早く、ほゞ散ってしまった。
しかし、隣の山桜の大木は見頃を迎えていた。









山桜の他にシモクレン・ユキヤナギ・山椿・ダイコン花・菜の花など季節の花が咲き誇る。樟の大木もあり若葉が匂うように茂っている。
手入れの行き届いた境内は何時も季節の花が咲いており、水戸一番の「花の寺」だと思う。しだれ桜は見逃したが、報仏寺をもって今年の桜行脚は一段落だ。
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「元屋敷」で花見ランチ@那珂市本米崎2014

2023年04月06日 12時10分52秒 | レストラン
「元屋敷」で花見ランチ@那珂市本米崎2014









毎月5日の那珂市の古民家レストラン「元屋敷」では500円でランチが戴ける。駐車場の一画で、毎月5日に「生活骨董・藻苅(MOGARI)」の骨董市に合わせてのランチなのだが、お庭を見ながらのランチを目的としたお客様が多い。
例年なら4月5日は桜が満開の庭なのだが、今年は開花が早かったので既に散ってしまったかと心配したが、春爛漫という感じで愛でることが出来た。



門の脇の部屋には囲炉裏が在る。
茶釜が据えられ湯煙をあげているが、柄杓で汲んだお湯で飲むお茶の味は格別だ。



山菜おこわのセット。

コロナが一応の収束した感もあるからだろう、お客さんが続々と詰めかけた。
通常ならば2時くらいまでに来店すれば食事を楽しむことが出来るのだが、この日は12時過ぎにはデザートセットが売り切れ、ランチも1時前には完売で、それ以降のお客様は残念ながら食べられない状態であった。



欅の新芽も早く、若葉となっている。





桜の他にヤシオツツジなど多くの花が咲きそろった。



奥の離れは幕末に建てられた隠居所。
天狗党による刀傷なども有る由緒ある部屋。
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西の谷の「木の階段のライトアップ」

2023年04月04日 23時21分57秒 | 西の谷緑地公園
西の谷の「木の階段のライトアップ」

今年の桜は例年よりかなり早かった。
花の時期が異なり、定番の見所を行ったり来たりの約10日間。
それでも「河和田の報仏寺の枝垂桜」を見逃してしまった。



(四阿が南と北に二ヶ所、木製のテーブルと椅子があり花見に最適)

3月30日(木)に西の谷で《一人花見》をしようと思い立った。
飲み物・食べ物は各自が持参で出入り自由。
FBで声を掛けたら3人が参加することになり4人となった。
5時頃からと予定したが、顔が揃ったのは6時を過ぎてからだった。









この日の日没は6時、幾らか明るいが京成百貨店の駐車場に通じる木の階段の照明が自動的に点灯し、階段と斜面がライトアップされる。
歩行者用の照明設備だが、より美的にと「チームラボ」に設計を依頼したと聞いている。2019年の3月に工事が完了し、階段の一段ごとにLEDの照明がつくのだが、フトドキ物により何か所か器具が盗うまれ、不具合な場所もある。
常時(日没から夜明けまで)点灯しているのだが、暗くなってからの通行人は少ないので、知る人が少ない。
僕以外の参加者3人も初めての体験で「もっと多くの人に知らせるべきでしょう」との意見だった。
FBにアップしたが、FB友達にとっても未知の光景だったらしい。









工事が完了した際にブログにアップしたが、4年を経過しても知らない方が大勢のようなので、改めて投稿することにした。









日没と同時に点灯し、明け方には自動的に消灯となる。
明け方は日の出前どのくらいの時間か確認したことはない。
日没後30分位経つと照明効果が出るので、日没時刻を確かめることが肝心だ。
夜間は駐車場の利用者が通る程度で人通りは少ないので初めて行かれると不安に感じられるだろうが、基本的には安全な場所だ。
しかし、各自が懐中電灯のような照明器具を携帯することは必須である。
街路灯は有るが、階段や足元が良く見えるほどの照明ではない。
片側の通路は「蛍の養生の為」と称し、蛍が発生する頃まで街路灯を消灯している。どれくらい蛍が生育しているかは不明で、照明を消灯させる必要性には疑問を感じる。



2019年3月に樟の杜と綺麗なトイレが新設された。
階段のライトアップも同じ時だ。



清掃ボランティア16年の諸々の思いを込めた記念の自撮り。
*2016年から蛍の育成が始まり、養生の為として片側の通路の街路灯を消している。どの程度増えているかは疑問に思うのは餌のカワニナが無いことには生育しないのだから。

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宇佐美博司グループ・ジャズコンサート

2023年04月02日 12時39分58秒 | コンサート
宇佐美博司グループ・ジャズコンサート
4月1日(土)午後6時から
@「稽古場・風」(水戸市新荘3‐4‐5)








桜が10日近くも早く満開を迎えた4月1日(土)午後6時から、水戸市新荘の「稽古場・風」で宇佐美博司グループのジャズライブが開催された。
コロナも一応の収束を迎えたこともあり、大勢のお客様で賑わった。





1部と2部の間は恒例のもぐもぐタイム。
TSベーカリーの“三食パン”と“クリームパン”や飲み物が供された。
稽古場風の美味しい珈琲を頂きながら、しばらくぶりに出合った友との語らうこともできた。
イベントへの参加は、友と再会の楽しみがある。











ベース&ピアノ・秋山裕 ギター・飯村昭夫 テナーサックス・伊王野信行
ピアノ・宇佐美博司の各氏。

ソロ・デユオ、曲に応じた編成で幅広い演奏。
家族的なアットホームなコンサートの雰囲気は寛ぐ。
会場を提供してくれた「風」のご夫婦からの珈琲の提供など、全てに心温まる集いであった。

*4月9日(日)は稽古場・風の恒例「風の日」で、お昼前後に三々五々、人々が集いコーヒーを飲みながらのダベリング。
時には手作りの食品やアクアセサリーの販売なども。
何かあるかもしれない!を楽しみに出かけよう。

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