いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

草野球とか、ママさんバレーとか、アイスホッケーとか

2014-06-15 16:36:08 | うえだんな

この前、ひょんなことがきっかけとなって、

「いぶり自然学校」でなんとスケートリンクを貸し切り、アイスホッケーをやることになりました。

 

といっても、オリンピックのようなすごいのではなくて、

年少さんから60近くの方まで、初めてスケート履いた、という人から実業団レベルの人までが

20時過ぎに、みんなそれぞれスケートを持ち込んで、

におんなじ氷の上に乗って、ホッケーのようなゲームをしました。

 

基本、みんな防具をつけて、ホッケーのルールに基づいてやります。

でも、小さい子や初めての人にもちゃんと出番があったり、

小さい子がパックを持ったときは、大人たちはそれなりに加減をして

「手を抜く」ではなく、そこそこ楽しめる「配慮」をします。

(この配慮が出来る人こそ、ぼくは一流のホッケー選手だと思っている)

 

また、リンクの端っこではちびっこたちが氷遊びをしてます。

そこにパックが飛んでいかないように、大人が交代でちびっこと遊びながら見てます。

 

この時間、参加いただいたみなさんにとっては、思った以上にに好評だったようです。

2回目は、なんだか人がさらに増えて、すごいにぎわっていました。

 

ホッケーも面白かったけど、それ以上に、こんなに人が集まるという現象が

すごく面白かったです。

 

それにしてもこの雰囲気、どこかで体験したことあるなあ・・・う・・・ん・・、と、

そう、思い出しました。

 

そういえば小さい頃、うちの親が草野球やらママさんバレーやら、

ママさんソフトボールをやっているのについていって、

グランドの横とか体育館の横で遊んだり、

ボールがコートに入っちゃって「あぶないぞ~ 邪魔すんなよ~」と言われたり、

でもたまに試合に混ぜてくれて、

打席に立たせてくれたり

スパイクを打たせてくれて

「にいちゃん、なかなかやるね」と言われたりしたのが

ものすごーーーく楽しかった思い出があるのですが、

なんかあんな感じですね。

 

あれ、夕方から夜にやる、というのも

ものすごくコーフンする要因だったような気がするなあ。

 

あの雰囲気、地域によってスポーツ、コミュニティは違うかもしれないけど

あの時間、あの雰囲気には、とても濃厚で、大切な宝物のような時間が詰まっているような気がします。

 

そうか。

スポーツって、見方を変えれば

人が集うためのとってもいいきっかけなのかもしれないな。

 

コミもりっていって、ぼくたちは森でそんなコミュニティをつくろうとしているし、

それはそれでとても面白いのだけど、

やっぱり、森ってまだ非日常感がぬぐいきれないんだな。

 

でも、スポーツって、日常の中に存在するから、

そういう出会いや参加に対する緊張度合いは低いかもね。

そこで出会った人たちに、次のステージとして「コミもり」みたいなのを

提示してあげたらいいのかな。

 

あと、「飲み会こそ関係づくりの王道だ 飲み会をやった数でネットワークが決まる」

とか、なんか飲み会じゃないネットワーキングはだめだ、なんていう人がいるんだけど、

 

そんなこと言ったって、ねえ。

主婦は、飲み会なんか行けませんから。

飲み会なんて、お金もかかるし。

主婦にとっては、飲み会は、むしろない方がいいんです。

 

でも、子どもと一緒に氷の上で遊べて、自分も汗かいて、

お酒飲んでないから、車で帰れるし、

夜といっても、そんなに遅いわけじゃないから、明日に差し支えないし、

で、いろんな面白い人がいるし、

だからさあ、ウエダさん、また企画してよ・・・・ですって。

 

なるほど。大いに納得できます。

 

みんな、コミュニティを求めているんですね。

でも、そのきっかけを自分で作るのって、大変。

じゃあ、そのいろんなきっかけ作り、ぼくたちがやります。

 

これ、いいですね。

 

ホント、ひょんなことから始まったホッケーだったんだけど、

大きな学びと気づきをいただきました。

 

もう少し、丁寧にやってみようかな、と思ったりしています。