9月30日(月)、晴。
田中寅彦著「頭脳の鍛え替え方」を、今、読み始めています。
副題に「プロ棋士による右脳活性法」とあります。
たまたま棚に残っていた本を車に持ち込んで、ちょっとした空き時間に、ところどころ拾い読みしています。
何せ、30年くらい前の本で、当時の筆者は棋聖位を獲得したり、特異な物言いで売り出し中の棋士でもありました。
本の内容は、副題にもある右脳の働きを中心に、大山名人などトッププロの飛びぬけた優秀さを引き合いに出して、筆者の考えを縷々述べたものです。
ところで私自身、最近は「本」を買わなくなりました。
昔は面白そうだなと思った本を見付けたら、買うようにしていたのですが、買っても読まずに「積ん読」が多く、この本もそのうちの1冊でありました。
今は、終活の身ゆえ、本屋に立ち寄ることも無くなり、偉そうなことは言えませんが、最近のニュースによれば、ひと月の内で1冊の本も読まない人が60%を超えているとかで、街から本屋さんが次々と無くなっているのは、少々、寂しいことです。
ます。棋士個々の話だけで無く、この著者は日本将棋
のゲームとしての出来に、言及していると聞いていま
す。ので、私はその点に注目しています。
自分の思考を疑うのは読書が一番かなと思うのですが・・・。