*お客様の注文で製作中のクラッシック風のパスハンターです。*
(エール流・パスハンター!)
先週のブログの記事を読んだお客様が、「26incのクラッシック風のパスハンターが欲しい。」と言う事で、2階の倉庫から520mmのランドナーフレームを探し出し、まず塗装をエールグリーンに再塗装、ヘッドパーツはTANGEのデッドストック・ブレーキはMTBの良く利くカンチを探し・注文はフェンダーレスだったのですが、ポイントにショートフェンダーを付けて見ました。
本当は、「フレームが見つかったら連絡下さい。」と言われていたのですが、フレームの磨きに掛かると、塗装・組み立てと一気にここまで組み上げてしまいました。クランクもMTBの物を綺麗に磨き、ShimanoのカートリッジのBBに組んでみたのですが、チェーンラインがちょっと気になります。
今日は昼から、BBをShimanoの物からTANGEのカートリッジの物に組み替えて見ようと思います。前後ディレーラーもMTBの物を在庫の中から探し出して、組んでみようと思います。
WレバーはDIA-COMPEの復刻版を使うつもりなのですが、問屋さんでは今在庫がない様なので、手持ちの物が有ればそれを使うかも知れません。Bレバーも手持ちの物で適当な物が無かったので、DIA-COMPEの204QCを使います。
まだまだ、製作途中ですが、なんとなく完成時の様子が想像出来る段階まで来ています。本当はここからが大変なんです、各部が思うように動いてくれるか、乗ってみて、力を掛けてみて問題は無いか、店の前の坂道を登って降りて変速してみて、やっと完成です。
でも、この形がちょっと見えてきた段階が一番楽しみです。「あの部品を使って、どうしようか、此処はこうしよう。」この試行錯誤が楽しいし苦しみなのです。自転車とは乗っても、組んでも、ちょっと「Mの世界」を味わうおかしな乗り物です。