A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

今晩のクリスマスイブはやはり夫婦で水入らずで・・・

2011-12-24 | CHRISTMAS
Christmas Songs our Favorites / Ellen & Bernd Marqart JazzLife

クリスマスはキリストの誕生を祝うキリスト教の祝日。そしてサンタクロースはクリスマスの前夜子供達へプレゼントを運ぶ伝説の人。そもそもは恵まれない子供達への恵みや施しが起源とか。いまでは、欧米でもクリスマスが消費を煽るセールスプロモーションのメインに。時代とともにクリスマスの位置づけも変化している。

そして、このクリスマスの過ごし方は人によって千差万別。若い時であれば恋人と一緒のクリスマスに憧れたものだ。小さな子供がいれば、クリスマスツリーを飾ってサンタクロースの贈り物を一緒に待つことも。忘年会シーズン真只中の飲食店では、クリスマスのイベントで賑わう。そして、それぞれのシーンに合ったクリスマスソング&アルバムがある。海外のミュジシャンにとってはこのクリスマスアルバムは何故か規定課題のように、誰もが一度は作るようだ。毎年色々な新作が出るが、どのシーンに合うかをイメージするのもクリスマスアルバムを聴く楽しみの一つだ。

クリスマスシーズン、友達とのパーティーや、仕事仲間との忘年会を兼ねての宴会もいいが、たまには夫婦でシットリのクリスマスもいいものだ。2人でする食事のバックのクリスマスソングは賑やかなバージョンではなく、やはりシットリとした雰囲気に合うものでなくては。それには、この2人のDUOがピッタリだ。

男女のデュオといえばジャッキー&ロイが思い浮かぶが、この2人の演奏はクールで軽いのりで落ち着いた雰囲気を醸し出す。歌うのはエレンだけ、ベルントはもっぱらプレーだけ。ロイがピアノに対してベルントはトランペット。雰囲気が違うのは、一方がアメリカに対して、この2人はヨーロッパ、それもドイツというお国柄も影響しているかもしれない。トランペットと歌というとチェットベイカーを思い出すが、彼もヨーロッパで受け入れられていたので、このような雰囲気をヨーロッパの人々は好むのかもしれない。。

鐘の音とストリングスをバックに始まるエレンボーカルだが、途中でボサノバのリズムが加わり、2人の世界へと入っていく。この軽妙さが彼らの得意技だ。さて、これに合う2人の食事は何にしようか・・・?



1. Snowfall
2. A Cabin For Two
3. Bossa Nova Noel
4. Leise Rieselt Der Schnee
5. The First Noel
6. Have Youself A Merry Little Xtmas
7. A Christmas Waltz
8. Hark The Harold Angels Sing
9. Merry Christmas Dear
10. Winter Wonderland
11. White Christmas

Ellen Marquart (p, voc)
Bernd Marquart (tp, flg)
Joel Locher (b)
Marcel Gustke (dr)
Frank Kuruc (g)

Arranged by Kuno Schmid
Recorded By Franklin Parker

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