A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

プロのゴルフは異次元の戦い・・・・・何か同じ土俵で戦えれば

2011-06-22 | GOLF LIFE
 アメリカの男子ゴルフ全米オープンが終わった。若いマキロイのブッチ切りの優勝。16アンダーというスコアだけでなく、フェアウェイキープ率なども記録を塗り替えたそうだ。最近のコースは500ヤードを越えるPAR4などこれまでの常識を超えるセッティングにもかかわらず、それを乗り越えるスコアを出すとは恐れ入った。世代替わりと共にゴルフの常識が又変わってしまいそうだ。
 プロのゴルフは我々の素人ゴルフとは異次元の物。自分がいくらドライバーを飛ばしてもプロの打ったボールは100ヤード先。アイアンでは難しそうなのでウッドにしようかと思う距離を軽々とショートアイアンで乗せてくる。所詮、ショットの飛距離と正確性では絶対かなわない。時に大きく曲げたりするのを見ると「プロといえども人の子」と内心ほっとするが。
 では、飛距離に関係のないパットはどうかというと、我々が普段やっているグリーンとプロのトーナメントのグリーンではそもそもグリーンのセッティングが違う。先週ホームコースで普段ピンを切っていない難しい場所にピンが切ってあった。早さも「そこそこ」だといきなり3パット連発。仲間たちも悲鳴を上げていた。距離に関係の無いパットでも、プロのタッチと我々のパットのテクニックは所詮別物かもしれない。
 となると、唯一プロと張り合えるものは何かというと、それはアプローチかもしれない。プロは同じアプローチでも色々な技を駆使する。素人ではひとつの技をマスターするのに時間がかかる。なかなか体に覚えさせられないものだ。これはもちろん圧倒的な練習時間の違いではある。こんなアプローチだが、タイミングとタッチが合ってくると素人でもビシビシピンに絡むことがある。これが唯一プロと張り合える可能性のある場面だ。自分はグリーン周りの8番のランニング。

 先日、会社の仲間とのラウンド。すでに定年を迎え、あるいは近々定年を迎えようとしている同じ世代。話題は大体限られる。年金は幾らもらえるか。女房対策は。仕事は何をする。趣味は何をする・・・。もっとも今回はゴルフ仲間の間の会話、更に話はひとつに。結論として、週1回のゴルフ、月一回遠出、年金以外にそれをできる小遣い稼ぎができる仕事を週3、4日ということになる。さてさて誰が一番早く実現できるか。
 この日のラウンド、皆それぞれに腕達者。ハイレベルの戦いが予想されたが、ティーショットは3人がミスショット。自分はフェアウェイの真ん中にまずまず。ロングの第2打も完璧。ところが100ヤードを切った所からミスをしてグリーン手前に。寄せればパーというところで大トップ。グリーンを大オーバー。そこからトップ、ダブリ、ザックリを繰り返し7オン。何とか最後は1パットだったがいきなりのトリプルボギースタート。悪いミスは尾を引くので何となく前途多難のスタート。
 ところが、最後のパットをきちんと入れたせいか、2番からは無事に復活。ショットはほぼ完璧が続く。グリーン狙いが少し外れるがショットは悪くない。ラッキーもあるが残った寄せは比較的寄せやすいところ。2グリーンのコースだったこともありグリーンは小さめ。「8番のランニングのアプローチ」がぴったりカップに付く。前半終わってみればなんとワンパットが8個のパット数が10。これはもちろん自己新記録。スコアも最初のホールのトリプルがあっても40に収まる。上出来であった。
 こんなことがあると、大体後半は乱れるもの。ところが後半もこの流れが続くと集中力もさらに増す。フェアウェイキープ100%のおまけ付き。結果は13パットでスコアは41。81は今シーズンのベスト。パット数23はもちろん新記録。調子を落としていたゴルフであるが、震災でしばらく休んでいた後、最近数回調子は上向き。週末の月例に期待。

 これを機にプロに負けない「8番のランニング」に磨きをかけよう。素人シニアでも異次元のゴルフを目指して。

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