半蔵門ミュージアム @東京都千代田区一番町25
半蔵門ミュージアムは真如苑が所蔵する仏教美術品を一般に公開している美術館で東京メトロ半蔵門線『半蔵門駅』の4番出口の脇という好立地。
特集展示「仏教美術の精華 観音応現身像をまじえて」(2022年11月23日~2023年3月12日)が開催されている。
常設展示としてガンダーラの仏伝図浮彫り。
ガンダーラ(現在のパキスタン西北部にあるガンダーラ地方を中心に、紀元前後から5世紀頃まで栄えた)やハッダ (現在のアフガニスタン東部の古代ガンダーラ地域のギリシャ風仏教遺跡)はギリシアとオリエントが融合して誕生したヘレニズム文化は日本からみると異国的だが、そこに魅力がある。
釈迦の前世や誕生、出家、悟り、説法、入滅といった生涯をたどる仏教の説話が彫られている。それまで仏の姿は象徴的だったが、この時代から具体的に顕されるようになったから仏像の始まり。
運慶作と推定される《大日如来坐像》鎌倉時代・12世紀(重要文化財)。
特集展示は観音菩薩に関連した仏像や経巻など。
三十三応現身立像・梵王身 室町時代 明徳5(1394)年頃
悩み苦しむ人々を救うために観音菩薩が変化した応現身のひとつ。
紺紙金字一切経(神護寺経)のうち仏説意経 平安時代 12世紀
紺紙に金字で経文が書かれ、金銀泥による見返絵も付された装飾経。
地下1階にある展示室は天井が高く、石を多用した明るく落ち着きのある会堂の様な空間で静かに仏像や仏画と向き合うことが出来る。
しかも、宗教法人の運営する施設なので入館は無料というのも魅力。
半蔵門周辺には行く機会が少ないが、桜の名所の千鳥が淵なども近い皇居の御濠沿いは絶好の散策路。
九段坂から神保町を抜けてJR神田駅まで歩いた。
半蔵門ミュージアムは真如苑が所蔵する仏教美術品を一般に公開している美術館で東京メトロ半蔵門線『半蔵門駅』の4番出口の脇という好立地。
特集展示「仏教美術の精華 観音応現身像をまじえて」(2022年11月23日~2023年3月12日)が開催されている。
常設展示としてガンダーラの仏伝図浮彫り。
ガンダーラ(現在のパキスタン西北部にあるガンダーラ地方を中心に、紀元前後から5世紀頃まで栄えた)やハッダ (現在のアフガニスタン東部の古代ガンダーラ地域のギリシャ風仏教遺跡)はギリシアとオリエントが融合して誕生したヘレニズム文化は日本からみると異国的だが、そこに魅力がある。
釈迦の前世や誕生、出家、悟り、説法、入滅といった生涯をたどる仏教の説話が彫られている。それまで仏の姿は象徴的だったが、この時代から具体的に顕されるようになったから仏像の始まり。
運慶作と推定される《大日如来坐像》鎌倉時代・12世紀(重要文化財)。
特集展示は観音菩薩に関連した仏像や経巻など。
三十三応現身立像・梵王身 室町時代 明徳5(1394)年頃
悩み苦しむ人々を救うために観音菩薩が変化した応現身のひとつ。
紺紙金字一切経(神護寺経)のうち仏説意経 平安時代 12世紀
紺紙に金字で経文が書かれ、金銀泥による見返絵も付された装飾経。
地下1階にある展示室は天井が高く、石を多用した明るく落ち着きのある会堂の様な空間で静かに仏像や仏画と向き合うことが出来る。
しかも、宗教法人の運営する施設なので入館は無料というのも魅力。
半蔵門周辺には行く機会が少ないが、桜の名所の千鳥が淵なども近い皇居の御濠沿いは絶好の散策路。
九段坂から神保町を抜けてJR神田駅まで歩いた。