東京五輪は返上しよう。
何も解決しないまま、年月は経ってしまったがあと何十年何百年かかるか分らない。
立ち止まり、振り返るためにしばし歩みを止めてみよう。
<span style="color:#ff0000">パイプオルガンと朗読発表@水戸芸術館エントランスホール</span>
水戸芸術館では多くの催事が開かれるが、中でも、土・日・祭日に開催される「パイプオルガン・プロムナードコンサート」はパイプオルガンの音色を聞くことが出来る。今日(8月16日)で1330回だというから、よく継続してきたものと改めて驚く。
今回は「終戦記念日」に因み「あなたに、わたしに、世界にPeace:平和作文朗読発表会とパイプオルガン・プロムナード・コンサート」のスペシャルプログラムが組まれた。
椎名雄一郎のオルガン演奏の間に、水戸市主催の「私たちの平和作文コンクール」で優秀な成績を収めた小・中学生2名が作文の朗読をした。
J.S.バッハ 前奏曲とフーガ ト長調 BWV541、メンデルスゾーン 6つのオルガン・ソナタ 作品65より 第6番 ニ短調 ほかが演奏された。
美術ギャラリーで開催されている、鈴木康広展「近所の地球」の為に制作された『大きな空気の人』がつるされたエントランスホールの天井に、パイプオルガンが響き、小中学生の、「大震災体験を含め、平和で無事な世界が、いかに大切かを感じる」との朗読。
通常のエントランスホールとは異なる空間だった。
水戸が燃えたあの日@クラブソニック水戸
明日は、昭和20年(1945)8月15日に第二次大戦が終結してから69年目を迎える。昭和57年(1982)に、この日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とすることが閣議決定された。
終戦に先立つ8月2日の未明、水戸はアメリカ空軍による無差別の爆撃を受け、市街のほぼ全域を焼失し、死者は300人を超えた。
我が家も被災し全焼したが、母と次姉と私は父の郷里に疎開し、残った父と長女が無事であったことは幸いだった。
爆撃後の水戸市内の写真及び投下された焼夷弾。
水戸市平和記念館@銀杏坂バス停前
平和の像「碧翔(へきしょう)」@駅南平和公園
平和を願う多くの市民と水戸市が共同し、戦争の悲惨さを語り継ぎ、再び戦禍のない世界を希求する水戸市民の平和の象徴として創設された。
彫刻家・一色 邦彦作
水戸市は昭和60年7月1日に「核兵器廃絶平和都市宣言」し平和への取り組みを継続している。
さらに、8月を「戦争と平和を考える月間」とし、 風化しつつある「戦争」や「水戸空襲」の記憶を若い世代に伝え、平和の大切さをみんなで考えるイベント「ぴ~すプロジェクト」を、水戸市平和記念館、水戸市立博物館、水戸芸術館の3館連携で実施している。
8月15日の15:30/16:00~「クラブソニック水戸」(南町3-3-43 小林ビル地下1F)を会場に語り部・滝田浩氏の話や芦田ちえみ、あすか、川嶋志乃舞、大丈夫、由圭などによるライブ演奏がある。
風化しつつある「戦争」や「水戸空襲」の記憶を若い世代に伝え、平和の大切さをみんなで考えるイベントで入場料:前売り券 1,000円(別途ドリンク代500円)当日券1,500円(別途ドリンク代500円)