三菱東京UFJ銀行・水戸支店の辺り。
2月18日(月)から、三菱東京UFJ銀行水戸支店が道路の反対側のビルに移転する。現店舗での営業は今週限りとなった。
道路の反対側から望む。
西側に、創建当時のレンガ塀が少し残っている。
かなりの高さで重厚だ。
西側に隣接の「金刀比羅神社」
寛文年間(1661-1673)に個人の社として祀られたらしい。
ひと頃、荒れ果てたが地元の有志により整備され、元気を取り戻しつつある。
特に、若い女子に「御朱印」が人気とか。
駐車場の反対側に「株式会社アダストリア」の水戸本店ビルが建設中。
1953年福田屋洋服店が開店した創業の地。
株式会社ポイントを経て渋谷ヒカリエ 27Fに本社を有するカジュアル衣料品および雑貨を中心としたSPAブランドを展開する企業となった。
日本全国はもとより台湾・中国にも展開している。
戦後の水戸発祥の企業として「ケーズホールデングス」と双璧をなす。
創業記念の地に店舗なら街は活気づく!
と思ったが「あそこで、小売りの店舗はありえない」との意見もある。
東方面、水戸京成百貨店~南町~駅方面を望む。
東隣に「ローソン水戸泉町店」
残念ながら2月27日をもって、閉店となった。
これで、水戸駅から大工町の間の北側にはコンビニが1軒も無くなってしまう事態に。
水戸市泉町の「三菱東京UFJ銀行・水戸支店が移転」の記事をアップしたら、コメントを沢山戴いた。
内容や表現は異なるが、明治の末期の洋風建築を何とか残したいと愛する心は同じ。幾つかをご紹介する。
●川崎銀行の創始者八右衛門さんは日新塾の加倉井砂山の娘さんと結婚したので加倉井砂山のお墓(成沢町)は今でも川崎家で守っているようです。地元の偉人が関わる歴史的建造物、保存され後世に残したいものですね。(桜葉世知子さん)
●水戸藩発祥・川崎第百の支店なのですから建物を残すことは水戸の近代史そのものを残すことに他なりません。
水戸市立博物館近現代分館として残し川崎定徳社と連携し東京川崎財閥展示室も構えるといいですね。もう海老沢の本家も壊されたようですし。
これを壊したら歴史のまちの名を語る資格なしです.(稲葉 寿郎 さん)
●川崎八右衛門、弥生町に関わりがあるので写真撮影しておかないと。
残ってくれるのが1番ですが。佐原は建物を保存してます。(原 祐一さん)
●千葉にも川崎銀行がありました。今では区役所、美術館と一体で保存されております。(寺門 正倫さん)
●無くなるのは、悲しいです。子供の頃から、慣れ親しんだ建物!
叔母もこの銀行に勤ていました。(Kimiko Kanariさん)
●この対面の会社に勤務していたので思い入れが有ります。
当時もこの建物を使ってショップにしたいと上司ともよく話していました。
遺して貰いたい水戸の歴史のひとつですね。(杉浦 時彦さん)
●店舗などとして再利用するのは素敵ですね。
小樽や弘前では歴史的建造物な銀行が、記念館のようになっていて金庫の見学などもしました。
福島のいわきでは元常陽銀行の店舗が、「野口雨情記念湯本温泉童謡館」になっています。
弘前には歴史的建造物がスターバックスコーヒーになっているところが有りました。(齋藤 直哉さん)
●やはり銀行には銀行を、と思います。
非現実的ですが常陽銀行泉町支店復活ということで・・・ちなみに旧泉町支店には、足利銀行が移ってきます。(加藤 毅さん)
●中心市街地もこれで最終章。上市はただの街路となるのですね。
通過エリアとは、寂しいけど当事者が選んだミチですね。(西原 昇治さん)
●昔補修工事に行ったなあ……(遠藤 雅樹さん)