MONGOOSEをシングルロードに改造中！

＊改造中のMONGOOSEです。＊

　ピスト乗りのＭ氏、普段チタンフレームのピストに乗っているのですが、先日お宅にお邪魔した時に見せてもらった、もう1台の自転車がカッコ良く頭から離れません。

　その自転車とは、チタンフレームのマウンテンバイクをシングルギア・ロードタイヤ・ブルホーンにした物です。無塗装のチタンのフレームが何よりスゴミが有るのですが、全体の雰囲気が何ともマニア心をくすぐるのです。

　その、いかにも自転車好きが組み立てたと言う感じに憧れ、その事をＭ氏に言うと、「MONGOOSEのフレーム有るけど使います？」と嬉しい事を言ってくれます。

　仕事の合間を見つけて、ブレーキ・ホイール・タイヤ・チューブ・サドル・シートポスト・ステム他を集め、部品が集まるごとにフレームに組み付けて行く楽しみは何とも言えないものです。（今、うん！うん！と頷いたあなた、お好きですねぇー。）

　苦労したのがハンドルです。ブルホーンを買ってくれば早いのを、手持ちのドロップをカットして使おうとしたので、ブレーキ（これもＭ氏からの貰い物）がカットしたハンドルの穴に収まりません。

　ヤスリで削れる場所でもなく、リーマーも使えない場所なので、何か穴を広げる物は無いかと、工具箱をひっくり返し、小さなモンキーの柄がパイプの穴にピッタリなのに気づき、モンキーを万力に固定して、ハンドルのパイプに突っ込み、グリ・グリと半日掛かりで穴を広げました。

　バーテープ代わりに、チューブを巻きつけるのもＭ氏の真似をさせて貰いようやく此処まで仕上げました。後はシングルギアセットとテンショナーを手に入れれば終わりですが、あまり大きなテンショナーもかっこ悪いので、GRANGEの物を加工してシンプルな物にしようと思っています。

　店の引越し（5月中に今の場所から100m程東に移転します。）や家族の入院準備（それも二人も）やら忙しい中で、好きな事に費やす時間のいかに大切であるか、考えさせられたこの一週間でした。