本日の映像は、二組の彫り駒。以前、仕上がり寸前の段階で、保留していた「淇洲」と「董仙」の駒。昨日から、仕上げに着手していて、今日、磨き終わって出来上がりました。その映像です。
淇洲の材は、御蔵島ツゲの柾目。董仙の材は、薩摩ツゲの柾目です。
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淇洲は、この駒を使った棋士が勝ち進むので、
向かうところ敵なしということで、錦旗と呼ばれるようになり、
13世名人の関根金次郎先生の出世駒と言われたそうですね。
董仙は、将棋と書に長けていて、董仙自ら駒を作って、董仙の駒銘を残したそうですね。
豊島龍山先生も董仙書の駒を残されていますね。
董仙書には、淇洲にはない柔らかな書のように見えますね。
特に、桂馬、香車には、独特の筆使いが見られ、全ての駒の書が柔らかく流れているように見えますね。