熊澤良尊の将棋駒三昧

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豊島家の資料

2012-01-27 06:22:16 | 写真
1月27日(金)、曇り。

昨日「豊島龍山の水無瀬書」について、問い合わせがありました。
「知っていると言えるほどはありませんが・・」と答えると、「どんなことでもいいので」とのことでした。

頭にあること2~3答えましたが、かなり忘れていることも。
それで、薄らいだ記憶をよみがえらせようと、豊島家の古いファイルを開いてみました。
30年前に、熱海の豊島家を訪ね、未亡人から聴き書きしたメモや、入手した資料類です。
出来上がった半端の駒。
作りかけの駒。
20数種類の字母。
実際に使っていた道具や資材類。
字母の一部は「名駒大鑑」にも収録していますが、資料は段ボール箱で2杯半ほど。
それらは「字母帳」を除いて、全てを未亡人から分けていただいたものです。


先ずは、訪問時に撮影した写真とメモ。
左の写真は、下から、下谷の店での一家写真、お爺さんの太郎吉さん、上がご主人の数次郎さん。
部屋に掛かっていた肖像写真をこちらのカメラで額越しに複写したものです。
右は、その時のメモ。
キーワードしかメモっておりませんが、その時の話がよみがえります。

次の写真は、肉筆の字母紙。
これは、長禄2枚。
太郎吉、数次郎かは聞いておりませんが、初めの頃は、1枚1枚こうして書いていたのですね。
右下は、「豊島太郎吉商店」の封筒。
昭和初期の頃ものでしょう。

これには字母紙が3組分余りが入っていました。


ーーーー
本日は、島本町と京都へ。
この続きは、また。
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