いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

泣いた!笑った!20&40kmウォーク!

2012-10-09 11:18:06 | うえちゃん
10月です。
のんびりとやってきた秋も本領発揮。気温がぐぐっと下がり、朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりましたが、みなさま体調など崩されてはいらっしゃいませんでしょうか?

さて、週末は体育の日を含む3連休でした。
マラソン大会やスポーツイベントにご参加された方も多かったのではないでしょうか。
そんな中、我われチーム・イエティくらぶ黒松内&いぶり校は、毎年恒例となっております20&40キロウォークを青空のもと開催。
子ども&大人総勢約60名が参加し、今年もたくさんのドラマが生まれました。

6日午後1時、いぶりチームは苫小牧・登別の子12名を連れていざ、出発!
「40キロ絶対歩く!」「前は20キロだったけど、今年は40キロ歩くんだ!」と気合も十分です。


黒松内ぶなの森自然学校に到着し、現地集合の参加者+札幌方面から参加者+スタッフと決起集会。
これが今回の戦いをともにする仲間たちです。
ぶなの森自然学校の校長先生・ジェットたかぎぃから激励の言葉をいただきます。


夜ごはんが終わったら荷物の準備。
防寒着やタオル、忘れず入れた?ゴールした後に待っている温泉道具と着替えも大丈夫?
準備がOKという人はゼッケンと行動食(おやつ)をもらいます。


前日は早目に就寝。
なんてったって当日は朝5時起床→朝食→6時には自然学校出発!という流れですから、朝が早いのです。

20&40キロウォーク決戦当日。
まだ暗い中、眠い目をこすって支度をすませ、長万部町静狩海岸へ車で移動します。
移動中、車の中から見た朝陽がまぶしいのなんのって。
これから歩き始めるみんなを応援しているようです。

さぁ、やってきたのはスタート地点の太平洋。
これからみんなは日本海・寿都町の海を目指して歩き始めます。
出発前、まだ余裕の表情。






太平洋の砂を入れ物に半分入れます。ゴールした暁にはここに日本海の砂がもう半分入る予定。
何か違いはあるのかな?今から想像を膨らませて。


おひさまパワーをもらって、パワーチャージ。


「この太陽はみんなが目指すゴールに沈むから、どっちが先にゴールできるか競争だぞ!」
ゴールを目指してひたすらに、ひたむきに歩き続ける戦いがスタートしました。


最初5キロをどれくらいの速さでいけるかが勝負。
おしゃべりも交えながら頑張って歩きます。


ふと頭上を見上げると山ブドウが。


ふと足元を見ると見覚えのありそうな青いネコ型ロボット似の誰かさんからのお言葉が。

そうです。この戦いに近道はないのです。

道中、熱郛高原の中を歩きました。
終わったあとどこが大変だったか聞いたら、多くの子に「熱郛高原が一番つらかった…」と言わしめたこの戦いの難所・熱郛高原。
熱郛高原突入前、この時点で20キロ以上歩いています。
元気そうに見えますが、みんなの足はすでに棒のようになっているのです。


途中、疲れて、足は痛くて、もうやめたくなって、でも、ゴールを目指したくて泣いた子もいました。
それでも残りの力を振り絞って一歩一歩前に歩いていく姿は、とっても格好良かったです。
誰かと競うではなく、自分と戦って歩き続け、たどり着いたゴール。


つらかったけど頑張った!という経験はきっと子どもたちにとって自信になったことと思います。
今回はこの40キロウォークを開催して初めて、ひとりもリタイアすることなく、参加者全員が自分の目標(20キロまたは40キロ)を歩ききりました!すごい!!
日本海の砂を太平洋の砂の上に入れます。


やったぜ、イェイ!


☆40キロウォークの詳細は黒松内ぶなの森自然学校のHPで→http://www.d2.dion.ne.jp/~buna_ns/

翌日は思い思い好きなことをして過ごしました。
体育館でバスケやバドミントンをするツワモノもいましたが、のんびりまったり休養日。

日向ぼっこしたり(足が痛くて…とおじいちゃんのように歩いている子、発見)


40キロウォークの看板の片付けの手伝いをしてくれたり、


ゼッケンの洗濯を手伝ったり、


将棋山崩しをしたり、


クマと戯れたり。


40キロウォークには毎年、いろんな人が挑戦しにやってきます。
小学生のときにイエティくらぶに参加していた子が今や中学生・高校生、はたまた大学生になってスタッフとして参加してくれています。
ちょっと大人になってて寂しいような、でもやっぱり嬉しいような。
こうして成長した子どもたちに再会できるってなんだかとてもステキです。


キッチン真理子の美味しいお昼ご飯をいただき、


終わりの会をして今回の40キロウォークが幕を閉じました。


帰りの道中、40キロウォークであまった行動食をみんなで山分け。
やっぱり美味しいものはあっという間になくなりますね。



天気にも恵まれ、大きなケガも事故もなく終えられた40キロウォーク。
頑張って歩いた子どもたち&スタッフ、巡回車でサポートしてくれたスタッフ、美味しいおにぎりや夜のカレーを作ってくれたスタッフ、それからおうちでみんなの完歩を応援してくれていた保護者の方。
みんなのおかげで今年も思い出たくさんの活動になりました。
また来年、今度は今年の記録更新を目指して黒松内に集まりましょう!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿