*いよいよ塗装ですが、メタリックにするのにベースのシルバーの塗料が有りません。そこでアルミの粉末が少量有るのを思い出し、クリアーにこの粉末を混ぜてシルバーの塗料を作る所から始めます。
出来上がったシルバーにブルーと薄いグリーンを混ぜて、クラッシックな感じの薄いブルーメタリックを作りました。
*さて下地塗装のサフェーサーの吹き付けです。天気が良かったので乾燥も早く、30分ほど乾燥させて中砥ぎをします。めんどくさいのですが中砥ぎを手抜きすると出来上がりが全然違ってきます。
中砥ぎの済んだフレームに本塗装です、垂れさせない様に慎重に塗り重ねて行きます。垂れるか垂れないかのギリギリのところが綺麗に仕上がります。
色付けの終わったフレームを少し時間を掛けて乾かします。1時間ほど乾燥させて、また中砥ぎをします。中研ぎには使い古しの耐水ペーパー(ほとんど削れない位の物)を使います。番手の大きな細かいペーパーも良いのですが、私は使い古しのペーパーの方が使いやすいです。
メタリックの中研ぎは研ぎ方で色が変わって来るので中々難しい物が有ります。そして優しく中研ぎしたフレームにアクリルの2液性のクリアーを仕上げに塗ります。
このアクリルの2液性のクリアーは専用の塗料・シンナー・硬化剤が要るのでめんどくさいのですが、仕上がりの美しさと強度がラッカークリアーに比べて格段に上がります。
写真のスプレーガンは0.5mm口径の塗料の出方が少ない物をネットで探し安くで手に入れました。自転車のフレームは塗装面が小さい(細い)ので車に使うような物では塗料が出過ぎて使いにくいのです。
*クリアーの塗装も終わり乾燥させます。今回はじっくりと乾燥させるために夕方から翌日まで置いておきます。
翌日クリアー塗装の乾燥・硬化を確認後また中研ぎします。その後目の細かいコンパウンド入りのワックスでツルツルになるまで磨き上げます。
塗装も終わり、ヘッドパーツを打ち込み、フォークを付け、BBを選んでクランクも付けシートポストを付けた所で、魚釣り用に電動アシスト自転車を頼んであった友人から「掃除しといたよ、いつ取りに来る?」と電話、今実家に自転車8台、フレームが4本、もう置く場所が有りません。
塗装の済んだフレームを組んでしまうと置き場所が有りません、仕方なく付けた部品を外しフレームだけにして一時保留です。残念!*