A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

ここ一番のアプローチ

2006-05-20 | SHOT OF THE DAY
日頃の競技や仲間内のプレーと違って、家族とのプレーはのんびりとプレーできる。連休のある一日、信州の高原コースで久々に息子とツーサムのプレーをした。天気は快晴、風も無く最高のゴルフ日和であった。
息子は普段練習もしていないのに、まずまずいいショットをしている。この習得力は、若さなのか天性なのか感性なのか、自分の進歩の無さと比較して多少やっかみを感じる。

スタートのハーフは両側を林に挟まれ、アップダウンも比較的あり、ショットがぶれると難しくなるホールが続いた。1番のロングでいきなりバーディースタート、6番までパープレーと絶好調、ショットもフェアウェイキープ率100%と快調そのもの。7番の長いミドルの2打をバンカーに入れボギーにしたものの、30台を狙える絶好のチャンス。8番ショートをつまらないミスでダボとし、いよいよ最終ホール。

ティーグラウンドに立ち、改めてスコアを確認(スコアが良いと如何に計算が簡単かを実感)し、「このホールPARなら30台、狙うぞ」と息子に向かって宣言した。
367Yのミドルホール、距離もそれほど長くはなく、十分にパーは狙える。ティーショットは多少力んで左に引っ張ってしまい、距離もあまり出てはいなかった。フェアウェイ左で、残り160Y強。ピンが奥目なので、175Y、5番でのショットであった。
確実にツーオン狙いで、グリーンセンターを目標にスタンスをとる。しかし、多少力んでいたのか、第2打も打った感覚は良かったがティーショットと同様に左に引っ張ってしまい、グリーンを外してバンカーの更に左へ。距離はほぼ読みどおりであったが、ボールはピンに向かって完全にバンカー超えの位置、更に悪いことにピンがエッジから3Y位しか離れていないところだった。

万事休す。

バンカー超えなのでランニングは無理。ピッチショットもダイレクトにグリーンに落とすとかなりのオーバーは必至、最後の手はロブショットで高く上げて止めるしかない。
ライは悪くないので、ここは狙うしかない。
普段から比較的得意にはしているが、いざピンを狙いとなるといつもより慎重にならざるをえない。
素振りの回数も普段より多い。スタンスやフェースの向きの確認もいつもより多い。完全に普段のテンポとは異なっているプリセットの流れであった。

こんな時は、大体ミスショットが出るのが常であるが、この時ばかりはすべてがスムースに動いた。手が脱力し、体で打つことができ、腰の開きのタイミングもよし。
結果は、完璧であった。ピンそば1.5Y、十分にパーが狙える位置。
パターも普段ならば緊張するところであるが、不思議とすんなり構えに入り、タッチ、ラインとも完璧。真ん中からカップイン。
会心のパーであった。

普段であればプレッシャーで、どこかでミスが出たと思うが、家族との気楽なラウンドも幸いしていたのかもしれない。
今日のベストショットは、このロブショットである。

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