いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

自然体験活動は、ほんのキッカケだな

2016-05-05 16:42:22 | うえだんな

ずっと前から思っていたことだし、それはずっと変わらないのですが、

今回のイエティくらぶで、改めて実感しました。

 

自然体験活動の提供は、関わる子どもや大人たちにとって

「出会いのキッカケ」である。

 

もちろん、良質な自然体験活動のフィールド、技術、マネジメントは必要です。

ですが、じゃあ一人で野山を駆け回って楽しいのか?意味があるのか?

というと・・・、まあ、確かにそういう人もいますが、

それはかなりの達人であって、一般人はそこまでじゃないよなあ。

 

それよりも、その自然景観の中で、

どんだけいろんな人と出会える場面を作れるか、とか

「これ、面白いよね」「うん、ぼくもそう思う」って共感してくれる人がどれだけ集められるか、

しかも、そういう「信じてもいい大人」を、どれだけ老若男女多種多様に集められるか、

ということの方が重要な気がしてる、というか

世の中の子育て世代は、実はそこを一番求めているんじゃないかな、

と思ったりしてます。

 

子どもたちは、イエティが終わって、うちに帰って、

お母さんたちに何を報告するのか、というと

「川がすげえ」ということよりも、意外と「スタッフの○○さんが面白かった」ということの方が多いんじゃないかな?

 

 

「自然と、子どもと、周りの大人」

 

といういぶり自然学校のコンセプト。

多分、この先もしばらくは変わらない、変えないと思います。