A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

女性のシングルプレーヤー

2006-05-24 | GOLF LIFE
最近はゴルフに「はまっている」女性が増えているように感じる(私の廻りだけかもしれませんが)。そのような女性は男性より向上心が強く、練習熱心、遊びというよりは趣味として取組むので上達が早い。ホームコースでも、Aクラス入りの女性ゴルフフリークが増えてきている。

しかし、シングルプレーヤーとなるとなかなかいないものだ。もちろん本格的なジュニアゴルファーが増えているのでこのようなプロ予備軍や、学生時代の体育会や研修生として鍛えたグループは別格である。

先日、知り合いのシニア(年齢は失礼ながらお聞きしたら72歳とのこと)のシングルプレーヤーと始めて一緒にラウンドする機会があった。以前は片手シングルだったことも聞いていたが、最近は「9」を維持するのがやっととのこと。
果たしてどのようなプレーをするのか、興味津々でスタートホールに向かった。

他の女性ゴルファーと3人でのラウンド。ティーグラウンドは同じレギュラーティーから。
「最近は飛ばなくなったのでティーショットは娘に負ける」と言いながらティークラウンドへ、「でも終わってみるとスコアはまだ娘には負けないけどね」と続けていよいよスタート。

スイングだけを遠目に見ている限りは年齢を全く感じさせない。1番は200yには届かないが、フェアウェイ真ん中にナイスショット。長めのミドル(自分もなかなか2オンしない)だったので、フェアウェイウッドで残り80y、アプローチをピン手前につけ、惜しいパットでボギー。自分はアプローチをミスってダボ。ちょっといやな感じのスタートだった。

その後、彼女は短いミドルはパーオンするが、後は判で押したように同じような攻め。結局パットの良し悪しがスコアにそのまま反映。ショットのミスと思われる(自分ならばもちろん許容範囲)のは2つか3つ。終わってみればスコアは42。
自分の方は、テーショットのナイスドライブもあれば2打のザックリチョロもあり、長いバーディパットも入れれば、短いパットを3パットもするという、ショット・パットともによい物から最悪までオンパレード。終わってみれば45。
スコアは3打差だったが、内容は雲泥の差。
さすがシングル、特にプレーのテンポに学ぶところは多かった。

彼女の仲間の女性シニアシングル3人組でよく一緒にラウンドするそうである。そこに男性が一人入れさせられて組み合わせでスタートすることが良くあるらしい。彼女たちの楽しみは、ラウンド中にその男性の態度やプレーがどのように変わっていくかを観察していくことだそうだ。

一人で黙々とプレーするか、自分のプレー自慢をしながら彼女たちの面倒を見なければならないかなという雰囲気を匂わせるどちらかのタイプが多いらしい。間違っても、「初心者ですのでご迷惑をお掛けします」と挨拶する男性はいないそうだ。男のプライドなのか・・

まずは、同じティーグラウンドから3人の女性と一緒にスタートするところで、様子が変だと感じる人はまだ少ないそうだ。しかし、1ホールが終わり、次のホールでまた同じような状況が再現され、3ホールが終わる辺りで事の異変に大体が気づくらしい。彼女たちがただ者ではなく、自分のペースがすっかり狂わされていることに。

自慢話が減って、一人語との言い訳が多くなり、一人でプレーするタイプの人もますます彼女達を避けて歩くようになってくると、大部分は自分のテンポを忘れて大崩のパターンになっていくそうだ。

やはり男性でもシングルプレーヤーになると、彼女達のテンポ(いじめ??)に耐えて、自分のプレーを続けられる人もいるようである。きっと、よほど精神力があるか、女性を扱いなれているかのどっちかだと思う。

恐るべき女性パワー・・・
まだまだ修行が足りない。


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