手塚雪生オリジナルランプ展@京成百貨店6階アートギャラリー2
5月16日(木)~22日(水)
ステンドグラス作家歴39年の手塚雪生さんのが、京成百貨店での18回目の個展を開催している。
「祈りが響くとき」をテーマしたオリジナルのランプ作品80余点を展示された。
暗がりに照明が灯る会場は幻想的な世界だ。
通常のステンドグラスは薄い板状のガラスをカットして使うが、手塚さんはダルドヴェール技法のステンドグラスで、厚さが3㎝くらいのブロック状のガラスを打ち割って使用する。
それだけに重厚感があるが、ガラスを砕く技術が要求される。
更に、塊のようなガラスを繋ぐには鉛を使う通常の技法では難しいので樹脂などを使用することが多いが、手塚さんは基本に忠実な鉛を使用する。
形状も厚みも異なる素材同士を鉛で繋ぐ技術にたけた、手塚さんならではの作品群だ。
スタンドや灯具の吊具は真鍮を使用しているが、これまた手塚さんの自家製。
人形状の置物なども全て真鍮で出来ている。
真鍮は金色に仕上げるのが普通だが、艶消しは品が良い輝きだ。
手塚さんから素材や技法について説明を聞けたので、ステンドグラスの新たな世界を知ることが出来た。
照明や窓の装飾など住宅に関連する注文が多いらしい。
ステンドグラスを使用した建築空間は想像するだけでも素晴らしい。
今回の個展を通して、ステンドグラスに対する理解が大いに深まった。
5月16日(木)~22日(水)
ステンドグラス作家歴39年の手塚雪生さんのが、京成百貨店での18回目の個展を開催している。
「祈りが響くとき」をテーマしたオリジナルのランプ作品80余点を展示された。
暗がりに照明が灯る会場は幻想的な世界だ。
通常のステンドグラスは薄い板状のガラスをカットして使うが、手塚さんはダルドヴェール技法のステンドグラスで、厚さが3㎝くらいのブロック状のガラスを打ち割って使用する。
それだけに重厚感があるが、ガラスを砕く技術が要求される。
更に、塊のようなガラスを繋ぐには鉛を使う通常の技法では難しいので樹脂などを使用することが多いが、手塚さんは基本に忠実な鉛を使用する。
形状も厚みも異なる素材同士を鉛で繋ぐ技術にたけた、手塚さんならではの作品群だ。
スタンドや灯具の吊具は真鍮を使用しているが、これまた手塚さんの自家製。
人形状の置物なども全て真鍮で出来ている。
真鍮は金色に仕上げるのが普通だが、艶消しは品が良い輝きだ。
手塚さんから素材や技法について説明を聞けたので、ステンドグラスの新たな世界を知ることが出来た。
照明や窓の装飾など住宅に関連する注文が多いらしい。
ステンドグラスを使用した建築空間は想像するだけでも素晴らしい。
今回の個展を通して、ステンドグラスに対する理解が大いに深まった。