「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

「中﨑透 フィクション・トラベラー」展@水戸芸術館現代美術ギャラリー

2022年12月05日 10時26分57秒 | 水戸芸術館
「中﨑透 フィクション・トラベラー」展@水戸芸術館現代美術ギャラリー
11月5日(土)~2023年1月29日(日)






水戸芸術館は1990年に水戸市制100周年を記念して開館した。
音楽、演劇、美術の各分野において多彩で魅力あふれる事業を開催している。
生まれた時から「水戸藝」が存在した人たちの中にはプロのアーティストとなって活躍している人たちもたくさんいる。























1976年に生まれた中﨑透は高校時代に藝館の活動に出会った。
以来、鑑賞者として「水戸藝」の企画展に触れ、2007年に水戸に拠点を移してからは美術家としても「水戸藝」の活動に携わるようになった。

本展は、中﨑の出身地である「水戸」と最も身近な美術館である「水戸藝」をモチーフに「もうひとつの物語」を、インタビューとリサーチを通して独自の視点から浮かび上がらせた。





*関連企画として12月4日(日)午後2時から5時まで「プロジェクトFUKUSHIMA!」の上映と、プロジェクト発起人のひとり大友良英(音楽家)と同ドキュメンタリー映画監督の藤井光(美術家)をゲストに、同プロジェクトにおける中﨑透の関わりや経緯などについてのトークショーが開催された。
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ラーメンと手作り野菜餃子「心華」@笠間市石井

2022年12月03日 09時30分35秒 | 食事
ラーメンと手作り野菜餃子「心華」@笠間市石井





笠間市総合運動公園の道路を挟んだ北側。
丘の上に白い建物は住居のようで、店の前と横に9台の駐車場がある。
月曜・火曜が定休日で、車が並んでなければ住宅と思って通り過ぎてしまう。
11:30〜14:30(ただし、餃子売り切れ次第閉店)ということなので、開店前に到着し1番乗りで入店。



ラーメンと手作り野菜餃子の専門店。
ラーメン 600円・チャーシューメン 850円
手作り野菜餃子600円





白い壁面に木の家具。
中華屋さんには思えない。



壁面の一角に、緑色の作家物の陶器が置かれている。





手作り野菜餃子600円
生地がもちもちでカラッと、焼いているのか揚げているのか。
皿が暑いですよと、運んでくれた時に声を添えられた。
野菜だけだが、ボリューム満点。



ラーメン 600円
煮干・日高昆布のスープは澄んであっさりしている。
チャーシューが大きく厚く食べ応えがある。
麺がちょっと独特の風合いだが、僕の好みではない。



運動公園を望む小高い丘の上。
味・価格、応対のお店の方、ロケーションも最高。

*「KasamaSounds 信空館」のオナー菅井信さんに「美味しいラーメン屋さん、どこ?」と訊くと「餃子とラーメンの店・心華」を教えてくれた。
開店と同時に満席になるほどの人気店らしい。
さっそく足を運んだが既に店の前には何台かの車が停まっていた。後日、2度ばかり店の前を通って様子を見たが、いつも満車。今回は開店前に並んで、一番乗りで入店した。
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陶芸家・羽石修二さん その2 @笠間市飯田1685-15

2022年12月02日 19時45分40秒 | 人と作品
陶芸家・羽石修二さん その2 @笠間市飯田1685-15





羽石さんは筑西市(旧下館市)に生まれた。
中学生の頃に陶芸に興味を持ち、京都の美術工芸高校には陶芸科があると知って、移り住んで学んだという。卒業後は京都の美術短大に進学し、卒業後は地元に戻り茨城県の窯業指導所で学んだのちに現在地に窯を築いた。
十代で進路を決め今年で還暦を迎えるまで、40年以上も一筋の道を歩み続けていることは素晴らしいことだ。

多くの作家がガス窯や電気窯で制作している現代の陶芸界。
羽石さんは電気窯も使うが、炎の力が大きく作用する昔からの「薪窯」にこだわる。
釉薬を使わない「焼き締め」の作品は人智を越えた美しさが生まれる。
とはいえ、時間や温度などを見極める経験が大きく作用する。
一窯を焼くのに4~5日は必要で大量の薪が必要になる。
木の種類によって焼成の味わいも異なるから、その見極めも大切だ。



工房・窯場に隣接する住居に案内頂いた。
住まいも、かなりの部分を手作りされたとのことだが素晴らしい。



一番奥の部屋には床の間がしつらえてあるが、これまた最高。
「楽」と書かれた暖簾の掛物は店舗などをプロデュースする作家の書。



「土蔵の木の扉」を置いてテーブルのように。







室内の棚やタンスの内外には古代から現代まで。
日本・チベット・中国・韓国など内外の食器、民具、民画など幅広い収集品が飾られ置かれてある。



酒の絞り袋の布に置かれた木製の狛犬と白磁の破片に盛り塩。
自由自在に愉しまれている。



収集品などについて語る笑顔に人柄の良さが滲み出ている。
大勢での酒盛りが大好きらしい、飲み会に参加できるのが楽しみだ。
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陶芸家・羽石修二さん その1@笠間市飯田1685-15

2022年12月01日 17時22分37秒 | 人と作品
陶芸家・羽石修二さん その1@笠間市飯田1685-15







10月20日~26日まで水戸京成百貨店の6階アートギャラリーで開催された「羽石修二作陶展」で久しぶりに羽石さんにお会いした。
二年前に同ギャラリーの個展を拝見した際、薪窯で焚き上げた自然釉がたっぷりと掛かった作品が“中世の古窯”の格調の高さを感じ共感を覚えた。
初めての出会いだったが、旧知の間のように話しが通じた。
2021年には「日本工芸会会長賞」を受賞するなど、めざましい活躍をされており嬉しく思っていた。
今回も素晴らしい作品がそろっており来訪者も多かったようだ。
ところどころに、ご自宅の庭から持参された山野草が生けられ、センスの良さをかんじた。







どのような環境から作品が生まれるかを知りたいと思っていたが、11月の小春日に訪問が叶った。
笠間市飯田の県道脇の台地の上に窯場や自宅ある。
窯を焚く薪を割っているところだった。
薪も自家製で、薪割り専門の道具までそろっている。





通路を挟み“囲炉裏のある展示場を兼ねた遊び場”のような建物。
敷地内の全ての建物は「難しい所は専門家にお願いしたが、半分以上は自分達で作った」という。
古民家の古材や建具を利用し、いわゆる民芸調にはならない程度にまとまっている。コロナ渦の現在なので暫くはやっていないそうだが、仲間内やお客さんとの飲み会にも使われるらしい。
陶芸家は器用な方が多く、家や窯を自作される方が大勢いる。



工房の轆轤場と作業室は広々として明るい。
轆轤で成形された端正な形のものもあれば、手捻りの自由な器形のものまで幅広い作品を生み出す。

略歴
1962 茨城県筑西市(旧下館市)に生まれる
1981 京都市立銅駝美術工芸高等学校陶芸科卒業
1984 京都嵯峨美術短期大学陶芸科卒業
1985 茨城県窯業指導所成型科修了
1988 独立築窯
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