*前回エンジンストップを修理して、ちょっと乗って見ようと思ったのですが、念の為ガソリンコックをRESにしてみるとガソリンが流れて来ません。*
*そこでコックを外して見ると写真の様な状態です。まずコックを綺麗に洗浄します。*
*刷毛を使って洗い流したのですが、ガソリンがこんなに汚れています、それではとガソリンタンクも洗ってしまおうとガソリンを抜いたのですが、今まで普通に走っていたのが不思議な位サビが溜まっていました。
ガソリンを抜いて水洗いを何度も繰り返しタンクの中のサビを出していきます。*
*タンクを洗っている間にバッテリーも充電して置きます。暑い中、汗をたくさん流しながらの作業だったので今日はここまでで終了。*
*翌日コックをもう一度分解して洗浄、その後タンクに取り付けて、ガソリンの出口からエアーを吹いたところGタンクの裏からエアーが漏れています。*
今までサビで穴がふさがっていた所に穴が開いたようです。写真の白い線で囲んだ処から漏れています。
最近溶接にハマっている友人がいるのですが、取り敢えずいつもお世話になる鉄工所で聞いて見ました。
職人さんに寄ると、タンクの素材が、とても薄い所に内側から錆びて余計に薄くなっているので、普通の溶接では穴が開いてしまうとの事でした。
そこで以前自転車のフレームの溶接でお世話になった、職人さんにお願いする事にしました。丁寧に水洗いして持って行ったのですが、「このまま溶接したら、爆発するんやで!」と教えてくれ、どうするのかと見ていると、タンクに水を満タンにして作業を始めました。
小さな火花を出しながら繊細な溶接作業が続きますが、中々綺麗に行かないようです、汗だくになりながら、途中で石鹸水で漏れを点検しながら小一時間、さすが名人の出来上がり最小限の溶接で穴が塞がっています。
作業が終了後、「いくらお支払いさせて頂いたら宜しいですか?」と聞くと「業者さん以外から沢山貰われへんから!」と少額の請求、あまりにも気の毒なので申し出の倍の金額をお渡しして帰って来ました。
帰宅後溶接の上から2液性の接着剤でコーティングしておきました。この際タンク内のサビ取りとコーティングをする事にします。次回のブログで作業が紹介できればと思っています。*